このドラマ、レビューのために再視聴してるんですが、見れば見るほど王道なラブストーリーなんですよね。

 

だから新鮮味はそんなにないものの、女主の悲惨な過去と男主のせつない心情をそれぞれ俳優さんがうまく演じているので飽きずに見れてます。

 

 

第9話

 

冒頭はいつもの高校生時代から。相変わらず遠い町までイーファンに会いに行っているサン・ヤン。いつも受験勉強ばかりじゃつまらないと、イーファンはホラー映画に誘う。悪霊に憑りつかれる子供が主人公の映画。ホラーが苦手なサン・ヤンは強がりながらスクリーンを見つめる・・・。

 

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街を闊歩する、珍しく快活そうなイーファン。ビルのまえに佇む浮浪者の青年は彼女の美しさに目を奪われる。

 

 

 

 

 

直後、オープンtheコートの変態が白昼堂々イーファンに襲い掛かる、そこを助けに入る浮浪者の青年。

 

簡単に変態はお縄になり、またもや警察に出向くイーファン。

 

この子は浮浪者ではなく、演劇のために扮していただけと説明。

おー、これはかなりのイケメンと見た

 

 

その後サン・ヤンからスーパーに買い出しに誘われたイーファンは現地に向かう。雨宿りしていると、さっきの青年がイーファンを偶然見つけ、声をかけてきた・・。

 

ねー、かなりのイケメンだった!!

 

次から次へと現れる、サン・ヤンのライバル💦

 

 

実は高校生のころ見たホラー映画で主役してた子だった。既視感はあったけど、思い出せないイーファン。

 

 

店内に忘れ物取りに行ってたサン・ヤンは、明らかに年下の男が自分の女(じゃないけど)に声かけててムっとしてる。

 

今後のライバル登場なのね、この子もイーファンが一目で気に入ったみたいだし

 

家に帰って昔見た映画を見始めるサン・ヤン。ほんとは怖いくせに一緒に見たいのね。

そんな強がりを初めて知ったイーファンは苦笑・・。

 

ほんとはあの時怖かったんだわ・・・

 

 

翌朝、キチンとしたスーツを着て就職の面接に向かうサン・ヤン。「残業」は副業だから、と。

どーしたのかしら、いきなり方針転換??

 

 

 

受けたのはゲーム会社。もともと大学でも電子情報科だったし、専門なんよね。ここはハオアンの勤める会社でもあったんだけども。

 

 

スーチャオは仕事が入り打ち合わせに行くが、客はハオアンの祖母。依頼は夫の動向を調べてほしいとのこと。うまくいってないのかしら・・。

 

 

公園で多くの女性に囲まれて楽しそうにダンスを踊るハオアン祖父。その中でも特に親し気な中年のおばさんに目を付けるスーチャオ。同席していたイーファンとともにさらに探りを入れる。

 

祖母は夫の浮気調査をしたいのではなく、他に愛している人がいるならば一緒になって幸せになってもらいたい、と。自分とはもう冷え切っててどうしようもないらしい。こんな物分かりのいいおばば、いるんかしらー

 

 

 

その後、サン・ヤンの就職祝いをする4人。あっさり就職を決める有能なサン・ヤンがすごいわ。

 

 

 

 

第10話

 

高校編プロローグ。いつものように受験勉強している二人だが、今日はイーファンの様子がおかしい。返事もそぞろにそそくさと伯母の家に帰ったイーファンを追いかけるサン・ヤン。自宅から聞こえるイーファンを罵倒する伯母の声・・・。

 

 

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会社に伯母がアポなしでやってくる。二度と顔を見たくないイーファンはそっけなく接するが伯母は言いたいことをまくし立てる。

 

つまり、こないだのイーファンの決別宣言が堪えて、赦しをもとめてやってきたらしい。自分の罪悪感さえ無くなればイーファンの内心などお構いなしの勝手な伯母。

 

この伯母の行動はいつも意味不明過ぎる

 

伯母を振り切って立ち去るイーファンに激怒した伯母はまた捨て台詞。

 

 

伯母の家で過ごした辛いだけの日々がフラッシュバックする。

 

 

その夜、またフラフラと自室を出てきた・・。

 

この子、もしかして、なんかの病気??

