NASAが、週明けに新しい月旅行計画を発表するそうですな。2018年に宇宙飛行士4人を送り込む計画だとか。「そんなことしてる場合か」という突っ込みはあちこちから聞こえてきそうなのですが、正直ぼくは、ちょっとわくわくしています。ただ、今から13年後、ということなので、たった4人を送り込むのにそんなに先まで待たなければならないのか、というかすかな失望感もあります。

かつてのアポロ計画には、人間の技術がここまでを実現した、という限界点を示すという明確な目標性がありました。ソ連に勝つことももちろん目標だったでしょうが、どちらがそれを達成しても、おそらく同様の達成感を感じることはできたでしょう。

今人類が月に行くことで、何を目指せばいいのでしょう。そして何を見せられたらわれわれは満足するのでしょう。おそらくそれは現地でゴルフをすることでも、旗を立てることでもなく、宇宙空間を人間が過ごすのに適した場所に変えられる、という可能性を示すことなのではないでしょうか。

しかし同時に、それが月でできるようになる前に、地球の環境を何とかするメドは立てていただきたいですな。結局ツッコミになってしまいましたが。まさかアメリカ人だけが行ければいいと言うことですか、ブッシュさん。
シュワルツェネッガー知事の評判はあまりよくないようですが、個人的には評価をしたい業績が一つできました。カリフォルニアの高校での炭酸飲料禁止法案です。

高校生本人からしたら「うぜえよ!」という声が聞こえてきそうですが、「スーパーサイズ・ミー」というドキュメンタリー映画を見て、学校の栄養に対する無策・無関心に震撼した立場からは、こういう法律でも作って学校側の意識改善を促さなければ、若者の健康は守れなくなっていると思いました。

学校給食に栄養バランスに配慮した献立が皆無に等しく、炭酸ジュースとチョコバーだけで昼食を済ませる子供たちのいかに多いことか。「スーパーサイズ・ミー」は、単にマクドナルドをコケにする映画ではなく、それを「エサ」にしてもっと大切なメッセージを伝えることに成功した、稀有な映画でした。

特にアメリカは。栄養の偏りからキレやすい若者が作られて、そういう若者たちが米軍を構成するのかと思うとぞっとしますからな。

別に高校生が炭酸飲料を飲むことがダメだと言っているわけではなく、学校という公共の施設が、コカ・コーラなどの、単に嗜好品に過ぎない飲料を「売れるから」というだけの理由で入れるのは、やはり誤っているし、学校という「場」としては怠慢でしょう。
昨日に引き続きで、同僚の若手が寝坊して遅刻した。

今回の作業が一連の製作で最終工程。後は納品を待つだけの比較的単純作業だったので、彼に任せてあった。責任が一人にかかっていたので致命的。彼がいないことに気づいたのが別な作業に入っていたベテランで、彼女がぼくに連絡をくれたのだった。9時からの作業開始で、30分遅れると自動的に設備がキャンセルになるシステム。あわてて素材だけを入れて先行で進めてもらい、ぼくが代行で作業に立ち会うことになった。

タクシーで現場に向かいながら、何度か携帯を鳴らすが一向に出ない。自宅の電話にかけようとしたら、どうも職場近くのマンガ喫茶で仮眠を取ると言っていたらしい。

結局ぼくが作業のほとんどをこなし、終了間際に彼がやってきた。本当はどなったり、厳しく叱るべきなのだろうか。しょげている彼の様子を見ると、そういう気にはどうしてもなれなかった。連日の披露が蓄積しているとどうしても体力が続かない局面もあるだろう。

一言、「どんなにいい仕事をしていても、最後にしくじると全部台無しになるよ」とだけ言っておいた。

健康を損なってまで仕事を大事にすることを人に強制はできないのだが、本当に仕事が面白く、自分にとって大切になるとそこを気にしていられなくなる。寝坊は健康の安全弁の一つだと思っているから、やはりケースバイケースではないだろうか。
今日は昨日から仕事がつながっていて、朝まで原稿の直しなどがあり、午前8時に校了、メールで仕事先に原稿を送り終わって、そのあとすぐに9時からの仕事があったのですが、同じ時間に来るはずの同僚が二人いて、どちらも9時の段階で姿が見えず、ちょっと肝を冷やしました。実際には15分の遅刻で済みましたが、家にいたり、携帯がつながらなかったりすると、ちょっとひやひやしますな。相手がやさしい人なんで助かりました。

最近、そういうのに本気で怒ることってなくなってきました。なんでだろうと思うんですが、遅れてくる人はその人なりに体力の限界までその前の仕事を頑張ってきてる、と思うと、その人のモーチベーションが下がるほど怒る必要はないんじゃないかと、なんかそんな気分になってくるんです。

