TRIQUETRA ~Tributary Zone~ -23ページ目

TRIQUETRA ~Tributary Zone~

2代目のブログです

初めてチベットに関心を持ったのは、、、

 

精神世界に興味を持つようになった

初期の初期の頃であり。

 

その頃は、「ゾクチェン」に、

ものすごく惹かれていた。

 

 

当時よく読んでいたのは、

ナムカイ・ノルブ・リンポチェの本で。

 

当時の私は、チベットの「密教」の世界に

のめり込んでいたりした。

 

 

ナムカイ・ノルブは、チベット仏教の中でも、

「ニンマ派」の人であり、ゾクチェンも、

そのニンマ派と、チベット古来の宗教、ボン教に

伝わる教えだとのことで。

 

当時の私は、チベット。。。と言っても、

「ニンマ派限定」で興味を持っていた感じだった。

 

 

ダライ・ラマは、ゲルク派の人だったので、

その頃は、ほとんど関心がなかった。

 

 

*******

 

 

まだ、コーヒーショップで仕事をしていた頃、

お友達から、ダライ・ラマの講演会に行かない?

・・・と誘ってもらったことがあり。。。

 

そのお友達は、何年か前の、

『チベッタン・ヒーリング』の本の出版記念

パーティーに一緒に行った、アメリカ帰りの

あの彼女で。

 

彼女はあれ以来、チベットにも興味を

持つようになったようだった。

 

 

ただ、彼女は相変わらず。

チベットに限らず、あっちこっちの講演会やら、

ワークショップやらに行きまくっていたようで(笑)

 

私もその都度、誘われてはいたのだけど、

いつも断ってしまっていた。

 

 

ダライ・ラマの講演会の時だけは、

ちょっと、心が傾いたのだけど。

 

その時は、仕事で行くことが出来ず。

 

そのあとはすっかり、ダライ・ラマのことも

忘れていた。。。

 

 

*******

 

 

仕事を辞めた後は、少し暇で。。。

 

久しぶりにゆっくり読書でも。。。みたいな

気持ちになっていた頃だったと思う。

 

 

ある日、買い物の帰りになんとなく。

地元の、ある図書館に立ち寄った。

 

その図書館は、私が子供の頃からあったけど。

入ったのは、その時が初めてだった。

 

 

大したことない図書館かと思っていたのに、

入ってみると中は、ものすごく広く。

膨大な数の本が、そこには並んでいて。

 

私は急に、ワクワクしはじめて、

図書館の中をグルグル周っていると、

そこには、書店ではもう並んでいないような、

ちょっと古めの本もたくさんあり。

 

なんだか、目がキラキラになってきて(笑)

 

 

そんな中、ふと、借りてきてしまったのが、

この二冊だった。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『チベット死者の書』は、、、

以前も読んだことがあったのだけど。

 

当時私が読んだ本は、なんだか小難しくて、

内容がいまひとつ、頭に入ってこなかった。

 

でもこちらの本は、

とても解りやすそうだと思った。

 

 

ダライ・ラマの本のほうは、多分。

以前に、アメリカ帰りの彼女に講演会に

誘われたことが影響して。

 

この本に、手が伸びたのだろうと思う。。。

 

 

でも。。。

 

あの時、なんとなく借りたこの2冊は。。。

 

のちの私に、大きな影響をもたらすことに

なった。。。

 

 

*******

 

 

この『チベット死者の書』を読んでいた時、

プンプン匂ってきたのが、、、

 

「異次元の匂い」

 

・・・だった。。。

 

 

それは、初めてゴッホの『星月夜』の絵を

観た時に感じた匂いと同じで。。。

 

出口王任三郎が創る、

陶芸の茶碗の色彩とか。

 

チベットの極彩色の曼荼羅とか。

 

ああいうものから感じる匂いと

同じだった。

 

 

ちょっと怖くて。

胸に迫ってくる何か。。。

 

 

