![ピンク薔薇](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/198.png)
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祖父母も亡くなり、
私の周りには戦争を経験した人はいなくなりました。
そんな私が「終戦記念日」でふと思い出したのは
10年ちょっと前に行った沖縄旅行でのこと。
旅行シーズンではない2月に行ったので
どこに行っても人が少なかった。
米軍基地を見て、
戦闘機って物々しいな…
飛行機のゆったりさとは全然違うな…
これがビュンビュン頭の上を飛ぶの嫌だな…
って思った。
そして、一番衝撃だったのは
ひめゆりの塔でした。
他に観光客もいなかったので、
戦争を経験した女性が一緒に巡りながら、
たくさんたくさん説明してくれたのです。
その方は、その場所で当時、兵士の看護をされていたそうです。
学生さんだったみたい。
ここは外科的な医療施設になっていました。
私、それまで戦争といえば
学校で教科書に沿って先生に聞くもの、
空襲や原爆の白黒映像で見るものでした。
それらとこの女性の話は
明らかに一線を画していました。
体感するものが全然違った。
正直、途中でもう聞きたくないと思った。
さっさと通り過ぎてしまいたいと思った。
でも、なんか聞かないといけない気もした。
兵士が毎日命を落としていく。
目の前に爆弾が落ちて、仲間の看護学生が死んだ。
手の施しようがない人がたくさん運ばれてくる。
死んでもそのままにしておくしかない。
とにかく臭い。
そのにおいが忘れられない。
森林浴してきました。また書こう♡
ひめゆりの塔の外科壕は地下にあってとても暗い場所。
そこから見上げた沖縄の空のことを思い出した。
あれから10年ちょっと経って、
今も経験者の話が聞けるのかな?とふと思った。
当時もすでに高齢の方で
「伝えなければ!」とボランティアでされていると聞きました。
そのときは、
そこまで駆り立てるものはなんなんだろう?
って思ったんだけど
今なら「伝えたい!」という気持ちは
少しは分かるようになった。
当たり前にこうやって、SNSを使って表現するようになったからかな。
私は図らずも、生の声を聞く経験を得たので
あの場所でのことを鮮明に思い出す。
それぐらい、大事なことは直接聞かなければならない。
その人の話す声も表情もその場所の空気感も、全身で受け止めなければならない。
いつかはその話も聞けなくなるのだから。
やっぱりこの2人の話すことかな。
いつもいつも大事なことは目の前にある。
今度はこの2人ともう一度沖縄に行きたいな。
そんなことを思う終戦記念日の朝。
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