皆さま、おはようございます！
今朝も弘南鉄道大鰐線から
石川プール前（いしかわぷーるまえ）駅の訪問記です。
石川プール前駅…その名の通り、
「弘前市立温水プール石川」がオープンしたのを機に
平成14年に新設された駅でした。
上の写真の背後に見えるのがその温水プールです。
駅名に「〇〇前」が付いていても
実際は駅が「〇〇」から離れているケースが多かったりしますが、
石川プール前駅は本当に目の前がプールでしたよ。
ところで自分がここに来たのはお盆前、夏休み真っ只中のこと。
朝から快晴で気温がグングン上がり、居るだけで汗ばむ陽気でした。
真夏の石川プール前駅ってことで、
プールを楽しむ（楽しんだ）薄着のギャルたちで賑わう駅を
想像してましたわ。
「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンドレスエイトに出てくる
市民プールのシーンみたいな。
こんなことばかり空想しているスケベなオッサンで申し訳ない。
で、石川プール前駅に着いて辺りを見渡したのですが…
誰もいない。
駅前に温水プールの案内看板が立っていたので
念のために定休日を確認してみたのですけど、
年末年始以外に定休日はなく営業していることは間違いなさそうです。
あまりにも静まり返っていたので
プールの入口まで行き、中を覗き込んじゃいました。
中にいたのはシルバーな方々ばかり…残念！
いやいや、全然残念なわけではないのですが、
温水プールのHPを見たらその理由がわかりました。
「弘前市立温水プール石川」は隣接する清掃工場の廃熱をエネルギーに
水温を保持している温水プールだそうで、
市民の健康を促進することから65歳以上は無料、
一般成人も320円で利用できる格安料金なんですって。
シルバーな皆さんたちは無料で利用出来たのですね。
それにしても静かな駅前だったな…
イメージしていた色気はありませんでしたが、
電車に乗ってここに来ればタダでプールが入れるし、
弘前市にご在住のシルバー世代の皆様が
ちょっぴり羨ましく感じましたよ。
本来の目的を遂行すべく駅のチェックを開始します。
石川プール前駅は単式ホームが１本あるだけの停留所タイプの駅で、
ホームの中央に上屋が設置されてました。
駅の造り自体は、平成25年に弘南線に開業した
田んぼアート駅とほぼ一緒です。
ホームから温水プールを見る。
冗談抜きでホントに目の前にプールがありますからね。
弘前市といえば「ふらいんぐうぃっち」の舞台になった街。
待合所にはまこ姉のポスターが貼られてました。
こんな娘たちがひしめく駅前風景を想像してたのですけどね…って、
しつこい？
駅の反対側、プールじゃない側は墓地になってます。
夏と言えば花火にプール、それと怪談話でしょう。
個人的には墓地よりも廃墟病院の方が怖いですけど。
プールの利用客には会えなくても
この景色だけで夏らしさを感じることが出来た石川プール前駅でした。
石川プール前駅（平成28年８月11日）
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