瞑想している時にも。

たまに、サイケデリックな世界に

入ってしまうことがあったけど。

 

そういうところで感じる「匂い」と

同じような匂い。

 

 

 

『チベット死者の書』は、、、

死後49日の間に経験するであろう

様々な出来事について

綴られていたのだけれども。

 

おそらく、昔。

 

瞑想だか、臨死体験だかで、

こういうものを見てきた人がいたのだろうな。

 

そういう人が、周りの人に、

語り聞かせたのだろうな。と。

 

そんな印象を受けた。

 

 

だからきっと。

 

これは、「個人的な体験」であって、

これがすべてというわけではないのだろうし、

人によって、多少の違いはあるのだろうとは

思ったけれども。

 

でもそこには、「本物の匂い」みたいなものを感じ。

この話はきっと、作り話ではないだろう。と。

 

そんな風に思ったりした。

 

 

私達が死後、通る道の「ひな型」。。。

 

・・・みたいなものが、そこにあるような。。。

 

 

 

そして、私にとって、何が

重大だったかと言えば。

 

この、『チベット死者の書』を読んだことで、

それまで長い間ずっと。

 

心の中でモヤモヤしていたことが、

見事にクリアになったことだった。。。

 

 

*******

 

 

つづく

 

 

いつの頃からだったか。

 

スピ界では、「引き寄せの法則」。。。

みたいなことが流行りだして。

 

それにハマる人たちの間ではよく、

 

今の自分の波動にあった人や出来事を

引き寄せる。。。

 

・・・なんて言われたりしていたけど。

 

 

それは、、、その通りなのだけど。

 

 

私はなぜだか。

「引き寄せの法則」が説いている教え方が、

あまり好きではなかった。

 

好きではない。。。というか。

私とは、全然違う考え方だな。と。

 

そんな風に感じていた。

 

 

今、自分の前に、すごく嫌な人がいたり、

悪い出来事が起こったりするのは。

 

今の自分の波動が悪いからだ。

 

だから。

自分の波動をあげていきましょう

 

・・・なんて。

 

 

そういう風に物事を捉えることって。

 

私にはものすごく、

ネガティヴに見えていた。

 

 

なんだかかんだと結局。

いろんなものを、否定してるよね。と。

 

そういう風に見えていた。

 

 

 

自分の人生に起こることは。

すべて完璧。。。

 

だって、それを起こしているのは、

自分の魂なのだから。

 

自分にとって悪いことは、

なにひとつ起こっていないに決まってる。

 

・・・というのが、私の信念だったし。

 

 

目の前に展開されるドラマは、

私と、ソウルメイトたちの魂が協力して

創り上げているもの。。。

 

それぞれの自我の成長のために。。。

 

自我を、、、

透明にするために。。。

 

 

だから。

 

目の前にいる人が、どんな役を演じていようとも、

それはみんな、自分のためにやってくれていることであり。

 

私もまた、誰かのために、今の自分を

演じているわけであり。

 

 

だから、出会う人すべては、、、

魂になってみればみんな、大親友で。。。

 

みんなで協力して。。。

「今」を実現させているのだから。。。

 

私は。

 

私の「自我」は、今実現していることを

精一杯体験して。体験しつくして。

 

自分や、ソウルメイトたちの魂からの

メッセージを、ちゃんと受け取りたい。。。

 

・・・と。

 

 

そう考えた方が断然。

心が平和だったし。

 

 

実際これが。

私の在り方だった。

 

 

そして、こういう風に考えていると。

感謝の気持ちは、自然と生まれてくるし。。。

 

深い深いところでは。。。

 

自分がすべての人を、愛していることを

実感できて。

 

 

本当に。。。

誰と出会っても、何が起こっても。。。

 

幸せでいられる。。。

 

 

 

でも、当時のスピ界では。。。

引き寄せの法則ブームが起こって。

 

精神世界にもまた。

その時の流行り。みたいなものは

あるものだけど。

 

