清明のみぎり

４月

燕（つばくらめ）来て

清明のみぎり。

『１０日』

ソメイヨシノの

見頃とうに過ぎた中

休日１０日の２人散歩は

大きな川の

ただ今散った

ばかりの花弁に漲る

清らかさに

翳りの無いのや

追って顔見せる

他の花たちに

目を落とすことの

多いこの日。

（数日前、天女、の散歩の時の

　ソメイヨシノは、まだこんな風。

　枝先にも未だ初々しく咲いてた。

　他の写真は全て４月１０日のもの。）

『天女（つばくらめ） ④ 釣果』

幹から直接

ひょいと咲く子らは

実は新しい

枝を伸ばすための

突破口で

 （と、気づく。）

毎春

私を惹きつける。

枝先が

葉の光合成の場と

なったみぎりに咲く。

とぼけてる

わけじゃないんだよね。

さあ

桜の季節は続く。

花桃や利休梅と

袖振り合う

八重の桜へと

既出の通り

続く。

『アイリス』

 （１７日１８日、2人で）

『清明 １９日 ⑴ 公園で 　』

 （1人で。）

『清明 １９日 ⑵ 大きな川 　』

 （９日後この日がカメラ持つ最後。）

（一葉）

新緑と

光と風も

味方にして

春を謳歌。

やがて

穀雨を迎える

清明の末候のみぎり、

まで。

ありがとう。

桜は終わりました。

 

『夢見草を行く①』

 　①〜㉘　遠出。短時間だけど4箇所。

『息吹　⑴ 古木』

　⑴〜⑾ 大きな川の３月のある日。

『天女（つばくらめ） ①』

 　①〜⑤大きな川の４月のある日。