今年もまたこの日がやってきた。
30年の節目の年。
天皇皇后両陛下も、
追悼式典に出席する為に、
神戸入りされたらしい。
30年は長い時間で、
震災後に生まれた人がドンドン増えていく中、
記憶が風化していくのは仕方がない事なのかもしれない。
だが忘れてしまえばまた、
同じ事を繰り返してしまう事になる。
毎年この時期に、
繰り返し報道される事で、
我々もまた、記憶を蘇らせて貰っている。
日常生活では忘れがちになっている、
「あの日」を、
もう一度心に刻む為に。
今年は在阪の民放6局とNHKが、
連携プロジェクトを始めた。
各局のアナウンサーが一堂に会し、
震災の経験を未来につなぎ、
一人でも多くの命を守るために何が出来るのか、を共に考えるという。
こういう取り組みはいいと思う。
普段はライバルであろう人達が、
少しでも被害を減らすにはどうすればいいか、
知恵を出し合うことは有益だし、
様々な映像やデータを持っているテレビ局が、
知らない世代に伝える事も大切な継承だ。
震災から30年経ったが、
今から30年後には、
恐らく我々の世代は、
私自身も含めて、殆どいなくなっているだろう。
ならばやはり今、
語り継ぐ必要があるのだと思う。
大き過ぎる自然の力に、
対抗できるとは思わないが、
せめて被害を最小限に留める努力は、
皆が力を合わせて全力ですべきだろう。
考えてみれば、
1985年には日航123便の御巣鷹尾根墜落事故があり、
1995年には阪神淡路大震災、
そして2005年にはJR福知山線脱線事故、と、
10年毎に大事故や大災害が起きていた。
2015年には、その前の2011年に東北大震災があったせいでも無いだろうが、
特段記憶に残る大きな出来事は無かった様に思うが、
今年また5のつく年だ。
何事も起こらぬ様に、と祈りながら、
心しておきたいと思う。