宿泊費や食事やサービスの違いは?タイの隔離ホテル、2つのグランデセンターポイントを徹底比較!
「赤ちゃん連れフォトグラファー」×「夢を諦めない!NLPマスターコーチ」Azusaです。ご覧いただきありがとうございます。投稿六百十一回目は「宿泊費や食事やサービスの違いは?タイの隔離ホテル、2つのグランデセンターポイントを徹底比較!」について書きたいと思います。(初めてお越しの方はこちらの自己紹介をご覧いただけたら嬉しいです!)↑ ↑ ↑※自己紹介、リニューアルしています!タイで送っている1週間ぶりの隔離生活も6日目を迎えています。今日は2回目のPCR検査が予定されておりそして明日にはこの隔離もいよいよ最終日となります!一昨日、昨日と日本からタイに入国した際の手続きや予想外だったことについて書いてきましたが今日はこの1週間のタイでの隔離生活の実際のところを半年前の経験と比較しながら書いていきたいと思います。今回隔離生活を送っているのはGrande Center Point RatchadamriというAQ指定ホテル。※以下「ラチャダムリ」と記載AQというのはAlternative Quarantineの略で「タイ政府代替検疫施設」と訳されているのですがつまりは隔離先として政府から認定を受けたホテルのことで日本では自主隔離先をどこでも選べるのと異なりタイに入国した際には指定された隔離期間をそうしたAQ指定ホテルで過ごす必要があります。その宿泊費は自己負担となるため部屋の広さやサービス差し入れが可能かといった条件を比較しながら予算に合ったホテルを選択することになります。半年前の夏休みに一時帰国しタイに戻って来た際にはホテルの選択を夫に丸投げした結果同じGrande Center PointのSukhumvit55という日本人も多く住むトンローにあるホテルに宿泊することとなったのですが※以下「トンロー」と記載実は今回は手配が遅過ぎたためにこちらに空きが無く同じ系列の別の場所にあるホテルを選択した訳なのですが今回のラチャダムリはトンローとは駅4つ分程度離れた立地となっています。ちなみに今回のラチャダムリの母子4人7泊8日の宿泊費はGrand Suite Roomという1ベッドルーム、約70㎡の広さの部屋で大人1人36,000バーツ子ども1人16,000バーツの合計52,000バーツ(約17万8千円)そして前回のトンローはというと14泊15日で148,000バーツだったため(約49万5千円)単純に半分と考えてもラチャダムリの方が割安のようです。では金額以外の違いはどうなのかというと両者は同じ系列ホテルだけあって建物の雰囲気は似ており食事の内容も全く同じなのですが意外な相違点もあったので今日はそちらについて書いていきたいと思います。半年前にGrand Center Point Sukhumvit55で隔離生活を送った際の記事は以下をどうぞ!「【タイASQ(隔離ホテル)レポート①】日本の強制隔離ホテルと全く違った、ASQホテル隔離の実態!」① 入口や受付が一般宿泊客と一緒だった!タイのスワンナプーム空港を出ると直ぐホテルのお迎えの方が待機しており専用のバンでホテルまで運ばれていくのは前回と同じだったのですが前回のように荷物にものすごい勢いで消毒のためのスプレーをされ複雑な気分に陥ることも無く空港から40分程でホテルに到着。そこで早くも驚かされたのが車が停まった場所がホテルのエントランスだったこと。それというのもトンローでは隔離者用に設置されたと思しき駐車場に仮設された受付にてチェックインを行っていたから。しかしこちらラチャダムリでは一般宿泊客と同じようにエントランスで降り荷物を下ろしロビー受付の列に並んでチェックインが行われたのでした。堂々と名前が間違っているところがタイらしいですチェックイン後はそのまま滞在中1回目のPCR検査の会場へ。トンローではもれなく口と鼻の両方に綿棒を突っ込まれたのですがラチャダムリでは基本的に鼻のみのようでした。但し三女のみですが鼻綿棒は免除され小さい子どもへの配慮が感じられました!こちらは鼻綿棒だった次女ですが入口付近をさらっと撫でるのみで非常に優しかったです※追記2回目のPCR検査では何と鼻綿棒は大人の私のみでした!その後靴に必要なのかいまいち不明なビニールカバーをかけられ部屋へと移動。ここまでで空港到着から約3時間でした。そして今回はカードキーが渡されることなくそのままドアはガチャンと閉められ1週間にわたる部屋から出られない生活がそこから始まったのでした。② 「リラックスエリア」には人がたくさん!こうしてPCR検査以外には部屋から一歩も出られない生活が始まったかのように思われたのですがふと受付で「リラックスエリア」なるスペースの説明を受けたことを思い出します。トンローのホテルではそのような場所は設けられていなかったのですが「ホテルによってはプールサイド等に出られるところもある」という噂は聞いていてどうやらラチャダムリにはそうした場所があるということのようです。そして隔離3日目子どもたちも私も隔離しながらオンライン授業を受ける生活に慣れてきたところでその「リラックスエリア」に行ってみることに。フロントに電話で予め希望時間を伝えて予約するとその時間にホテルスタッフが迎えに来てくれその場所へと連れて行ってくれるというしくみです。どんな場所なのか胸を高鳴らせながら向かいいざ着いてみて目にした光景に「人がいっぱいいる...!?」