でも。

今の流行りは、こういう私とは、

なんだか少し、方向がずれていくのを感じて。

 

 

あの頃からだったかな。

 

スピ界に、違和感を感じるように

なってきたのは。

 

 

違和感を感じたことすらもまた。

完璧な流れだったのだろうけど。

 

 

 

自分とは、なにか方向性がずれていくのを

感じ始めたのがおそらく、2008年か2009年頃で。

 

「スピのことは、何も知りません」という

ステンドグラスの彼と出会ったのもたしか。

 

そのあたりだったような気がする。。。

 

 

何も知らなければ。

うっかり、今の流行りやブームに影響されて、

そっちに流されていきがちだけど。

 

 

もしかすると私は、

そのたんびに。

 

彼を叱っていたのかもしれない(苦笑)

 

 

*******

 

 

ステンドグラスの彼は、、、

私の母と、誕生日が同じで。。。

 

それだけでなく、太陽星座と月星座も、

まったく同じだった。

 

 

太陽星座、月星座。

共に、魚座。。。

 

 

母の場合、出生時刻や出生場所が

解らなかったので、アセンダントは

不明ではあったのだけど。

 

ステンドグラスの彼は。

アセンダントが蟹座だった。

 

 

そして面白いことに。

彼が生まれた場所は、母が結婚前に、

住んでいた場所だった。

 

 

また、彼の名字が。

中学生の時に、あの相模湖で出会った

初恋の人と同じだった。

 

まぁ。。。

この名字のことに関しては、

ちょっとした、オマケかもしれないけど(笑)

 

 

 

これまでの経験から、

なんとなく解ってきていたことは。

 

蟹座と魚座のエネルギーを

強く帯びている人は。。。

 

私にとっては、「母」との間の何かを、

刺激してくる人であり。。。

 

私のカルマに。

 

深く関わる人である。。。ということで。

 

 

魚座と蟹座のエネルギーを理解することが。

私にとってのひとつの課題。というか。

 

そこをちゃんと理解しきれれば、

おそらく、何かがほどける。。。

 

・・・ということは。

 

ステンドグラスの彼と出会った頃には、

もう、なんとなく解っていたことでもあった。

 

 

だから、彼のホロスコープを初めて見た時は、

思わず、苦笑いしてしまったりもした。

 

 

太陽星座、魚座。

月星座、魚座。

アセンダント、蟹座。

 

・・・って。

 

なんて、解りやすい。。。と。

 

 

その彼との交流は、その後何年も続き。。。

 

スピリチュアルの世界に目覚めた彼は、

それこそ、ウイングメーカーに出会った頃の

私と同じように。

 

「情報漁り期」に突入して。

 

本当に、次から次へと、

いろんなことに興味を持っていってたな。。。

 

 

そういう時期が何年か続き、

少し、落ち着いてきた頃。

 

主にふたりで共有していた世界は、

キプロスの賢者と言われた、

ダスカロスの世界だった。。。

 

 

このダスカロスについては。。。

もう少し先で、詳しく書くつもりではいるけど。

 

私にとっては、相当重要な人だ。。。

 

 

私と同じくらい。。。

もしかしたら、それ以上に。

 

ステンドグラスの彼は。

ダスカロスに感銘を受けていた。

 

 

だから私の中では、ステンドグラスの彼は。

 

「前世で一緒に、ダスカロスのもとで

修行していた人」

 

・・・みたいなイメージになっていたりする(笑)

 

 

*******

 

 

そのダスカロスに辿り着く少し前に。

 

私は、チベットのダライ・ラマの世界に

立ち寄ることになり。。。

 

ダライ・ラマもまた。。。

私にとってはある意味、思い入れの深い、

特別な人になった。。。

 

 

*******

 

 

つづく

「まったく。。。Lyricaさんのおかげで。

私の繊細なガラス細工の心は、

粉々になっちゃいましたよ」

 

・・・と。

 

 

