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同じ人間に対し、
上司によって
全く評価が異なること
ありませんか?
典型的な例は
・残業をよしとするタイプ
⇒残業しない部下は仕事熱心でないと評価
・残業にとくに価値は感じないタイプ
⇒残業しない部下は効率が良く仕事できると評価
といったものですね。
私の部下にも
圧倒的な成果はないのだけど、
日々周りに細やか気配りをして、
助けてあげられる
というタイプがいます。
私個人としては、
チームワークを重視できる
として評価するのですが
私の上司から見た場合、
効率的に仕事をできず
チャレンジングではない
という評価
このようになるのですね。
たしかに
どちらも視点を変えれば
間違ってはいません。
が、私としては
やはり納得しかねる
面はあります
ただ、
部下にとって、
評価が割れてしまえば、
混乱しかねませんので、
上司とは、
意見もぶつけつつも
評価を集約します。
では、
なぜこういった事が
起きるのでしょうか?
私たちは
「ああなったらこうなる」
と常に予測して行動しています。
こう言うと嫌な気持になるかも
このメール文章なら少し和んでくれるかも
といったように、
事実では無く
常に相手のモデルをつくり
考えているのですね。
この考え方は、敬愛する
ピーター・M・センゲ先生の
メンタル・モデル
で定義されています。
メンタルモデルとは
すなわち、
経験値から沁みついた
自分なりの
「こうゆうもの」という前提
という事です。
メンタルモデル
は日々の中で使っており、
過去の事例から
上手くいくと学習した私たちは、
無意識化で行動できる
ようになります。
これはメンタルモデルが
経験値により強化された状態
となります。
仮にすべての行動を
考え込んでいれば、
おそらくキャパオーバー
になってしまうでしょう。
その意味では、
このメンタルモデルが
日々の生活を
助けてくれている
と言えますね。
一方、
このメンタルモデルによる
「思い込み」での行動が
事実を見誤って判断してしまったり
コミュニケーションが上手くいなかったり
といったように、
デメリットに働く事もあります。
冒頭の話ですと、
それぞれの上司の
「こうなる」前提が違う。
そのため、
異なる評価が発生している。
となるのですね。
もちろん。
それぞれのメンタルモデルに
優劣があるわけではありません。
ただし
自分の所属する会社が、
どういった人物像をもとめているか?
それに対して、
自分なりの「こうなる」が
擦りあっているか?
少なくとも
差異がある事を認識しているか?
確認しておく必要があると
私は考えるのです。
なぜなら。
あなたの評価が
部下を惑わせてしまうかも
しれないからです。
会社が求める人物像は、
会社のミッションを達成する為に
掲げられているはずです。
そこを
自分なりの「こうなる」前提
で目指す人物像から
曲げてしまえば、
間違った方向に部下を
導いてしまうかもしれません。
それを防ぐためにも
自分の「ああなると、こうなる」
を客観視しておきたい
ところですね
今回は長くなってしまったので、
次回も「思い込み」について
をテーマにしたいと思います。
今回触れた、
メンタルモデルを
理解するツール
「推論のはしご」
に触れたいと思います
参考になれば幸いです♪
では、次の記事でお会いしましょう
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