avocafeでは、アボカドの変色について実験をしてみました。
バナナやリンゴと同様に変色しやすいフルーツとして
おなじみのアボカドですが、カットしたてはとてもきれいな
グリーンカラーにもかかわらず、時間の経過とともに
どんどん茶褐色になっていき
「明日食べよう」と思って冷蔵庫に保管していたら
あれ?なんて事、皆さんあると思います。
avocafeでは以下の7種類の液体につける事により
どれが一番変色が少ないか検証をしてみました。
※比較対象のため、皆さんがよく知るレモン汁を
つけてラップをして冷蔵庫に保管したものも
一緒に用意してみました。
◆オリーブオイル
◆塩水
◆はちみつ水
◆レモン水
◆重曹水
◆お茶(生茶)
◆酢水
24時間経過した状況。
まったく変化がなかったのは【重曹水】
カットした時の状態のままのきれいなグリーンカラー
次は【塩水】
すこしまだらになってはいるものの、他のアボカドに比べると
全然きれいです。
一般的なレモン果汁をつけてラップにしっかりくるんで
保管する方法は、少し茶褐色になってました。
さらに、36時間経過した状況。
36時間経過した重曹水はすこし黒い斑点がみえますが
一番変色が少なくきれいなグリーンカラーを保ってます。
次に変色が少ないのは塩水。
36時間後と24時間後とあまり差がない気がします。
36時間経過後のレモン水はおしりの部分が茶褐色になってきて
ますが、半分から上はカットした時のままのきれいな状態。
レモン汁につけて36時間後のものはだいぶ劣化してきてます。
以上の結果から、一番変色がすくなかったのは、「重曹水」でした。
ただし、液体に浸かっていた表面部分は、水分を吸っている
せいか、すこし柔らかくなっており、包丁をいれずらい状況です。
変色をさけるためには効果的かもしれませんが、水分量を少なく
して保管するなどの工夫は必要だと感じました。
変色の原因である、ポリフェノールや酸化酵素が多いものほど
より茶褐色に変色しやすく、アボカドはそれにあたるのです。
ポリフェノールがメラニンに変わる前に手早く対応する事。
これが大事ですね。
※検証に使ったアボカドはまかないとして最後おいしく
頂きました。by宮