皆さま、こんにちは！
こちらは昨年４月に訪れた
くま川鉄道湯前線の木上（きのえ）駅です。
田んぼのど真ん中にポツンと在る、
単式ホームとその上に上屋だけがある無人駅だと思いましたら
とんでもなかったですよ！
ここである動物に遭遇したのです。
遭遇した場所は、正しくは駅構内ではなくて駅前でしたけどね。
さっそく当日の様子をご覧いただきたいのですが、
その前に毎度ですけど駅構内の様子からいっちゃいます。
まずは駅から外れた場所にある駐輪場から。
こんな小さな無人駅なのに
これだけの利用者がいるのですから驚きですよね。
ここでのスティッチの時計があるのですけど、
耳が垂れてるせいか（本来はその向きじゃないでしょうに！）
どことなく寂しそうです。
ちなみに自分が訪れた時刻は午前10時22分。
残念ながら、どちらの時計も
正確な時刻を指してくれてはいませんでしたわ。
駐輪場から駅を見ます。
矢印の先にあるのが木上駅でした。
駐輪場からはちょっと距離がありそうです。
住宅地のと真ん中にあるこちらの通路を通ると
木上駅に進入することが出来ますよ。
うむ、清々しいほど辺りに何もない木上駅でしたわ。
木上駅は単式ホームが１本あるだけの停留所タイプの駅です。
木上駅は昭和28年に開設された駅ですけど、
同年に開業した川村駅と同一仕様の駅のみたいですね。
ホームや上屋は昭和28年の開業以来
手が加えられていない（改修されていない）ようで、
川村駅同様に登録有形文化財に登録された模様。
建造されてから50年が経過したことさえ証明できれば
登録有形文化財に登録出来るのですけど、
このプレートが付くだけで威厳を感じるのは自分だけでしょうか？
木上駅の駅名標です。
現在ここには「ツクシイバラの里 木上」というサブ駅名があるらしく。
付近にはツクシイバラの自生地があるみたいですよ。
ツクシイバラとは、南九州に多く分布するバラ科の植物。
淡紅から白色のちょっぴり大き目な花をつける植物で…って、
詳しくはこちらの案内看板をご覧いただきたく。
旅行の行程をあと１か月ずらせば、
こんな華やかな木上駅を見ることが出来たのかもしれませんが…
下調べが大切なことをここでも痛感しましたわ。
こんな感じで木上駅のチェックを終え、
駅周辺をブラブラしていたところ、
どこかからか、そんな自分を見つめる視線を感じたのです。
どう見ても人らしき姿は見当たらないのですが…
ヤギ！？ヤギじゃないの！
ヤギは駅前ワンコのようにワンワン吠えることなく、
目だけをクリクリ動かしながらじっと佇んでました。
このすまし顔、どこか余裕すら感じますね。
自分がカメラを向けパシャパシャしてるのに
動じる気配はまったくありませんでしたよ。
こちらの民家で飼われているヤギなのでしょうね。
最後は立ち去る自分を最後まで見つめてくれてました。
…ひょっとしたらヤギに不審者だと思われてた！？
ヤギが考えてたことは定かではありませんが、
ヤギのおかげで、何もない木上駅でも楽しむことが出来ましたよ。
今年は駅でどんな動物たちと出会えるかな？
クマさんとだけは出会うことはありませぬように。
木上駅（平成29年４月11日）
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