皆さま、こんにちは!
今日も引き続き弘南鉄道の大鰐線から
千年(ちとせ)駅の訪問記です。
「千年」と書いて「ちとせ」、「せんねん」じゃありませんからね!
この日は効率よく駅訪問することとメタボ解消のため、
聖愛中高前駅から千年駅まで歩いてやってきました。
距離は約1.5キロ、この日の駅間の徒歩移動に
ダイエットの効果があったかは疑問ですが、
最近始めたロカボダイエットは絶大な効果が出てます。
1週間でベルトの穴1個分(体重1.5キロ)痩せたのですけど、
自分、年末まで爪楊枝になれますでしょうかね?
大汗を掻きいながら千年駅に到着~
この辺りはまだ弘前市の市街地って感じ、
駅周辺は住宅で囲まれてました。
大鰐線はここから東方に進むと田んぼに囲まれた景色に変わります。
千年駅は大鰐線が開通した昭和27年に開設された駅で、
当時は「津軽千年駅」という駅名だったそうです。
昭和61年に現在の駅名に改称されたそうですが、
北海道の千歳駅(駅名の読みが同一の駅)に配慮したのかな?
元々は駅名標のパネルが5枚ありバランス良く並んでいたのでしょうけど
2文字が欠けたために駅名が中央に寄った印象でした。
いかにも長生きしそうな縁起の良い駅名ですけど、
実際に千年も生きちゃったら、それはそれで辛い気がしました。
お付き合いがある人々を看取る場面が多くありそうで
想像するだけで切なくなってきますわ。
千年駅は平成19年まで駅員配置駅だったそうで、
舎内には趣たっぷりの出札窓口が残ってましたよ。
開放式の駅舎、北国の駅では珍しいですよね。
駅舎にはもう1カ所、北側にも出入口が設けられてます。
昔はこの手前側に貨物側線があり、
その跡地を転用して設置された出入口と思いますけど…
間違っていたらごめんなさい。
構内踏切を渡ってホームに進入します。
千年駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造でした。
おっと、ここにもレトロな洗面台がありますね。
弘高下駅にあった洗面台と違ってこちらはレンガ模様ですけど、
わざわざ様式を変えた理由が気になります。
平成18年に運行が終了した快速列車の表記が残る
ホームに設置された行燈式の到着案内を見る。
中央弘前駅で見かけたモノとは表記が違ってますけど、
設置された時期にズレががあるのかもしれませんね。
ところでところで…
千年駅の島式ホームのど真ん中にはロングベンチな待合室がありました。
ここで気になったのが、サッシ化されぬまま残る木枠の側窓です。
今の若い世代の子たちって、コレのことを知ってるのでしょうかね?
もちろんオッサン世代な自分は当然知ってますが…
ちなみにウチのチビ(16歳♀)に聞いたら知らぬとほざいてましたわ。
確かに最近は、コレを見る機会は減ったような気が…
知らない方はぜひ、近くにいるオッサンをつかまえて聞いてください。
正解は昭和時代のセキュリティーシステムですので。
駅を見終えた後は、次の列車が到着するまで
千年駅でノンビリを時間を過ごしてました。
近くの空き地を見ると、超カッコいいクルマが停まってたのです。
いすゞのピアッツァだ!!!
フェンダーミラーじゃないから
マイナーチェンジ後の昭和58年式辺りのモデルでしょうかね?
今見てもカッコ良すぎるのですけど。
FRの駆動方式や2ドアクーペのパッケージングは別にしても、
デザインは今でも十分通用すると思います。
どこかのメーカーでこんなクルマを出してくれませんかね?
オッサン世代はホイホイ買っちゃうはず。
最後は駅とはまったく関係がない話でしたが、
駅の中はもちろん、構外もレトロ感が溢れていた千年駅でした。
千年駅(平成28年8月11日)
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