 

 

サン・ヤンも「また眠れないのか?」って心配して寄ってくるんだけど、またもや無反応。

 

何も答えないイーファンに何か異変が起こってると自覚したサン・ヤン。でも何も分からず。

 

 

スーチャオとごはん中に偶然高校の同級生の女子と出会う。学生時代、サン・ヤンに熱烈な片想いをしていた彼女は子供に「延(ヤン)」と名付け、今でも初恋を忘れられずにいるよう。

 

 

スーチャオに初めてサン・ヤンへの気持ちをぽつりぽつりと語る。昔は自分が感情的で、あれほど優しくしてくれたサン・ヤンを傷つけてしまった。スーチャオは「悪かったんなら今からでも謝ればいい、遅すぎることはない」とアドバイス。ええ子やー

 

 

家に帰ると王子が、もとい、サン・ヤンがもう帰宅していた。

帰ってきたらこんな人が家におるん最高過ぎ

 

スーチャオにアドバイスされたことを思いながらサン・ヤンに話しかける。

 

たまたま点けていたテレビで女性が異常な振る舞いをしているのを見て、私見を話すイーファン。この人はきっと二重人格かもね、というと、夢遊病では?とサン・ヤン。

 

彼女は「夢遊病はもっと違うんだよ、こういう症状があってね」・・・と詳しく説明する。なんでそんなに詳しいんだ、聞かれて「昔患ってたから分かるんだ、いまはもう治ったけど」と。

おー、隠さないのね・・

 

でも、サン・ヤンが黙ってるから「もしかして私なんかやってしまったの?」と聞く。サン・ヤンも隠さず、こないだそんなことがあったよ、びっくりしたよ、と話して聞かせる。

 

でも、

 

「一度目は俺に抱きついて・・キスしてきたんだ」

って嘘つくのよー、アカンやろーーーーこんな場面で!!

 

 

さすがにイーファンもビックリして言葉に詰まる。

 

信じれられない、ちょっと、再現してみてほしい、あり得ないと思うし・・としどろもどろなイーファン。

 

そら嘘やからな

 

仕方ないから向き合うんだけど、

身長差ーーーー!!ラブラブラブ

 

 

イーファンは冷静に「これじゃあなたが屈まない限りキス出来ないんじゃ?」とごもっともな意見。「背伸びしたのかな・・・」って顔近づけて来るイーファンに反対にドキっとする。

 

「もしや、あなたが屈んだの?」

 

んなこと言われて黙ってるはずがない、この男は。

 

ほんとにキスすることはないけど、自分だって相手をトキメかせるチャンスだもんなー

 

イーファンは雰囲気に押されるけど「今度からは自衛して!」と言い残して部屋にそそくさと退散。

 

 

その夜から扉の内側に自分でバリケードを作る。こんなの有効かしら~

 

冗談はさておいて、サン・ヤンはパソコンで「夢遊病」に関する記事を検索。心配事がどんどん膨らんでいく・・・

 

 

翌日はお彼岸の日。イーファンは父のお墓参りに来ていた。

おとうさん、私は元気でやってるよ

おかあさんも元気だし、伯母さんも・・よくしてくれてるよ

安心してね・・・

おとうさんが恋しいよ・・・

 

って、墓前で嘘つくのよ、お父さんが聞いてると思ってえーん


 

 

そして、シャンラン君が退場☆ 香港に転勤願を出して、二人の元を去ると。

このままやったらややこしくなるだけやから、退場はやむなし

 

 

ルールを破って連絡なしに夜10時を過ぎて帰宅したサン・ヤンは、買ってきた鶏スープのテイクアウトをイーファンにわたす。

 

いつもみたいに「間違って多く買った」とか言わず、「きみのための特別なスープだよ」って渡してくれる。

 

この鶏スープがイーファンと父の思い出の味だと知ってるサン・ヤンの思い遣り。今日という日にわざわざ買ってきてくれたのを察して胸がいっぱいになるイーファン。サン・ヤンは開け放して冷たい風が入ってくるベランダの窓をそっと閉めに行く。

 

 

とことん優しいサン・ヤン。恋が成就してほしいというより、サン・ヤンにイーファンの幸せな姿を見せて安心させてあげたい。

 

 

でも、イーファンはその晩も夢遊病を発症。バリケードは役に立たないみたい。無意識で歩き回るからサン・ヤンはテーブルやガラス棚に当たらないよう付いて回る。


 

 

事情を知ってるサン・ヤンと同居してなければ、今頃イーファンはどうなってただろう。大怪我をしてたかもしれないし、もっと大きなトラブルを起こしてたかもしれない。

 

 

注意深くイーファンの様子を見守るサン・ヤン。

 

 

 