と思わず声を上げてしまったのですがてっきり時間制で他人との接触は出来ないと思い込んでいただけに私たち母子4人を含め10人以上もの人たちが同じスペースにいることに驚きを隠せませんでした。しかもそこには子ども用の遊具もあり子どもたちが遊んでいます。大人であればある程度の距離を保ちお互いが接触しないようにすることも可能ですが子どもたちにはそんなことはお構い無しなので同じ遊具を使ってなかなか近い距離で子ども同士遊んでいたりもしていたのもののスタッフがそれを咎めたり一回一回遊具を消毒する様子も無し。「これはもう隔離では無いのではないか...」という思いが頭を過ぎりながらもタイの寛容さに感謝しつつ感染防止対策に努めながら毎日1時間程度をそちらで過ごし軽く汗を流しています。※追記隔離6日目には場所がプールサイドに変わり利用者同士で会話している様子まで見られました外の空気を吸いながらベンチに寝そべっているとここが隔離ホテルだということを忘れてしまいそうになる程でした!③ 部屋の掃除までしてくれる!隔離生活も折り返しを迎えた4日目更に驚きの出来事が!何と部屋にクリーニングが入るというのです。トンローでは14泊15日一切人が部屋に入ることはなく子どもがガラスのコップを床に落として割ってしまった時も欠片を端に寄せそこをソファーでガードして誤って怪我をしないようにしていた程だったため1週間しか滞在しないにも関わらずわざわざ部屋を掃除してもらえるとは想像もしていませんでした。掃除中は件の「リラックスエリア」で待機。30分程でごみは捨てられタオルやシーツも全て新しくなりありがたい限りでした。ちなみに最終日の明日にもクリーニングが入るとのことだったのですがそちらは丁重に遠慮しました差し入れでいただいたブラウニー自由が利かない状況でいただく美味しいものは本当にありがたく感じます他にもこちらの部屋はキッチンが付いているタイプのためか冷蔵庫が大きく洗濯機も完備されていて洗濯も好きな時に出来るというのが前回にはなかったメリットだと感じています。あともう一つ感染対策という意味ではベターでは無いのかもしれませんがトンローがベッドルームのカーペットにビニールマットが被せてあったのに対しラチャダムリはそれが無いためベッドルームを足で踏みしめる時の感触が温かく柔らかいというのも嬉しいなと感じる点です。こうして書くとラチャダムリが圧勝のようにも思われるのですが個人的な印象としてはいくら荷物に消毒スプレーをじゃんじゃんかけられようがリラックスエリアに行けなかろうが掃除がなかろうが冷蔵庫にほとんど物が入らなかろうがベッドルームを歩く度にビニールマットを踏む音が耳に付こうがトンローも決して悪くなかったというのが率直な感想です。何がそう思わせるのか考えてみるとやはり一番は部屋の解放感。トンローではリビングの多くが大きな窓に面していてそこから臨む景色も比較的遠くまで見渡せ綺麗な夕陽を毎日見ることが出来たのですがこちらは角部屋の高層階にも関わらず窓は一面のみのつくりになっており周りも高い建物だらけで残念ながら外の景色を見てもあまり癒されないのです。やはり意識せずに目に入って来るものが自分に与えている影響は気付かないけれど大きいのだなと改めて感じます。またいろいろサービスがある分逆に期待し過ぎてしまうという心理的な側面もあるかと思います。例えばリラックスエリアや掃除の予約時間とスタッフが来る時間は大抵ずれていて時にはお迎えが来ないこともあったりホテルへのリクエスト用の専用LINEで問い合わせたことに対してはほとんど返事が来ることは無く結局フロントに電話を掛けて問い直すといったことも度々ありどれも些細なことではあるもののなまじ自分で解決が出来ないだけに気になってしまいました。最もこちらに関しては一概に両者を比較できないところではありますが両者を比べてトンローの方が圧倒的に良かったことが長女と次女は大人と同じメニューが選択出来たこと。3回の食事を食事注文アプリにより注文するのはどちらも同じなのですがラチャダムリでは3人の子どもたちが選択出来る食事はキッズメニューのみとなってしまっていたのです。大人用の食事とキッズメニューでは内容が異なるばかりではなくキッズメニューは毎日全く同じもの。その選択肢は朝食4種類昼食と夕食は9種類と少なくないように感じるものの実際には好みがあるため我が家の3人娘が頼むものは朝食はシリアルかサンドイッチ昼食と夕食はナゲットかハンバーガーにほぼ限られ味は申し分ないものの当然ながらやはり飽きてしまいます。もちろんフードデリバリーサービスを利用したりといったことも可能ではあるのですがそういった作業が滅法苦手な私は「子どもたちも大人のメニューが頼めれば良いのにな...」と思わずにはいられませんでした。大人のメニューが3人分頼めていたあの頃ちなみに隔離5日目にして変更は出来ないものかとLINEで問い合わせてみたものの例によって返信はなくもう残り日数も少ないからとフロントに電話をしてまで変更を試みることは無かったのですが頼めば変更は可能だったかもしれません。以上が今回の隔離レポートになります。前回と今回では隔離期間も時期も状況も異なるため単純な比較は出来ないとこともあるかと思いますが概してラチャダムリの方が良い意味でも悪い意味でもタイらしいと言えるのではないかと思います。早く隔離無しで行き来が出来るようになりこの記事が役に立たなくなる日が来ることを願うばかりです。今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!