皆さま、おはようございます!

 

今日は「山の日」で世間は3連休に入ります。

自分も仕事が休みで、

青春18きっぷで旅の計画を立てていたのですけど、

どうやら、ぐずついた天気が続くみたいで…

今からでも、去年のお盆休みみたいに晴れてくれませんかね?

天気予報を見たら6連休中ずっと曇り空って、なんなのよ!

 

そういえば、今年の5月に九州を旅した時も

熊本県内はずっと雨が降ってましたっけ。

相変わらず雨の神様に見守られてる自分でした。

くま川鉄道湯前線の東免田(ひがしめんだ)駅を訪れましたが、

見てくださいよ、こんなに降ってましたの。くま川鉄道・東免田駅

こんな時は、駅のホームに待合室や上屋があると本当に助かりますよね。

 

雨から逃れるために慌てて東免田駅へ。

くま川鉄道・東免田駅

東免田駅は東多良木駅と同じく昭和38年に開業した駅で、

開業当初はよく似た造りの駅だったようですが、

利用者数が多いためか、

上屋や待合室が拡張されて独自の進化を遂げたらしい。

 

雨に当たらぬよう、早々に上屋の下に潜ったのですけど…

何なのよ、隙間から雨がダダ漏れじゃないの!

くま川鉄道・東免田駅

下にあるベンチとか、ビッチョビチョですやん。

 

そもそもこの上屋、脚ごとに屋根が独立しているので

横から見ると隙間だらけなのですよね。

なんで、こんなカタチにしちゃったのかしら?

 

すぐ隣に頑丈な待合所があるから大丈夫ってこと?

くま川鉄道・東免田駅

 

東免田駅の謎はコレだけではありません。

不思議な形状の上屋の隣には、

これまた謎なシンボルタワーらしきモノが立っていたのです。

飾りにしては大掛かりな気がしますが。

くま川鉄道・東免田駅

 

なんかこのオブジェを見てたら、

今から30年近く前に催された「科学万博つくば85」を思い出しちゃいました。

東免田駅ってそんな雰囲気なのです。

a04102

今の若い子たちにこの思いは伝わるだろうか?

 

ここで勝手に推測ですが、このオブジェや上屋、

他のイベント会場で使われていたモノを転用したのではないでしょうかね?

もしくは、設計者が後先考えずにデザインしちゃったか(笑)

その当たりの事情をご存知の方、ぜひぜひ教えてくださいませ。

くま川鉄道・東免田駅

 

最後は土砂降りの中で、到着した列車を見送りました。

くま川鉄道・東免田駅

くま川鉄道・東免田駅

雨の神様に愛されてるな、自分。

 

こうして東免田駅を見終え、

駅から400メートル先にある国道に出たところ、

道端に、何やら怪しげな廃車体が置かれているのに気づきました。

くま川鉄道・東免田駅

 

レム5000!国鉄時代の冷蔵貨車じゃないですか!

くま川鉄道・東免田駅

1,500両近くも製造され、全国各地で活躍した貨車ですので

決して珍しいモノではないのですけど、

特異な青帯がしっかりと残る個体は意外に珍しいかも。

 

消された番号も簡単に判読できましたよ。

くま川鉄道・東免田駅

レム5482、昭和40年に製造された前期型のようです。

 

この形式が全廃されたのは昭和61年のこと。

貨車として活躍した期間は約20年、

その後、倉庫に変わってからは30年以上が経過…

いつまでも、ここで活用され続けてほしいですね。

くま川鉄道・東免田駅

この倉庫がこれからも、ここで緑化に尽力できますように。

間違っても、車体がこれ以上、錆色に変わりませぬように。

 

 

訪問駅リスト(私鉄線 第三セクター線 ほか)

くま川鉄道湯前線

 

人吉温泉駅(平成29年4月11日)

相良藩願成寺駅(平成29年4月11日)

川村駅(平成29年4月11日)

肥後西村駅(平成29年4月11日)

一武駅(平成29年4月11日)

木上駅(平成29年4月11日)

おかどめ幸福駅(平成29年4月11日)

あさぎり駅(平成29年4月11日)

東免田駅(平成29年4月11日)

公立病院前駅(平成29年4月11日)

多良木駅(平成29年4月11日)

東多良木駅(平成29年4月11日)

新鶴羽駅(平成29年4月11日)

湯前駅(平成29年4月11日)

 

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