何年もメールをしあって。

何度も実際に会って、あれこれ話して。

 

もうすっかり、気心知れた仲になっていた頃。

 

ステンドグラスの彼は、

こんな風に言っていた。

 

 

*******

 

 

彼曰く。。。

 

メールの私は、恐いのだそうだ。

 

実際に会ってみれば、全然そんなこと

ないのだけど、メールのLyricaさんは恐い。。。

 

・・・と、よく、そう言われた。

 

 

自分では、リアルで会っている時と、

メールで話している時の態度を変えている

つもりはないのだけど(苦笑)

 

でも。

私は結構、思ったことをそのまんま、

ズバッと言ってしまうところがあるので。。。

 

そういうところは、

文章だけで伝えている時のほうが、

相手にとっては、より強烈に感じたり

するのかもしれない。。。

 

 

「叱られている」

 

・・・って、感じるみたいなのだ。。。

 

 

そう言えば。

以前、翔子ママとメールをしていた時も、

そんなこと、あったなぁ。。。と。。。

 

だから。

彼の言っていることはおそらく、

本当なのだろうと(苦笑)

 

 

 

リアルで会っている時は、、、

 

「ちょっと~、普通そういうこと、

言わないでしょ~~~」

 

「え?あ~、ごめん、ごめん」

 

・・・みたいに、笑って済むようなことが。

 

 

文字だけのお付き合いだと、

妙に、深刻に受け止められてしまうことも

あるよなぁ。。。と。

 

色々、考えさせられたりもした。

 

 

 

でも。。。

 

怒涛のメール交換をする相手とは、いつも。

その話しの内容自体が、深刻。。。というか。

 

普通の世間話とかではなく。。。

霊的というか、哲学的というか、精神的な話が

いつも、主なテーマになっていたから。

 

実際に私も。。。

恐くなっていたのかもしれないな。。。(苦笑)

 

 

昔。。。

 

家で、娘にバレエのレッスンを

やらせていたことがあった。。。

 

その時の私は、、、

思いきり、鬼コーチになっていて^^;

 

スパルタ・レッスンで、娘を怯えさせていた。。。

 

 

今思うと、、、

あの時の私の態度は、あの独裁店長の

在り方と、なんら変わりがないじゃないか。。。

 

・・・なんて思ってしまったりもする(苦笑)

 

 

もちろんそれは。。。

娘に期待していたり。。。

 

もっと、上手に踊れるようにして

あげたい。。。とか。

 

そういう気持ちからではあったのだけど。

 

 

でも、のちのち。。。

そういう気持ちも結局は。

 

自分のエゴであることに気づいた。。。

 

 

ふと、我に返った時に。。。

 

あの、地獄のような特訓に、、、

娘もよく耐えていてくれたものだ。。。と。

 

そして。

よく、私のことを嫌いにならないで

いてくれたものだ。。。と。

 

感謝の気持ちと共に。

のちのち、娘が大きくなってから、

平謝りしたこともあったけど^^;

 

案外、娘はケロッとしていて、

救われた。

 

 

 

自分が心から大切に思っているものほど、、、

色々と、厳しくなってしまうものなのかな。。。

 

・・・とも思う。。。

 

 

精神的な世界のことは、、、

私にとっては、バレエと同じくらい、

大切なものだったりしたから。。。

 

だからもしかすると。。。

 

相手に対して、無意識に

厳しいチェックをいれてしまっていたのかも

しれないな。。。と。

 

あとになって、思ったりもした。

 

 

*******

 

 

私にその、繊細なガラス細工の心を

粉々に砕かれてしまった彼は。。。

 

そのあと、こう言っていた。

 

 

「でも、その砕けた欠片を集めて繋ぎ合わせたら、、、

なんかこう、ステンドグラスみたいな。

綺麗で丈夫なガラスになりました(笑)」

 

・・・って。

 

 

なんか。

上手いこと言うなぁ。この人。

 

・・・って思った(笑)

