皆さま、おばんです!
どうでもいい話ですけど、
正月明けからウチのチビ(16歳♀)が
「一眼レフが欲しい」と言い出しました。
いつもはスマホで写真を撮ってるのですが、
どうもそれでは写真の仕上がりに満足がいかなくなったらしく。
「もっと写真を上手に撮る勉強をしたい」
という言葉に釣られて
誕生日にプレゼントをする約束までしちゃいました。
当の自分はコンデジしか持ってないというのにね…。
でもでも、これをきっかけに
写真を撮るの楽しさを知ってもらえばしめたものかと。
ちなみに自分は、普段からカメラの扱いが雑な方なので
立派なカメラは持たない主義。
旅中、しょっちゅう落っこどしてるし。
明るめのレンズを備えたコンデジ1台があれば十分満足してましたよ。
今回は線路マニアが大喜びしちゃいそうな、くま川鉄道湯前線・
相良藩願成寺(さがらはんがんじょうじ)駅の訪問記です。
この駅の線路の何が楽しいかは後ほど触れることにしまして…
相良藩願成寺駅は昭和12年に開業した駅です。
平成元年に改称される以前は東人吉駅という駅名でした。
国鉄時代からのファンでしたら
こちらの駅名の方が馴染み深いかもしれませんね。
平成元年に湯前線が第三セクター化されたのを機に、
駅の近くの願成寺から由来した現駅名に改称されたとのこと。
仏閣風の駅舎は願成寺を模したモノ…と思いきや意外に似てない。
このデザインはどこ発祥なのでしょう?
当駅の近くにも温泉があるみたいです。
温泉名は願成寺温泉。
そもそもここ、願成寺町という地名だったんだ、と思いきや…
相良藩願成寺駅が所在する地名は北泉田町、ホントにややこしいです。
ん?駅前になんかがいた!
ナマズ?セッテベロ号?
台に名前が彫られてましたよ。
彼の名は「セグッチョ君」らしく。
なぜ「セグッチョ」なのかがわからず、さっそくネット検索してみました。
今は簡単に物事が調べられる時代、ホントに便利になりましたよ。
そして検索結果はというと…
検索件数ゼロ、該当なし!
うぬぬ、セグッチョ君、なかなか手ごわいです。
ネット社会に喧嘩を売るとは。
彼の正体をご存知の方はぜひお知らせくださいませ。
相良藩願成寺駅は無人駅…ではなく業務委託駅で、
出札窓口では切符の販売を行っております。
ただし、窓口が開いているのは平日の朝6時から9時まで。
自分が訪れた時刻は既に窓口が閉まっておりましたよ。
駅の外観は真新しい感じですけど、中は国鉄時代のままの配置。
ひょっとしてこの駅舎、
国鉄時代の駅舎を建て替えたのではなく改装しただけ?
その辺りの事情をぜひ知りたい!
こちらが相良藩願成寺駅の単式ホームでした。
さてさて、冒頭に「相良藩願成寺駅の線路が面白い」と書きましたけど、
その理由、写真でお気づきになりましたかね?
こちらは駅前に立ってた観光案内の看板ですけど
線路の配置に注目ですよ。
実はここ、湯前線の起点駅である人吉温泉駅の隣りにある駅ですけど、
人吉温泉駅(人吉駅)で肥薩線と分岐した湯前線は
1,5キロほど肥薩線と並走したのちに
相良藩願成寺駅の手前側から離別、
駅の目の前を肥薩線が横切るユニークな線路配置でしたの。
人吉温泉駅側から相良藩願成寺駅のホームを見ます。
2線が並走している様子がわかりますよね。
ホーム中央からは肥薩線の歩行者用踏切が見えちゃいますよ。
そもそも湯前線が全線開通した大正13年にはここに駅は無く、
昭和12年に相良藩願成寺駅(当時は東人吉駅)が開設されました。
せっかくなら両線に跨ぐホームを作れば良かったと思うのですが、
造られたホームはなぜか湯前線のみ。
なんかすっごく惜しい気がするのは自分だけでしょうかね?
相良藩願成寺駅の単式ホームです。
大カーブ上に設けられたためにホームも大きな弧を描いてました。
駅の付近には数多くのお寺や観音様があるようですけど…
自分は駅が見れただけで十分満足です。
いやいや、次回は
相良藩願成寺駅の目の前を通過する肥薩線の列車を見てみたいですね。
相良藩願成寺駅(平成29年4月11日)
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