皆さま、おばんです!

 

昨日、今日と五能線の駅巡りを楽しみ、無事に仙台に戻ってきました。

今日は昨日と打って変わって曇り空でのスタートでしたが、

昼過ぎに駅巡りを終えた途端、外は土砂降りに。

今回の旅では自分、天気に関してはツキまくってかもしれません。

ひょっとしたら、今年の運を2日間ですべて使い切ったかも。

自分、明日死ぬのか?

 

今回、五能線の駅巡りをして感じたとこですが、

西津軽の人たちって、みんな気さくなのですよ。

特にご年配の方々。

駅で写真を撮っていたら数駅で声を掛けられました。

早朝から鼻息を荒くして駅をうろつく姿、珍しかったのでしょうね。

こちらも、そんな体験をした駅でした。

五能線・陸奥沢辺駅

五能線・陸奥沢辺(むつさわべ)駅です!

五能線が全通した昭和11年に開業した駅でした。

五能線では、昭和50年代半ばに無人駅化、簡易委託駅となった駅は

カプセルタイプのこの駅舎に変ったようですね。

同様の駅舎は東能代駅、大間越駅でも見ることができますよ。

 

さて、この駅に着いた途端、どこからか「おはようございます!」の声が。

駅にいたおばちゃんが自分に向けたものでした。

五能線・陸奥沢辺駅

おばちゃんは通路に立ってましたが、カメラを向けるのは失礼なので自粛。

 

自分も「おはようございます」と返すと、

便所や植木にカメラを向ける、今までの自分の姿は明らかに不審なので、

言い訳がましく「駅が好きで仙台から陸奥沢辺駅に来ました」

付け加えました。

そしたらおばちゃん、

「こんな何もない駅に遠くからよく来なさったね」と、

温かな言葉を返してくれましたの。

 

その後ですが、昔の陸奥沢辺駅のことを聞かせてくれまして…

駅舎が改築(昭和54年?建物財産標で確認)されると、

それまでいた国鉄の駅員さんに代わり、

近所のご夫婦が切符を売られるようになったのだそう。

五能線・陸奥沢辺駅

ご夫婦は今は目隠しされてる出札窓口の中にいらしたらしい。

 

現在、陸奥沢辺駅は完全無人化されましたが、

切符売りのご夫婦は今でも元気でいらっしゃるそうです。

五能線・陸奥沢辺駅

駅前に停まっている軽トラで作業されてる方が、そのご夫婦だそうで(笑)

本当に元気そうでした。

 

おばちゃんのお話を聞いた後は、いつもの駅チェックを続行。

駅舎は新しくなりましたがホームは開業当時のまま。

階段を上がった先にホームがありました。

五能線・陸奥沢辺駅

 

陸奥沢辺駅は単式ホームが1本あるだけの棒線駅です。

五能線・陸奥沢辺駅

五能線・陸奥沢辺駅

こんなちっちゃな駅にも駅員さんがいらしたなんて…

当時は入場券を買わないとホームに入れなかったのでしょうから、

駅趣味も持続させるのも大変だったことでしょう。

 

こうして陸奥沢辺駅を堪能した後は、

おばちゃんにお礼を告げ、車でお隣の陸奥岩崎駅に向かいました。

五能線・陸奥沢辺駅

 

その後、陸奥岩崎駅のホームで写真を撮っていると列車が到着。

先ほどのおばちゃんが乗っていて、笑顔で手を振ってくれてましたよ。

五能線・陸奥沢辺駅

こちらこそ、大変お世話になりました!

 

今回、2日間をかけて五能線のすべての駅を周りましたけど、

ヴェスパ椿山のスロープカーに乗ってないし、

木造駅の「いらっしゃいビーム」を夜間に浴びてないし、

能代駅でフリースローの挑戦もしていないし、

他にもやり残したことだらけで終わりました。

暖かくなったらぜひ再訪したいですけど…

1回の旅で、やり残したことすべてを遂行するのは絶対に無理!

 

 

訪問駅リスト(JR線)

五能線

 

↑(東能代駅方面)

能代駅

向能代駅

北能代駅

鳥形駅

沢目駅

東八森駅

八森駅

滝ノ間駅

あきた白神駅

岩館駅

大間越駅

白神岳登山口駅

松神駅

十二湖駅

陸奥岩崎駅

陸奥沢辺駅(平成28年11月8日)

ウェスパ椿山駅

艫作駅

横磯駅

深浦駅

広戸駅

追良瀬駅

驫木駅(平成28年11月7日)

風合瀬駅

大戸瀬駅

千畳敷駅(平成28年11月7日)

北金ヶ沢駅

陸奥柳田駅

陸奥赤石駅

鯵ヶ沢駅

鳴沢駅

越水駅

陸奥森田駅

中田駅

木造駅(平成28年11月7日)

五所川原駅

陸奥鶴田駅

鶴泊駅

板柳駅

林崎駅(平成28年11月7日)

藤崎駅

↓(川部駅方面)


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