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おっしゃる通り

正論なんだけど…

でも、

コッチだって事情だってあるよ

これって単に言い訳?

(モヤモヤ…)

 

 

と上司に感じる事

ありませんか?

 

 

 

私はしょっちゅうありまして。

 

 

上司

「何?遅れてるの?

こないだ言った通り進めればいいんだから」

 

 

このように言われたときに、

事情を説明しようとすると

 

 

これって言い訳なのかな・・・?

自分が仕事できないせいかも・・・

 

 

と感じてしまい

 

 

その言葉を飲み込ん

でしまったりします凝視

image

 

これはどうして起こって

しまうのでしょうか?

 

 

前回ブログで

 

 

 

人は経験値から沁みついた

 

自分なりの

「こうゆうもの」という前提

(メンタルモデル)

 

を持っていて、

 

 

これによる

「強い思い込み」

コミュニケーションの

すれ違いを引き起こす

 

 

という事を書きました。

 

 『なぜ、人によって人事評価が違うの?それは「思い込み」が原因かもしれません』管理職の為の手帳術@あや姉です。 管理職を応援したいあや姉が管理職のための仕事術・手帳術・マインドを発信しています。  同じ人間に対し、上司によって全く評価が…リンクameblo.jp

 

おそらく冒頭の

チグハグしたやりとりは、

 

 

思い込みによる

「すれ違い」が起こっている

のかもしれません。

 

 

 

では。

このすれ違いを

もう少し堀下げてみたいと

思います。

 

 

 

ここでご紹介するのが

 

 

心理学者のクリス・アージリス氏

が提唱している

 

 

推論のはしご

 

です。

 

 

 

 

推論のハシゴとは

 

どのような事実や事象、情報から

 

 

どのように推理・推論を行い、

 

 

最終的な結論に行きつくか

 

 

このプロセスのことを言います。

  

 

 

思考が順番にはしごを

上っていくいくような様子から

このようなネーミングに

なっているのですね。

 

 

この名前だけで

どんな内容か想像がつくので

素晴らしいネーミングだと、

個人的に思いますニコニコ

 

 

 

 

簡単に書き出すと

次のような思考でハシゴを

のぼっていきます。

 

 

  行動する 

   ↑

確信を持つ

   ↑

結論を出す

   ↑

推測をする

   ↑

解釈をする

   ↑

 認識する  

   ↑

事実・経験

 

 

 

もし、このはしごを

「思い込み」

で上ってしまうと、

 

 

 

本質課題から外れてしまったり

事実から離れてしまう

 

おそれがあります。

 

 

 

自身を振り返ってみると

 

 

勝手な解釈していたな...

 

 

という発言ありませんか?

私も思い当たるものが

結構あります驚き

 

image

 

このような事が起きないように

推論のハシゴは

 

 

「ゆっくりのぼる」

 

 

ことを意識するのが

大事だとされています。

 

 

 

ちょっとわかりにくいので

事例で見ていきたいと思います。

 

 

例えば、

 

 

「あるプロジェクトで

Aさんが報告書をまとめ

次回の会議が設定される予定だが、

なかなか次の予定が入らないケース」

 

 

 

これについて2パターンで例を

つくってみました。

 

 

 

 

 

 

推論のはしごを一気にあがる

 

①観察可能な事実や経験:Aさんは次回報告が予定から遅れている

②特定の事実を選択:Aさんは他の仕事に追われ、検討が進められていない

③事実に意味づけを加える:検討事項が他の仕事より後回しになっている

④意味を解釈し推測する:Aさんは効率良く仕事ができないタイプなのだろう

⑤推測から結論を出す:効率良く仕事が出来ないのは、優秀とはいいきれない

⑥結論を裏付ける情報を持つ:Aさんはつねにいっぱいいっぱいと周囲の話を聞く

⑦確信に基づき行動する:重要な仕事なので他の人に渡したほうが良さそうだ

 

 

 

推論のはしごをゆっくりあがる

 

①観察可能な事実や経験Aさんは次回報告が予定から遅れている

 

②特定の事実を選択:Aさんは他の仕事に追われている、状況を聞いてみよう

 

③事実に意味づけを加える:聞いたところAさんは休んだ人の分をフォローしている為、手が回らない

 

④意味を解釈し推測する:Aさんはチームを良く見てくれている。でも、優先順位をたてるのは苦手そうだな

 

⑤推測から結論を出す:Aさんは仕事を持ちすぎて負荷がかかっている。調整を試みる

 

⑥結論を裏付ける情報を持つ:Aさんは色んな頼み事を受けていると周囲の話を聞く

 

⑦確信に基づき行動する:Aさんには仕事が溜まっている時は相談してもらい、優劣を一緒につけよう

 

 

いかがでしょうか?

 

 

 

 

 

状況は同じなのに、

結果が全く異なりますね。

 

 

一気にかけあがるパターンは、

解釈を自分の中で

進めてしまっていますね。

 

 

一方で、

ゆっくりのぼるパターンは

状況を確認しながら、

結論に至っています。

解決策も出す事ができました。

 

 

解釈や推論は、

気をつけないと

自分の都合の良い

内容になりかねません。

 

 

特に、悪い状況ほど

都合の良い解釈は

発動しがちですよね。

 

 

上司の状況

 

 

部下の状況

 

お互いに「思い込み」

で、解釈せず、

すり合わせしたいですね。

 

 

冒頭の上司と私の

話の場合、

 

 

上司⇨詳しく状況は聞かず推論で、

   とにかく進める事という結論

 

私⇨言い訳に思われると「思い込み」で推論し

  特に何も言わないと結論

 

 

こんな認識不一致が

あったと当てはめられます。

 

 

推論のハシゴは、

思考のプロセスを

見える化しているので、

 

 

今自分が出した結論は、

途中思い込みが、入ってないか?

 

 

確認しやすいですOK

 

 

私も普段のモヤモヤを

反面教師に、

部下に思い込みで

対応しないように

 

 

気をつけたいですにっこり

 

 

 

参考になれば幸いです♪

 

 

 

では、次の記事でお会いしましょうバイバイ

 

 

 

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