もちろん、仕事が全く成立しないスケール(1時間以上)の遅刻を常習的にして、しかも仕事のレベルが水準に達しない人の場合は別です。そういう人の場合は叱ってもあまり効果は上がらないし、じきに仕事を頼まなくなることでしょう。そうでなくて、その人でなければできないものを持っていて、本人がやる気で来る以上、ちょっとの遅刻は多めにみてあげようかな、と。

自分も昔はよく遅刻したもんですが、自分の方が年齢やキャリアが上だと、逆に人前で遅刻ってできなくなるもんですよね。A型だからかな…。
日本で100歳以上のお年寄りのうち、実に38人はその存在が確認されないのにいることになっていたのだそうです。110歳の女性にいたっては、40年も前に失踪したままなのだそうで。

最近の個人情報保護の流れから、実名を公表しなかったり、あまりプライバシーに立ち入らない、という傾向はあるらしいのですが、こと生死の確認については、本人に会わずにどう認定しようというのでしょうか。ちょっと前にもお年寄りが死んだことを家族が隠してお祝い金を受け取っていた、ということがあったのを記事で読みましたな。

まあ実際、調査をする地方自治体にとって、「生きている」ことにしておいた方が「長寿の町」としてイメージアップになりこそすれ、亡くなったことを確認しても何の得にもならない、という「怠慢を生み出す構造」があるんでしょうな。

日本ですらこれですから、実は海外でもこんな例、きっとたくさんありますな。
ロバート・ワイズ監督が亡くなった、と聞いてピンとこない人でも、「サウンド・オブ・ミュージック」「ウェストサイド物語」の監督、と聞けば納得しますな。あれだけ有名な作品をとった人が亡くなった、と聞くと自分がそれを見たときのさまざまなシチュエーションなどを思い出しながら、どこか真摯な気持ちになるものです。もしもこの人がいなかったら、その作品はなかった、ということですからな。
ご冥福をお祈りします。
海外のオークションに、ちょっとどうしてもほしいアイテムがあって、それはなんてことないオーケストラの演奏会のパンフレットなんですが、1948年のものなんです。イギリスで出品されていて、ずっと注目していたのですが、案外値段が安定していたので、期日ぎりぎりまで放っておいたら、いつのまにかずいぶん値上がりしていて、一度は縁がなかったものとしてあきらめようか、と思ったのですが、急に欲しくなって、久しぶりに叩き合いをやってしまいました。高値が更新されても、延長されないタイプのものだったので、ちょっとスリリング。終値は、ちょっと後悔するほどの値段になってしまいました。

後で調べてみたら、入札していたのは、3人いて、全員日本人でした。なんだかなぁ~。こんなものに血道を上げて値段をつり上げてるのは日本人だけなんですね。ちょっと恥ずかしいです。
ちょっと驚きなんですが、原油の値上がりの影響で燃料費が上がったため、アメリカの航空業界の大手3位と4位のデルタ、ノースウェストが経営が破綻するらしいですな。

デルタはそんなに思い入れがないんですが、ノースウェストはマイレージのたまりやすい格安航空券があって、10年以上前にニューヨークと東京を何往復かするとまるまる1回フライトがただになるくらいたまったので、思い出深いです。

アメリカの人々はそれだけ頻繁に航空機を使うから、運賃も安く設定されてるんでしょうが、それは安い原油価格を前提に初めて成立するお話なんですな。原油の値段が上がったら、運賃を上げることでカバーするしかないんでしょうが、そうできない事情もあるんでしょうな。

日本はどこから影響を受け始めるでしょうか。
もう頭打ちかと思っていたんですが、まだ伸びるらしいですね。日本人の寿命。100年後には100歳も夢ではない、というんですが。

まあ、いろんな体によくないものを食べてたり、健康によくない運動不足や仕事のストレスなど、いろいろとマイナス要因はあるんでしょうが、それでもかつてに比べての栄養状態の改善などは寿命を延ばす方向にすすんでいるんでしょう。もしかしたら禁煙傾向などもこれに寄与してるんでしょうか。

まあ、100歳と言っても、これを実現するためには三大成人病の克服やら、医療の進歩やらが前提らしいんで、無条件に当てにはできないらしいです。もっと大事なのは、生きているだけ、じゃない人生を生きていられるかどうかですな。マラソンが走りきれるとはいいませんが、そこそこ目が見えて、音楽が聞こえて、ものを書いたり考えたりできる状態で100歳なら、決して悪い条件じゃないと思うんですが。
やはりどんな文化もそのまま移植と言うのはできないものです。香港にできたディズニーランドでは、こどもが立ち小便するらしいですな。暑い日には素っ裸の人とかもでるらしいです。

「こんなのディズニーランドじゃない!」と思う人もいるでしょうし、この国ではこれがいいんだ、と考える人もいるでしょう。わざわざ日本からそういうところを見るために旅行に行くかどうかは別ですが。

ディズニー本社はこの事態をどう見るんでしょうか。