【完結】あの日の君と⑨ 27話~32話(最終話)
これ書き終わらないと次行けん~第27話サン・ヤンが香港にやってくる日は子供たちのバレエの発表会だった。イーファンが自分を見つめ直すきっかけとなったバレエスクールの面々と子供たちとの日々の集大成の日。機材トラブルで音楽が流れないため、舞台袖で手拍子をするイーファン。んなばかな、スピーカーとスマホがあったらそんなこと・・・あ、そういう演出?久しぶりのイーファンの姿を発見する。席に着いたサン・ヤンを見て「多分この人がサン・ヤンね、イケメンだわー」「そーだなー」って後ろで会話するバレエスクールの仲間。センはイーファンに惚れてなかった、ってのがいいわね。大会が終わり控室の前でイーファンの名前を呼ぶ。もう泣きそうな表情のサン・ヤン。イーファンも静かに受け止める・・・ってさ!今回スーチャオが見つけてくれたから半年で済んだけど、この子のペースに任してたら数年は軽く会えやんとこやったよ、きっと。なんかモヤるけど・・・イーファンが予約したホテルにやってきた二人。今までに(大学入学前ね)何があったか話すイーファン。伯父に襲われそうになって2階から飛び降りたこと、事故の現場で再会したこと・・。あの頃何もかも嫌になって誰もいない街に行きたくて大学を変更した、ちゃんと願書を出してたのに勝手に変更したと。ごめんね・・・ようやく、ほんとにようやくイーファン本人の口から理由が聞けてサン・ヤンも涙。好きになったのもあなた一人だけだしキープだと思ったこともない、イーファンはそれまで口に出せなかった想いをようやく口にする。うううーーーわかるんだけど、ここまで拗らせんでもよかったやろー、て思わんでもない。。南蕪に帰って来てイーファンは仕事に復帰する。恵まれた職場で何より27話のエピローグはホテルでの一夜が明けた翌朝。キスマークが消えない、どうしようって言うイーファンに、平等に俺にも付けたら、っていちゃつく二人・・・おいーーー、一緒に暮らしてたのに、昨日の夜が「お初」じゃないだろーなー!??どこまで純情路線なんだ・・・クラクラどんどん行くでー第28話北楡高校3年になったイーファンはある同級生と知り合う。寡黙だが親切な彼女。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇イーファンが仕事に復帰して初めての大きな仕事が入る。過去の女子高生行方不明事件の進展があったらしく北楡に出張するイーファンら。以前お世話になった女性警察官と久しぶりの再会。捜査はかなり進んでいるらしく、容疑者とされる人物の義理の姪が通報したとのことでイーファンはその人物と会うが、なんと知っている女性だった。容疑者は伯父。通報したのはイーファンから見て従兄の妻ってことね。ツェン・イーはどうやらイーファンと同じように暴行を受けたらしく憔悴していたが、詳細を話してくれる。暴行を受けそうになったこと・・。伯母が弟をきつく𠮟り、以前の出来事を持ち出す。女子高生(この冒頭に出てきた子ね)を襲って殺してしまい、伯母が手伝って死体遺棄をした、この会話をスマホで録画していたツェン・イー。でかした!なんだか急展開~都合よくあの伯父が殺人容疑で指名手配されるとは。そして伯母も共謀してたなんて。どうやってここと決着つけるのかと思ってたらこう来たのねー、うーむ・・・イーファンはサン・ヤンに顛末を報告。もしかしたら伯父はあなたを狙うかも気を付けてね、と心配そう。取材を終えて南蕪に戻ったイーファンはサン・ヤンの迎えを待っているが・・、サン・ヤンはそのころテレビ局の入り口付近で伯父がうろついてるのを発見し取り押さえていた。バカじゃね?この伯父。指名手配されてんのに恨みの方が大事とは当然通報もしてるけど、自分から行ったらダメやろーーナイフ持ってた伯父に刺されまくるサン・ヤン。心配したイーファンが電話するけど、出たのは女性の声。外の騒ぎを初めて知ったイーファンは急いで駆けつけるが、負傷した男性は既に救急車で搬送されたことを知る。刺されたーーーイーファンが病院に向かう途中でサン・ヤンから連絡あって、無事って分かって、伯父も逮捕されたし、一件落着・・・怒涛の展開ーーー早かったな、事件発覚から逮捕まで血まみれのイケメンでも置いとくかでもね、この病院のシーンでサン・ヤンが語ったことが泣ける・・無茶して怪我したサン・ヤンに怒りをぶちまけるイーファン。でもサン・ヤンは「今回はお前を守れたから」って言うの。本当はお前を待ち続けてたのに、俺からは連絡しないと誓った。