以前「日曜美術館」で作家の小野正嗣さんがチャレンジしていたあの場所に
足を踏み入れました。
江之浦測候所の光学硝子舞台脇にある海に突き出た先端です。
とはいえ突端まで行くのは高所恐怖症の私には無理。
思っていた通り、でしたが。
そろりそろり歩いて行って、結界のおしるしのところまで行ってもいいことになっているのですが、それよりずっと手前で回れ右、帰ってきました。
この円形闘技場は、イタリア・ラツィオの古代劇場の遺跡を実測し、再現したものらしいです。
実測し、、凝り性ぶりがうかがえます。
正面にある光学硝子舞台がまた海と同化して、
なんともよいのです。
ここでイベントが開催されることもあり、舞台に上って演じる様子を写真で見ましたが、
床がガラス(光学硝子)なのでなんとも滑りそうで、海に向かって演じる方、
度胸が必要でしょう。
このガラスの素材を見ていたら、吉岡徳仁さんのガラス作品を思い出しました。
下は六本木にある有名な雨に消える椅子。
徳仁さんの展覧会で見たガラスも、このような感じ。
材質的にそれぞれ同一なのか異なるのか、時間があったら調べてみよう。
光学硝子舞台もまた、日本のある名所を模しています。
実測したわけではないけれど、構造的にある部分が念頭に入れられています。
今日はもう夜遅くなったので、続きは別途。
江之浦測候所1 現代アートの殿堂 イントロ編 杉本博司氏の江之浦測候所
江之浦測候所2 玄関口は風光明媚な駅百選認定駅
江之浦測候所3 鑑賞法と参道
江之浦測候所4 門と紋のヒミツ
江之浦測候所5 無限のオブジェ 大手町~江之浦
江之浦測候所6 光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席
江之浦測候所7 清水寺のような懸造り
江之浦測候所8 現代アートのような化石や5億年前の化石も
江之浦測候所9 江之浦測候所内の食事事情と嵐の撮影スポット
江之浦測候所10 探せず見逃し寸前だったものたち