管理職の為の手帳術@あや姉です。
管理職を応援したいあや姉が
管理職のための仕事術・手帳術・マインド
を発信しています。
あなたの会社では、
ミスがあったとき
「犯人探し」
が風潮となっていませんか?
ミスがあった時
「一体、誰の責任なんだ?」
「なんで、こんな事になったんだ!?」
と非難が始まってしまう。
この反応は一般的であり、
人の心理とは、
そのミスの経緯より「誰の責任か」
を追求することに気がとられる傾向が
あるそうです。
その為、
あなたの会社でも
責任追及に始終しているな、、、
と思い出されるシーン
は多いのではないでしょうか。
しかし、犯人探しは、
間違いなく悪影響を及ぼします。
非難が始まってしまう環境であれば、
失敗を隠したくなる
という心理は簡単に想像ができますね
それ以上に深刻なのが、
本来は、失敗から学ぶべきところなのに、
そのチャンスが奪われて
しまっている事ではないでしょうか。
学ぶ機会を失ったチームは、
成長が止まり
いつまでたってもミスが続く状態
から脱せなくなってしまいます。
ミスが放置されていれば、
さらに大きなミスを引き起こす事にも、
なりかねません。
ここで、この「犯人探し」
が悪影響を及ぼした事例をご紹介します。
ハーバード・ビジネス・スクールの
エイミー・エドモンドソン教授は
大学病院の看護チームを対象とした
調査をしました。
ある看護チームの看護師長は
ミスが起こるたび看護師たちを密室へ呼び出し、
手厳しく問いただしていました。
実は、調査開始当初は、
このような看護師長のやり方が
正しいと
思われていました。
なぜなら、
厳しい規律のあるチームの
「ミスの報告」は、
別のチームで報告より
少なかったからです。
しかし、詳しく調査をしていくと、
実態は異なっていました。
懲罰志向のあるチームは
確かに、「ミスの報告」は少なかったが、
実際は他のチームより
たくさんのミスを犯していた
のです。
一方、
懲罰志向の無いチームは、
「ミスの報告」の数は多かったが、
実際に犯したミスは
懲罰志向のチームより少なかった
という結果でした。
まさに、
犯人探しとその責任追及が、
ミスを隠す原因になった事例
と言えますね。
実際、私の会社内でも、
誰がやったのか?という責任追及に
始終してしまう事が往々にありました。
それはなぜなのか?
理由を考えてみたのですが、
クレームがあった際、
その原因者となった人間は、
後始末から再発防止策まで
対応する必要がありました。
懲罰は特に発生はしないのですが、
責任を個人に取らせている状態
であるのは間違いありません。
当然誰しもそんな負担を
負いたくありません。
そのため、
だれの責任か?
を押し付けあっていた。
これが責任追及に
始終してしまった、
理由だと考えます。
さらに考えた事があるので、
もう少し語らせてください。
失敗の原因は単純であることは少なく、
複数の要因が重なって起きる事が
多いです。
つまり、
個人のミスという事でなく
今の仕事の
しくみ
が悪いという考え方で
あるべきではないでしょうか?
「しくみ」が悪いとなれば、
個人の責任の話ではなくなり、
しくみを改善するにはどうしよう?
に目が向きます。
そうすれば、
誰の責任?という過程をすっ飛ばし
スピーディに対策検討
に入れると考えます。
さっそく
このような考え方を
自分のチームに伝えていきたいと
と思っています
「犯人探し」ではなく、
「失敗を成長のきっかけと出来る」
チームを目指していきたいですね
まとめ
「犯人探し」を断ち切るべき理由
・「ミスを隠す」環境になってしまうから。
・失敗から学ぶ機会を失い、チームの成長を止めるから。
・失敗の原因は複雑経緯が多く、
個人ではなくチームで改善するべきだから
参考になれば幸いです♪
では、次の記事でお会いしましょう
ランキング入り人気記事はコチラ
応援ありがとうございます
こちらのブログでは、現役管理職のあや姉が、
管理職のための仕事術・手帳術・マインドを発信しています。
よろしかったら、フォローしてまた遊びに来て下さいね
いいね!もいつもして下さり、
ありがとうございます!嬉しいです
はじめまして。はこちらの記事
管理職の方にオススメの記事
Instagramもやってるので、みてね〜