 

 

彼は、作家を目指していた人だったので、

さすがだな。。。と思った。

 

 

そして彼は。

とても優しい人なのだな。。。と。

 

 

*******

 

 

あの頃私は、、、

 

メディカル・アストロロジー(医療占星術)

というものを学んでいて。

 

スクールに通って、植物と天体と人体の

繋がりについて、色々教えてもらっていた。

 

 

日本では、占星術を医療には用いれないので、

その時の先生はそれを。

 

ハーバル・アストロロジーと呼んでいた。

 

アロマ占星術とか、ハーブ占星術とか、

そういう風に呼ばれているもの。。。

 

 

 

それまでも、占い師の彼に、

ちょこちょこと、占星術については

教えてもらっていたけど。

 

スクールで本格的に占星術を学んでみようか。。。

と思ったのは、あの時が初めてだったと思う。。。

 

 

自分のホロスコープや、

家族のホロスコープを、真面目に

研究しはじめたのも、あの頃だった。。。

 

 

そして。

ちょうどその時期に、目の前にいてくれた

ステンドグラスの彼にも。

 

実験台になってもらった。

 

実験台。。。って、、、

ちょっと、言葉が悪いけど(苦笑)

 

彼に、詳細なバース・データを

教えてもらったのだった。

 

 

そして。

彼のホロスコープを見た時、私は、、、

 

彼もまた、私とは非常に縁の強い人だと

確信したし。。。

 

私が彼との交流を通して、今、

何に気づきたがっているのか。。。

 

・・・ということも、、、

なんとなく、見えた気がした。

 

 

そういうことは、これまでも。。。

直観でなんとなく、解るものだったけど。。。

 

そこにホロスコープがあると、

その直観に更に裏付けが出来るようで。

 

面白い。。。と思った。。。

 

 

だから私はますます。

占星術の魅力に、引きこまれていったりもした。

 

 

*******

 

 

つづく

ウイングメーカーと出会った頃に始まり、

コーヒーショップを辞めた頃に終わった

そのチャプターの重要なテーマは、、、

 

言わば。

 

 

19歳の時の体験で、感覚的に知ったことを、

頭でも理解する。。。

 

 

・・・ということだったのだろうと思う。

 

 

私はあの時期、、、

そのための「知識」を。

 

求めていたのだろうと。。。

 

 

そういう知識を得ることによって。

なんだか逆に、人生が複雑でめんどくさく

なったりもしたけど(苦笑)

 

より、夢の世界の法則に

囚われるようになり。

 

分離感が増していったりもしたけど。

 

 

まぁ。

それもまた、必要な道だったのだろうなと。

 

今は、思う。

 

 

*******

 

 

「今回の人生」のドラマだけを見れば、、、

あの時期は、、、そういうことだったのだな。と。

 

そんな風に思うけど。

 

 

けれども。。。

ウイングメーカーも、カバラも、

そして、チベットも。

 

そういうものに出会うと、、、

それが、初めての出会いであるにも関わらず。

 

「あぁ、この世界、知ってるな。

懐かしいな」

 

・・・みたいな感覚がずっとしていたから。

 

 

私は多分。。。

これまでの過去生の中でもずっと、

こういったものに触れてきていたのだろう。。。と。

 

そんな気がしてしかたなかった。。。

 

 

だから。。。

今回の人生のこの時期に。。。

 

これまでの過去生の中で一度得たことを、

改めて活性化させる。。。

 

意識の上に、再びのぼらせる。。。と。

 

そういうことを、魂は決めていたのでは

なかったのか。。。と。

 

そんな風に思ったりした。。。

 

 

そこで活性化されたものは、、、

私にとっては、「過去」であり。。。

 

過去に一度、完成させたもの。。。

 

 

それはおそらく。。。

自分の中の、「男性性」のエネルギー

だったのだと思う。。。

 

 

もしかすると、過去生の中では私は、

男性であったことも多かったのでは

ないのかな。。。と。

 