こないだ「キスしてきた」ってからかったけど、

イーファンは無意識で「太陽」を求めて、ほんとにキスしてきて・・・。

 

自分からはアクション起こさないけど、

戸惑いながらもイーファンを受け止めるサン・ヤン

 

今、ほんとにキスしたぞ、どーしてくれる・・・

ってイーファンは当然聞こえてないので「・・これは貸しだからな、目が覚めたら返してくれ」と言うのが精いっぱい。

 

サン・ヤンらしい一言だな。。。

 

 

 

10話のエピローグ。

 

イーファンが墓地から立ち去ってからしばらくして、サン・ヤンもやってきていた。

 

大事な娘さんは夢遊病を患うほどのトラウマ抱えてるんですよ・・・とは言えず、娘さんと再会しました、彼女はこれまで幸せでしたか?と問いかける。。。

 

 

第11話

 

高校生のイーファンは来るべき舞踊の試験準備中。サン・ヤンが用意してくれた場所で毎日踊っていた。彼女の腕に付いた濃い色の痣を見つける。この頃すでに夢遊病を発症していたイーファンは不審者と間違われて家族に棒で襲われいてた。

 

とても事実が話せないイーファンに、サン・ヤンは黙ってその傷痕にある絵を描いてくれる。。

 

ちょうちょだよ、

傷も一緒に飛んでいきますように・・・

 

なんと優しい男なのだ・・・

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

翌朝。朝ごはんを一緒に食べている時(朝ご飯を二人分用意するのが日課のサン・ヤン)、イーファンは異変に気付き夢遊病の症状が出たのか尋ねる。

 

 

もしかして昨夜・・なんかしたかな?

 

しとったで。バッチリ。

 

 

・・・んーー?

「うん、以前より・・・すごいことをしてた」と。

 

「明言は避けるけど・・、かなりびっくりするだろうから黙っておくよ」ともったいぶる。

 

 

「今朝は機嫌がいいから許すけど、あとで借りは返してもらうからな」

「え、今返すよ」

「時期尚早だ」

 

 

「もっと後になってからちゃんとしたキスで返してくれ、今はまだ早い」って言ってんのかいっ笑い泣き

 

 

 

イーファンの部署に大学生のインターンがやって来た。

ム・チェンユンと名乗るこの子、あの浮浪者のカッコしてた子ねー

 

なんつー狭い世界

 

 

この子ともう一人の女子をイーファンが面倒見ることに。

 

 

サン・ヤンからのメールで自分の行動を知ったイーファンはスーチャオに病気の事を話し、今晩泊ってもらうように頼む。

「きのう 欲望の赴くまま 俺に襲い掛かったろ」 

 

爆  笑爆  笑爆  笑

 

確かに。

 

 

ところが、サン・ヤンはサン・ヤンで、ジャーユエンを呼んでた笑い泣き

これ以上自覚ない状態で襲われたらたまったもんじゃない

 

BLカップルみたいな二人の姿に苦笑いのイーファン。。

 

 

 

翌日イーファンは、行方不明になった娘を捜索する母親の取材が入って宜荷に向かっていた。何年も仕送りしてくれてたのにそれが一切なくなり連絡が付かなくなった、と。

 

その娘が香港にいるとの情報を掴み、急遽そのまま香港に向かう一行。宜荷からサン・ヤンに予定変更の連絡をするイーファン。後ろでチェンユンの声がする。

 

難なく行方不明の娘を見つけるが、自分から姿を消していたことが分かる。母親に自分は元気だからもう構わないで、とビデオメッセージを録画する。ダンススクールで働く彼女はいきいきと輝くような笑顔を見せていた。

 

母親に搾取され続けてきた彼女に自分の境遇を重ねるイーファン・・・。

 

「あなたなら母親を許せる?」

「いいえ。・・・今はね」

 

 

 

その後、イーファンはダンススクールで少しだけ子供たちにバレエを教える。

 

そういえば、今はもう踊ってないんだな、どうしてだろう??

 

 

 

香港から帰って空港に着いたイーファン達。そこにサン・ヤンが現れる。友人の見送りついでに迎えに来たと。

サン・ヤンはチェンユンを一瞥し、イーファンの荷物を手にして連れていく。

 

 

11話のエピローグは、この、空港お迎えエピ。

 

ジャーユエンが宜荷に帰る便を、無理くり香港便の着時間に合わせて予約したサン・ヤン。まだまだ素直に「お前を迎えに来た」って言えないのね・・・。