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あなたのチームは
数値目標に追われて疲弊していませんか？
日々、会社から求められる数値結果。
でもね、仕事って数値達成が
目的でやっているのでしょうか？
本来の仕事の目的は、
だれかの役に立つ為であり、
それが仕事のやりがいであるべきですよね。
ではこの数値主義から
どうすれば脱却できるのでしょうか？
ここでご紹介したいのが、
マサチューセッツ工科大学の
ダニエル・キム氏が提唱している
成功循環モデルです。
次のようにダニエル・キム氏は提唱しています。
組織の「結果の質」を高めるには、「関係の質」を高める必要がある
どうゆう事かというと、
例えば、
チームに課せらている「数値目標」
これを達成するために、
結果に直結する対策を図ろうとしますよね。
では、
具体例を見てみましょう。
クレームが多いので、
「クレーム３０％ダウン」という目標をたてます。
そしてその目標を達成の為に、
・今月のダウン目標値は？
・先月から比べて何パーセントダウンした？
・ダウン対策は何件うった？
といった事を、管理していきますよね。
これが、結果をひらたすら求めている状態です。
これに対して、
成功循環モデルの場合、
いきなり結果ではなく、
まずは、チームが忖度なく、対話できる状態を目指し、
その環境下で各人が柔軟に対応できるように、
ステップを踏んでいきます。
このようなチームであれば、
クレームが多い、という課題に対し、
数値でがちがちで管理せずとも、
各メンバーが柔軟に対応できる
という事になります。
成功循環モデルとは、
まとめると次のようなサイクルとなります。
成功循環モデル
関係の質
メンバーがお互いに忖度なく対話できる関係
↓
思考の質
前向きになる
アイデアが出せるようになる
↓
行動の質
自律した行動
メンバー同士で助け合って解決
↓
結果の質
パフォーマンスが高まっている状態
成果が出るようになる
ここで注意したいのが、
この「関係の質」が高い状態とは、
決して単に仲が良いという事ではありません。
率直に各人が意見できる入れる状態
を指します。
つまり、
・それは間違っていると建設的に反対意見が出せる
・私はこう思う、あなたは？と気軽に意見交換できる
こういった事が可能なチームという事ですね。
さて、
成功循環モデルについて
見てきました。
なぜ、
このようなモデルが良いのか？というと、
これまで工業時代の組織とは
行動量が結果につながっていました。
なので結果の質に力を入れる、
という方向で良かったのです。
しかしこの現代。
変化のスピードが速く
また物事がどんんどん複雑になっています。
これに対応できるチームとは
都度柔軟に対応できる能力が必要
となってきます。
なので、
各人が各々助け合いながら、
パフォーマンスを発揮できる
環境
が大切なのですね。
リーダーであれば、
この環境を整えていくというのが、
役割になってきます
この記事を書きながら
改めて振り返ってみると、
どうしても結果を求めてしまう場面が多いよなあ
と感じます。
本来の仕事の意義とは、
冒頭に述べましたが、
誰かの役目にたつ事であり、
「数値」というのはあくまで、
手段であるべきなのです。
もっと自由に、
メンバーが自主的に
誰かの役目にたてるような
そんな仕事の取り組み方で
ありたいなと
つくづく感じました。
会社の方針もあるので、
なかなか理想通りには
難しいとは思いますが、
チームがどうあるべきか
常々、考えていきたいなと思います
参考になれば幸いです♪
参考図書
「組織開発入門」
「だから僕たちは、組織を変えていける」
では、次の記事でお会いしましょう
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