皆さま、おはようございます!
3週間前に旅した熊本県内で、すっごい駅に遭遇しちゃったのですよ。
くま川鉄道湯前線の
公立病院前(こうりつびょういんまえ)駅なのですけど…
この駅の特徴って、何だと思います?
公立病院の前にある?
いやいやいや、
確かに公立病院(公立多良木病院)の前にある駅なのですけど、
実際は、駅名から想像出来るような近さではなくて、
400メートルぐらい離れているのですよ。
駅前から延びるこの道をまっすぐ進むと病院に辿り着けます。
駅前に咲く菜の花?も見事ですが、
その先に見えるのが公立多良木病院でした。
写真からも、駅と病院が結構離れているのがわかりますよね。
それでは、公立病院前駅の何がスゴイかと言うと、
これなのですよ、これ!
なんと!構内一面、
桜の花が咲き乱れていた駅なのでした!
桜が楽しめる駅は全国各地にありますけど、
公立病院前駅の桜の見事さは、上位クラスなのではないでしょうかね?
こちらは公立病院前駅の単式ホームです。
あ~ ここで花見がしたい!
公立病院前駅は、
①湯前線が第三セクター化された平成元年に開業した駅
②単式ホームが1本あるだけの停留所タイプの駅 ③無人駅
と、駅趣味的に面白みのない駅要素が満載の駅なのに、
居るだけで、これだけ楽しめるのですからスゴイです。
今回の旅では、くま川鉄道の全駅を周ってみましたけど、
国鉄時代の駅施設が
国の登録有形文化財の登録物件だったり(東多良木駅等)、
施設そのものがユニークだったり(おかどめ幸福駅、あさぎり駅等)と、
駅を活用する取り組みが積極的に行われている鉄道会社さんでしたの。
これがね、駅ファンの立場から見ると、とても気持ちが良いのです。
人吉温泉駅-湯前駅間を往復するだけじゃ勿体なさすぎますよ。
途中下車も絶対におススメ!
レンタカーを使って駅巡りをした自分が
言える立場じゃないのは、百も承知ですが。
次回、ブルートレインたらぎに宿泊する時は絶対に列車で訪れますので。
こちらはホームのど真ん中にある待合室です。
湯前線にある停留所タイプの駅のほとんどが
ホーム上に上屋だけがある構造に対して、
公立病院前駅は木製の、密閉タイプの待合室を備えております。
これ、この駅を利用する病院利用者への労わりなのかしら?
最後は駅名標で〆ます。
駅名標を見るたび「ひがしめろんだ」に空目してしまう自分でした。
それにしても、公立病院前駅の桜は何度見ても見事ですよね。
ここでお酒をチビチビやりながら列車を待ちたかった…
駅巡りはレンタカーではなく、列車で来るに限りますね!
公立病院前駅(平成29年4月11日)
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