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皆さま、おはようございます!

 

今日と明日、久しぶりに長野県に行ってきます。

平成27年の冬に長野電鉄の駅巡りを楽しんで以来ですから4年ぶりかな?

目的は、台風19号で被災した父方の実家に立ち寄ること、

それと10年来の付き合いがあるお仲間さんたちとの飲み会でした。

改装中の長野電鉄・本郷駅の様子も見てきたいし…

やりたいことが多すぎて困ってましたよ。

 

話は変わりまして今朝は、

貨車好きがコレを見たら絶対にときめいちゃうはず…

駅の近くでそんな”ブツ”を見ることが出来た、こちらの駅の訪問記です。

五能線・鳴沢(なるさわ)駅です!

鳴沢村の玄関口として大正15年に開業した駅でした。

鳴沢村は昭和30年に合併して鯵ヶ沢町の一部に変わり

地名から「鳴沢」は消えてしまいましたが、駅名は今も「鳴沢」のまま。

他にも鳴沢郵便局や鳴沢駐在所があり付近を鳴沢川が流れてます。

「鳴沢」の地名は永久に不滅ってことですね。

 

ただし「鳴沢小学校」は廃校になってしまった模様。

平成23年に鯵ヶ沢駅近くの舞戸小学校に統合されてしまったらしく。

古い校舎は緊急の場合の災害避難所として現在も残されてるようですけど、

この辺りも過疎化が進行中なのでしょうか?

 

駅前の風景はこんな感じでした。

どことなく、道内の駅の風景に似てるように感じてたのは自分だけかな?

五能線と言えば、車窓から眺められる日本海の絶景が有名ですが、

鳴沢駅から西側に進むと絶景区間に入りますよ。

 

それでは駅舎の様子を眺めましょう。

現在ある駅舎は、開業当時から使われていた古い木造駅舎に代って

平成24年に建て替えされたモノだそうです。

旧駅舎時代…といっても国鉄時代の話ですが、

昭和46年に無人駅化された後に駅舎は商店に改装され、

そこで女性係員さんが切符を手売りされてたとのこと。

駅舎が商店に改装されるケースは今はさほど珍しくはありませんが、

その「はしり」のような駅だったみたいですね。

 

鳴沢駅は単式ホームがあるだけの棒線構造の駅です。

 

線路に両開き分岐器の形跡が残ることからもわかるとおり、

かつては列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造でした。

無人駅に変わった昭和46年に棒線化されたそうですよ。

 

下は国土地理院のサイトから転載した昭和37年撮影の航空写真ですが、

駅舎の対面側に今は亡きホームが写っているのがわかりますよね。

この頃は車扱いの貨物輸送も行われており、

構内には貨物ホーム(留置中の3両の貨車にも注目!)と

大きな倉庫も写ってます。

貨車は車体が長い貨車が留置されてますけどコレってなんでしょ?

丸屋根だから初期型のワキ5000かしら?

 

そして貨物ホームの現在の様子です。

手前に見えるコンクリートの基礎は消えた倉庫のモノか。

それにしても季節柄か雑草の生え具合がスゴイっすね。

 

さてさて、冒頭に書いた「貨車ファンがときめくブツ」の件です。

鳴沢駅に近い場所でこんな光景に出くわしたのですよ。

国鉄貨車(車掌車)が放置されてる!?

放置というか…たぶん昔は倉庫代用で使われていたモノなのでしょう。

全体が白くペイントされてました。

 

均等に配置された4枚の側窓からわかる通り、

形式はヨ3500、もしくはその発展形式のヨ5000のようです。

 

この廃貨車の素性が知りたくて形式番号が書かれた箇所を見たのですが…

これで番号が判別できる方いらっしゃいますかね?

 

こちらは幾分か読みやすい状態だった反対側でした。

ヨ14318で合ってるかな?

昭和28年製造のヨ3500(ヨ4318)を2段リンク化して

ヨ5000に編集したグループの一員で間違いないかと。

 

所属表記も見えてまして、秋アソ(秋田操車場)と

その下には大スイ(吹田操車場)の文字が見えましたが、

注目はその下に残されてる銘鈑です。

「新津工場 昭和28年改造」の銘鈑でしたがコレって改造車でしたっけ!?

そこで調べてみると、ヨ3500には戦時設計の3軸貨車・トキ900から

改造されて誕生したグループがいたみたいです…って、

ヨ3500のうち半数以上がこのグループなのは知ってましたが、

「改造」の銘鈑が付いているのは意外でした。

今度、他のヨ3500を見た時はちゃんと確認しておこっと。

 

…以上、駅&貨車好きの自分はダブルで楽しむことが出来た

五能線・鳴沢駅の訪問記でした。

今日と明日は長野県が好天に恵まれますように。

 

 

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