皆さま、おばんです!
昨日は桑園駅と新十津川駅を結ぶ札沼線の駅巡りを楽しんできました。
電化された桑園駅-北海道医療大学駅間と
非電化の北海道医療大学駅以東の区間が混在する路線ですが、
いずれの区間も個性的な造りの駅ばかりで
魅了されっぱなしでした。
今回はそんな札沼線から、ダントツの秘境感を漂わせる
豊ヶ岡(とよがおか)駅をいっちゃいます。
その前に…
国道275号線の沿って延びる札沼線。
ほとんどの駅は国道から見える場所にあるのですよ。
ところが豊ヶ岡駅だけは、国道からだいぶ離れた場所にあるみたいで…
今回もレンタカーを使って駅を巡りましたが、
国道から、ナビが指示する駅地点までは民家は1軒もありません。
本当にこんな場所に駅があるのかしら?
ナビは、この砂利道の奥が豊ヶ岡駅だと申してます。
レンタカーを傷つけちゃまずいので、ここから駅まで歩くことにしました。
この砂利道、結構距離がありましたね。
途中で道の向きが変わり、雑木林の中を覗くと…
ありました!豊ヶ岡駅が見えましたよ!
豊ヶ岡駅が開業したのは昭和35年のことで、
地元地域の月形町豊ヶ丘地区の住民の請願によって開業した駅だそう。
豊ヶ丘地区の面積は結構広いようですが、
地図を見る限り、現在の住戸数はさほど多くなさそですね。
上の写真、全体的に傾いて見えますが、
自分の写真の撮り方が下手っぴなわけではなくて、
ホームがリアルに傾いてましたのよ。
駅名標だけが、ピンとまっすぐに立っておりました。
豊ヶ岡駅、大自然の中の駅っていう雰囲気がいい感じですよね。
ちょうど紅葉時期で木樹も色づき始めていたし、
なお、浦臼駅で出会った方の話しによれば、
この辺りは3週間前に初雪が降ったんですって。
3週間前って10月初旬なんですけど…マジっすか!
豊ヶ岡駅の素晴らしさはロケーションだけじゃありません。
こんな待合室があるのです。
木造掘っ建て小屋のレトロな待合室です。
豊ヶ岡駅の駅名標もぶら下がっておりました。
ここは間違いなく、豊ヶ岡駅の待合室なのですよ。
ごめんくださ~い。
思わず、そんな言葉を掛けたくなるような待合室ですね。
「は~い」とか返事されたら困るくせに。
中にはファンの方が撮影された写真がいっぱい飾ってありました。
豊ヶ岡駅は皆んなに愛されている駅なんですね。
もちろん、駅ノートも備え付けてありましたよ、って…
みおちゃん!?
この袋、見覚えがあります!
留萌本線の真布駅 に訪れた際、ムギちゃん袋を見ましたもん。
ってことは、道内のどこかの駅に他のメンバーのヤツもある?
…以上、札沼線・豊ヶ岡駅の訪問記でした。
現在は3往復の列車が運行されている浦臼駅-新十津川駅間ですが、
来年3月のダイヤ改正で1往復に減便されるニュースが先日流れました。
区間廃止の伏線にしか思えない話ですけど、個人的には
この区間に列車が運行されている事自体が奇跡に思えたのも事実。
札沼線の今後の動きに注目ですね。
豊ヶ岡駅(平成27年10月21日)
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