そんな駆け引きで優位に立とうとしてた自分にも、あの時お前を救ってやれなかったことも、お前の抱える苦しみに気付いてやれなかったことも、後悔してる。サン・ヤーーン・・・あれだけ自分から追いかけてた恋だもんね、あんな傷つけられ方をしたらそう思うわよ。当時高校生だった男子に何が出来るの。「残業」でついに再会した時、複雑だっただろうな。ものすごく会いたかったけどそうは見せたくない、思わせたくない。元来の性格もあって強がったりからかったり。すぐ同居を決めれたってことは十分気持ちが残ってたってことよ。再会してからはイーファンの事を一番に考えて行動してさ・・。肝心のイーファンはそっけないし、でも手は離せないし。守れたし、あいつを俺が捕まえたんだ、だから褒めてよ最初からイーファンよりもサン・ヤンに感情移入してドラマ見てるからほんとに辛かったし、報われて良かったって思う。バイくんの渾身の演技が光るわーー、この子推せるわーー申し訳なさそうに、しおらしくしてるイーファンをいつものように和ませるサン・ヤン。「こんなとこいていいのか?このニュースの担当者だろ?」「そんな場合じゃないでしょ」「俺の家が燃えた時は嬉々としてたくせに」!!笑かすーーー第29話病院から帰宅した二人。サン・ヤンの看病をしたいイーファンだけど、経験がないからどうしていいか分からず。結局体だけ拭いてもらうサン・ヤン。あざーっす!!◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇事件が終結し裁判が行われた。伯父は死刑。とーぜんだわね伯母は懲役三年。えー、軽ない??改めて記者と言う仕事に邁進したい、とサン・ヤンに告げるイーファン。第30話イーファンの誕生日に母が仕事場を訪れた。伯父と伯母の悪事が明るみになり、ようやく態度を変える母。「あの時、あの男に何かされたの?」「そんな質問にどう答えろと?」許してもらえなくてもいいからこれからも会いたい、て言うんだけど、拒絶。母、今の旦那が浮気しているらしい、と。あー、それでね。自分が母に見捨てたように、母も今誰かに見捨てられようとしてるの見て「私たちは選ばれなかったのね」と。母には寄り添えんけど悲しいわな。「初めて口に出すけど、今までずっと心にしまってた言葉だけど、」イーファンは決別宣言。ついに、言ってしまった。「私はあの暴行事件の時に殺されたんだ、これからはそう思ってね」情にほだされず縁を切ったイーファンを理解したいと思う。自分を大切に考えたからこその決断だから。この様子を遠くから見ていたサン・ヤン。何も聞かずに、「誕生日のお祝いしにいこっか」って。イーファンは「来年の夏が今年みたいに長かったらプロポーズして」って誕生日のお願いをする。どーいう意味?来年プロポーズしてってこと?それとも来年も一緒にいてくれるならすぐプロポーズしてってこと?・・・まー、ええわおんぶをねだって、やっぱり悲しくなって涙するイーファン。あなた以外誰も私を愛していない、って。母親に愛されなかった子供の傷は計りようがない。言葉にするともっと悲しくなるけど・・サン・ヤンには吐き出した方がいいわ。イーファンの心の奥底に溜まっている哀しみを思い遣るサン・ヤン。イーファンは「あなたに残りの願い事をあげる」と言われたサン・ヤンは、「俺以外にも、お前を愛する人がいることを願うよ」って言ってくれる。泣くやろそんなん一方、お久しぶりのサブカプ。両親と兄を失った事故現場に初めて来たハオアンら。残された家族はお互いを大切に想うあまり向き合ってこなかった。それが原因で孫との関係が疎遠になってたことを反省し、悲しみをこの土地に置いて帰ろうと祖父は前向きに提案。祖父母の仲も戻り、ここも一件落着。時は過ぎて、会社の忘年会。今年の出し物を頼まれたイーファンは内緒で特訓しバレエを披露することに。いまどきどんな会社やねんイーファンはサン・ヤンのために踊る。サン・ヤンも忘年会に家族として参加し、イーファンが踊っている姿を高校生の時振りに見る。寒そうな彼女の肩にコートをかけて帰宅・・・するなり襲い掛かるサン・ヤン~大勢の人の前でこんな恰好をして踊ったのを見て、「付き合うようになってから独占欲が強くなった。俺の世界だけで輝いてほしいけどそれは無理。お前の素晴らしさを他の人にも知ってもらいたいから」サン・ヤンはイーファンを抱えて寝室へ。邪魔をするものはもう何もない。二人だけの世界にいってらっしゃーーい・・第31話オープニングの日数カウンターが左に戻っていく。