アメリカの中間選挙、
ひとまず投票は終わった。
だが広い彼の国では、
郵便投票が認められていて、
それらは投票日の投函まで有効なので、
到着までまだ少し時間がかかる。
必然的に票数確定は暫くはできない。
大きな差があれば、
当選確実、と言えるだろうが、
激戦州と言われる所ほど、
僅差では確定できない。
更に面倒臭い事に、
あの頭のオカシイ大統領は、
共和党の負けが避けられない状況では、
不正だ!認めない!と騒ぎ出すのてはないかと思っていた。
トランプが負けた2020年の大統領選挙の後、
支持者を煽って国会議事堂へ襲撃させた事は記憶に新しい。
正直言ってあんな事をやった人間を、
再度大統領にする事自体が信じられないが、
次の選挙の無い2期目の方が、
有権者の意向を考えなくてもいいので、
やりたい事を何でもできる、のは事実だ。
そして実際、
2期目が始まって1年で、
イスラエルを支援しイランを攻撃する、という戦争を始めた。
流石にコイツはヤバい、と国民が気づいての中間選挙の敗北だろうが、
トランプ支持の共和党員以外は、
世界中の人間が、
トランプなんかに大きな権限を与えたらえらいことになる、と、
選挙の前から分かっていた。
1期目はともかく、
2期目に入る前には気がついていたはずだ。
むしろ、だから6年前の選挙で、
トランプは勝てなかったのではないのか?
その挙句の国会議事堂襲撃だ。
本当にアメリカ人の忘れっぽさには呆れ返る。
こうなる事は分かり切っていたのに。
とはいえ逆風と言われていても、
ここまでの敗北は、
トランプ自身も予想していなかったのかもしれない。
ここへ来て、選挙結果を受け入れる、
民主党と協力する、と言い始めた。
まあ言うことコロコロ変わる人なので、
全く安心も油断もできないが、
1人や2人の差での過半数、なら、
不正だ!と騒いでひっくり返そうとしたかもしれないが、
これだけ負けてしまうと、
少々変わったところで民主党の優勢は揺るがない。
で諦めたんだろうな。
それでも投票用紙に自分の名前が無かったから負けたんだ、
あれば大勝していた、とか、
負け惜しみを言ってるけどね(笑)
いやいやトランプの名前があれば、
もっと大敗してたと思うけど😁
ただ、やはり皆が不安視しているのは、
こうなるとヤケクソになって、
もっと滅茶苦茶し始めるのではないか、ということ。
もっとも選挙で負けた理由はイランだろうな、と自分でも言ってるようなので、
この戦争がマズかった事は自覚しているらしい。
単独過半数が取れずに政権維持が不透明なネタニヤフへの支援も打ち切る、とか言ってるし、
実際の所、
議会の法案については拒否権が使えても、
予算の執行には議会の議決が必要だから、
イスラエルやイランに金を出すのは、
今後は難しくなるだろう。
それにしても2年前や6年前の大統領選挙の時は、
議員の当選の確定にも随分時間がかかった。
だから正直言って、
今回こんなに早く決着がつくとは思わなかった。
それだけ国民の怒りが大きかった、とも言えるが、
これでアメリカが正常化して、
まともになってくれると良いのだが。
何しろ30年前にはゴリゴリの共和党支持だったジョージア州が、
いつの間にやら勝敗の行方を左右するスウィング・ステートと言われる様になり、
今回の選挙では上院も知事も、
民主党になった。
それだけ都会化している、という事なのかもしれないが、
隔世の感はある。
トランプによって分断されたアメリカが、
変わろうとしているのなら、
どう変わるのか、
しっかり見届けたいと思っている。


