アボカドの変色はどれが一番防げるかの検証 | avocafe(アボカド料理のカフェ)

avocafe(アボカド料理のカフェ)

日本初のアボカド料理専門カフェとして2007年オープン。神保町路地裏の雑居ビルにひっそりたたずむ隠れ家cafe。全てのメニューにふんだんにアボカドを使い、いつきてもおいしいアボカドが楽しめます。アボカドsweets,アボカドドリンクもあります

avocafeでは、アボカドの変色について実験をしてみました。

バナナやリンゴと同様に変色しやすいフルーツとして

おなじみのアボカドですが、カットしたてはとてもきれいな

グリーンカラーにもかかわらず、時間の経過とともに

どんどん茶褐色になっていき

「明日食べよう」と思って冷蔵庫に保管していたら

あれ?なんて事、皆さんあると思います。

avocafeでは以下の7種類の液体につける事により

どれが一番変色が少ないか検証をしてみました。

 

※比較対象のため、皆さんがよく知るレモン汁を

つけてラップをして冷蔵庫に保管したものも

一緒に用意してみました。

 

◆オリーブオイル

◆塩水

◆はちみつ水

◆レモン水

◆重曹水

◆お茶(生茶)

◆酢水

 

 

 

24時間経過した状況。

 

まったく変化がなかったのは【重曹水】

カットした時の状態のままのきれいなグリーンカラー

 

次は【塩水】

すこしまだらになってはいるものの、他のアボカドに比べると

全然きれいです。

 

一般的なレモン果汁をつけてラップにしっかりくるんで

保管する方法は、少し茶褐色になってました。

 

さらに、36時間経過した状況。

 

36時間経過した重曹水はすこし黒い斑点がみえますが

一番変色が少なくきれいなグリーンカラーを保ってます。

 

次に変色が少ないのは塩水。

36時間後と24時間後とあまり差がない気がします。

 

36時間経過後のレモン水はおしりの部分が茶褐色になってきて

ますが、半分から上はカットした時のままのきれいな状態。

 

レモン汁につけて36時間後のものはだいぶ劣化してきてます。

 

以上の結果から、一番変色がすくなかったのは、「重曹水」でした。

 

ただし、液体に浸かっていた表面部分は、水分を吸っている

せいか、すこし柔らかくなっており、包丁をいれずらい状況です。

変色をさけるためには効果的かもしれませんが、水分量を少なく

して保管するなどの工夫は必要だと感じました。

 

変色の原因である、ポリフェノールや酸化酵素が多いものほど

より茶褐色に変色しやすく、アボカドはそれにあたるのです。

ポリフェノールがメラニンに変わる前に手早く対応する事。

これが大事ですね。

 

※検証に使ったアボカドはまかないとして最後おいしく

頂きました。by宮