今日はニ人が出会った一日目。父親らしき人のバイクから降りて急いで教室に向かう少女に釘付けになるサン・ヤン。彼女の気を引こうとバスケットボールでアピール。そうしたら話しかけて来てくれた・・!精一杯無関心を装って彼女と会話し、走り去った後を急いで追いかける。クールとは程遠い、若かりし頃のサン・ヤン。二人の物語がここから始まる・・・・・・しかし、17組!?さすが中国。◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇今日はサン・ヤンの実家にお呼ばれされている。礼儀作法の最終チェックをするイーファン。おい、君たちめちゃお似合いやな・・・バイくんがカッコ良すぎなんだがちなみに、バイくんはルオナンちゃんより三つ年上 もうこのまま付き合っちまえお母さん、歓迎してくれてはるイーファンに起こったいろんなこと、知らないはずないと思うけどフトコロ深いわね。母親ネグレクトで親戚は死刑囚と懲役よ妹のサン・ジーはイーファンに兄の話をして聞かせる。「兄はあなたに応援されて難関の大学に入った。でも大学入学後はまるでに気力がなくなった。小さい頃からなんでもソツなくこなす自信過剰な兄をみんなが甘やかして手が付けられなかった。そんな兄が初めて味わった挫折があなたにフラれたこと。」サン・ジーは子供なりにサン・ヤンを励ましてたのね。「お姫様を見つけるためにはもっと自分を磨いて強くならなきゃ」みたいなこと。偉いわーそれ以来距離が近づいてほんとの兄妹になれた、と。一家団欒に混ぜてもらうと、ほんとの家族みたい・・・?イーファンには経験のない家族のぬくもり。いいのかな・・・って思わないでほしいわ実家キスもして・・それから、すぐ二人は引っ越し準備。大家さんから明け渡すように以前から言われていたの。サン・ヤンの部屋に空き箱取りに行ったイーファンは例の缶の箱を見つける。開けてみると一枚の写真が入っていた。イーファンの大学卒業式の写真。それと、たくさんの電車の切符や航空券が入っていた。北楡行きのもの、そして宜荷行きのものも。加えて、新人記者のイーファンが書いた新聞記事の切り抜きも。ひと月ごとに宜荷に行き一か月分の新聞を取り置いてもらい、購入していたサン・ヤン。経済力~自分の知らないところでいつも見守って愛していてくれたサン・ヤン。イーファンは涙が止まらない。サン・ヤンは真剣に話すとき必ず「ウェン・シャンジャン」ってお父さんが付けた愛称で呼ぶ。サン・ヤンの元住んでたマンションに引っ越してきた二人。インテリアも以前の部屋そのままに結婚を意識しながら新しい生活を始める二人・・第32話南蕪高校の100周年祭に訪れた4人。思いを馳せながら高校2年次のクラスに行ってみる・・そこで急に映像が流れ始める。イーファンとサン・ヤンを取り巻く人々からの温かいメッセージ動画だった。そしてイーファンにプロポーズ。この言葉もサラっとじゃなくて、ほんとに勇気出してやっと言うのよスーチャオとハオアンに見守られながら誓いの言葉を口にするサン・ヤン。このふたりよかったわー32話って、過去映像だらーっと流して懐かしむみたいな感じで、ストーリーっていうほどのものはありません・・。31話でスッキリ終わっても良かったと思うけど・・プロポーズはあっても、ウェディングの映像はなかったの・・家族関係が滅茶苦茶で、普通の結婚式は多分難しい。イーファンに気を遣わせないためにサン・ヤンは式はしない、みたいなことを両親に言っていそう。写真だけでも見たかったけどなー彼は私が求めた永遠の愛をくれる人で、完。感想まとめついに終わったわー、ちょっといろいろ長いけどとても楽しめたし、倍速ナシで32話突っ走りました。ヒロインの思考回路とか言動とか共感出来ないとこも、まどろっこしいとこもいっぱいあったけど、この作品は「どこまでも一途で献身的で、時にツンデレ・時に激甘な、恋に苦しめられるサン・ヤンという男を愛でるため」のドラマだと思う。バイ・ジンティンくんのサン・ヤンがこれほどハマらなければきっと成り立たなかった。二人のケミが良かったのは幸い。バイくんの顔は別に好みじゃないけど、とにかくこの役柄に惹きつけられたし彼のドラマをもっと追いかけたいわ 「鳳凰の飛翔」は途中で止まってるけど、彼のとこだけでも見たいくらい。。でもこっちは悲恋なんよねぇ、どうしよう♪さいごに、ここまで読んでくださった方、どうもありがとう!年に何回もない、全話追っかけレビューでした