そんな風に感じたりもした。

 

 

そういったチャプターの中でも相変わらず。。。

 

その一番深いところにあったテーマは、

 

「悟り」

 

・・・であったのだけど。

 

 

これはきっと。。。

生涯変わらないテーマであったことは、

間違いないと思う。。。

 

 

 

そして。

私達はやっぱり。

 

「人と交流すること」で、

成長していくのだと。

 

しみじみ思った。。。

 

 

あのチャプターの中で出会った人たちの

多くが。。。

 

魂的には、相当近いのだろうなと。

そう感じさせられるような人たちばかりで。。。

 

イメージとしてはみんな、

私の、双子の兄弟、姉妹。。。みたいな。

 

同級生みたいな。

 

そんな感覚。。。

 

 

ただ、、、フォーラムの彼だけは、、、

少し、特別だったかな。。。

 

 

彼は。。。

 

「あぁ、この人はきっと。。。

私と同じ体験を、本当にしてるな」

 

・・・と、実感させてくれた、唯一の人だったから。。。

 

 

そして。。。

 

私にそう感じさせてくれた人は、、、

 

実際に交流のあった人の中では、

後にも先にも、彼しかいない。。。

 

 

*******

 

 

コーヒーショップで、「こっそりヒーラー修行」

なんてやっていた頃は。。。

 

もうだいぶ、自分の意識の中でも、

女性性の世界が色濃くなっていたけど。。。

 

この先はどんどん。。。

そちらの色が強くなっていくことになった。。。

 

 

そして、面白いな。。。と思うのは、、、

 

ここから先に出会っていく人たちには、

あまり、「同級生」を感じることはなく。。。

 

どちらかというと、「後輩」というか。

 

弟や妹と接しているような感覚でいることが、

増えていったような気がする。。。

 

 

*******

 

 

占い師の彼と、入れ替わるようにして

私にメールを送ってきたその人は。

 

「Lyricaさんのブログを拝見して、

びっくりしてしまったので、思わずメール

させていただきました」

 

・・・と言っていた。

 

 

ブログを開設して以来、、、

こういうメールは、頻繁にもらっていた。

 

そのほとんどの人のメールの出だしが、

 

「びっくりしました」

 

・・・で始まっていて、、、

みんな、それぞれに何かの

偶然の一致を感じて。

 

それで、メールをくれるのだった。。。

 

 

最初の頃は、私もテンションが上がっていた。

えー、それはすごい!と、びっくりしていた。

 

そのうち、それがあまりにも頻繁なので、

少し、怖くなってきた。

 

また、しばらく経つと、、、

疑うようになってきた。

 

「本当に???もしかしてみんな、

裏で繋がっていて、私のことを

からかっていたりしない?」

 

・・・みたいに(苦笑)

 

 

そんな心の紆余曲折を経て。。。

 

その彼からそういうメールを貰った頃には、

もうすっかり慣れっこになってしまっていて。

 

 

だからいつものように、一度返信して

それっきりか。

 

それとも、2、3度メールの遣り取りを

することになるのか。。。

 

どちらにしても、「いつものこと」だと。

最初は、そう思っていた。。。

 

 

だからその時は。

 

まさかその彼と。

その後何年もの間、また、「怒涛のメール交換」を

することになるとは、思ってもいなかった。。。

 

 

翔子ママの時いい。。。

占い師の彼といい。。。

 

最初はいつも、そんなつもりはないのに。

 

なぜか、そういう展開になっていく私。。。

 

 

今回もそうなっていった時はさすがに。。。

 

「どうしてなんだろう?」

 

・・・と、考えてしまった(苦笑)

 

 

 

その頃の彼は、、、

 

「シンクロ」という言葉も知らなかったくらいの、

まったくのスピリチュアル初心者だったのだけど。

 

その後、ものすごいスピードで、、、

いろんなことを、吸収していくことになった。

 

 

「私は、スピリチュアルのことなんて、

まったく知らなかったし、解らないです」

 

・・・と、彼は言っていたけど。

 

 

「それは、今回の人生では。。。

・・・ってことだよね」

 

・・・と、私はいつも思っていた。

 

 

彼もきっと。。。

前世ではあれこれやってきていた

人なのだろうと。

 

そう感じさせられるものを、

彼は持っていた。。。

 

 

占い師の彼は。

私の過去を活性化してくれたけど。

 

今回は私が。

そういう役を担う番なのかもな。。。と。

 

ふと、そんな気がした。。。

 

 

その彼のことをここでは。。。

 

「ステンドグラスの彼」

 

・・・と、書くことにしようと思う。。。

 

 

*******

 

 

つづく

あの店長事件があってから、

数ヶ月?半年?それとも一年?経った頃。

 

どれくらいかはもう、忘れてしまったけど。

 

私は結局、あのお店を辞めた。

 

 

いろんなことがあったけど。。。

今では、そのすべてが良い想い出になってる。。。

 

 

終わりよければすべてよし。。。

 

・・・ではないけれども。

 

最後みんなと、お互い、心からの笑顔で

さよならが出来たこと。。。

 

これが、すべてを物語っていた気がする。

 

 

本当に。

いろんな経験をさせてくれて。

いろんなことを学ばせてくれた場だったな。と。

 

今は、思う。

 

 

*******

 

 

あのお店を辞めたところで。。。

 

人生の物語の、ひとつのチャプターが

終わったように感じている。。。

 

 

あの頃が、この人生の中で一番。

色々なことを学んだ時期だったとも思う。。。

 

 

急速に、、、

色々なことが深まった時期。。。

 

 

一番めんどくさくて。

一番、小難しかった時期。。。

 

・・・とも言えるかもしれないけど(笑)

 

 

 

このチャプターはきっと。。。

 

ウイングメーカーと出会ったところあたりで

始まったもの。。。

 

 

そして、そこから出会った様々な人たち。

 

私に、色々なことを教えてくれた人たち。

 

・・・との縁は、このあたりを境に、

綺麗に切れていった。

 

自然と。

 

 

唯一、その後も交流が続いていったのは、

ヒルデガルトの先生くらいだっただろうか。。。

 

 

縁が切れた。。。というのは、、、

実際の交流がなくなった。。。というのも

あるかもしれないけど。

 

私の場合、それを強く感じる時というのは。。。

 

その人のことが、自分の意識の中に

まったく浮かばなくなる。。。

 

・・・みたいなことで。

 

 

実際に会っているか、いないか。。。

 

・・・というのは、さほど重要では

なかったりする。。。

 

 

そういう意味で、私はあの時、、、

 

自分の意識が、エネルギーが、

ガラッと変わったのを感じたのだった。。。

 

 

*******

 

 

それをすごく、「象徴的」に見せてくれたのが、、、

占い師の彼とのお別れで。。。

 

何がどうだったか。。。

細かいことはもう、忘れてしまったけど、

気づけばある時、彼とのメール交換が

終わっていた。。。

 

 

彼とは、ブログで出会って以来、、、

何年もの間、ほとんど毎日、

欠かさずメール交換をして。。。

 

本当に、様々な話をした。。。

 

 

伝統的な精神世界。。。

 

宗教学?哲学?神秘学?形而上学?

 

変な表現だけど、「小難しいこと全般」(笑)

というのは、ほとんど彼から教えてもらって

きたような気がする。。。

 

 

 

「古いもの」。。。

 

・・・というか、おそらくそれは。。。

 

私が過去生の中でずっと

学び続けてきたものだったのだろうと、

今は思うのだけど。。。

 

私の中にあったそういうものを、

活性化させてくれたのが、

あの、占い師の彼だったような

気がして仕方ない。

 

 

そしてそれは、私の中では、、、

 

「男性性の世界」

 

・・・に当たる。。。

 

 

 

流れが変化していくときは、、、

それは、ある日突然、ガラッと変わるわけではなく。

 

モーフィングのように、、、

少しずつ、少しずつ変化して。

 

ある時気づけば、以前とは全然

違うものになっていた。。。みたいな。

 

 

そういうものだと、私は思っているのだけど。。。

 

 

そうやって、、、

私の中に古くから根付いていた、

強烈な男性性の世界を一度活性化しつつ。

 

同時に少しずつそこに、、、

女性性の世界が混じりだしてきていたあの頃。。。

 

 

占い師の彼とのメール交換の終了と共に、

一気に流れがかわっていくのを感じた。。。

 

 

本当に面白い。。。と思ったのは。。。

 

占い師の彼とのあの、怒涛のメール交換が

終わった。。。と思ったら。

 

たしか、その日だったかな?

 

 

もしかすると、その次の日だったか?

それとも、その少し前だったか?

 

 

・・・このあたりももう、

記憶が曖昧だけど(苦笑)

 

とにかく、占い師の彼と、まるで

入れ替わるかのように。。。

 

私のもとに、あるメールが届いたことで。。。

 

 

そのメールの主は、、、

まったく知らない男性だった。

 

 

*******

 

 

つづく

後日談その2として。。。

 

すごくびっくりしたことがあった。

 

びっくり。。。というか、ショックだったと

言ったほうが、正しいかもしれない。。。

 

 

新店長になってから、しばらくすると、、、

 

あの、パートの彼女と、甘えん坊の彼、

そして、その彼と仲良しだった、

一部の大学生の女の子達。。。

 

・・・が、新店長の悪口を言うようになった。

 

 

不満のキッカケは、、、

 

「仕事が出来ない」

 

・・・ということみたいだったけど。。。

 

 

え。。。どうして????

どうして、そんなことで不満が????

 

・・・と。。。

 

これは、冗談ではなく真面目に。。。

私には、その意味が解らなかった。

 

 

あの、独裁店長がいなくなったことで、

こんなに色々と、ラクになったことが増えたのに。

 

どうして???と。。。

 

 

「この店長になってみて、

前の店長は、仕事はすごく、

キッチリしてくれてたんだなってことが

解りましたよ」

 

・・・と、甘えん坊の彼は言ったけど。

 

 

いやぁ。。。それは。

 

あの店長がこのお店にいた時点で

気づいてなきゃ、ダメでしょう。。。と。

 

つい、思ってしまった(苦笑)

 

 

甘えん坊の彼は、、、

 

それに比べて、今の店長は、、、

ああで、こうで。。。と。

 

その先に、不満を並べたてていたけど。

 

そんな些細なことを、すごく重大な

問題のように話す彼のことを見て。。。

 

何とも言えない気持ちになった。

 

 

ただ。。。

 

甘えん坊の彼はまだ、19歳だったか、

20歳だったか。。。

 

そのくらいだったから。

 

そういう幼さもまぁ、しかたないか。。。と、

そう思ったのだけど。

 

パートの彼女までもが、

今の店長に対して、グチグチ言うのを聞いた時は、

さすがに、、、イヤになってしまった。

 

 

「あなたまで、子供達と同じでどうするの?」

 

・・・と。。。

 

 

パートの彼女からは、、、

同意してほしい。。。という気持ちや、

私になんとかしてほしいという気持ちを

ヒシヒシ感じてはいたけど。。。

 

私はそういうの、笑顔で全部

スルーしてた(苦笑)

 

気づかないフリをしていた。。。

 

 

 

でも、そうしているうちに。。。

 

また、私の予想外だった展開が

起こっていった。

 

 

そして私は更に、、、

ショックを受けた。。。

 

 

 

ある時、甘えん坊の彼が、、、

少し遠慮がちに、言ってきた。。。

 

「最近、〇〇さん(パートの彼女)が

イヤなんですけど。。。」

 

・・・と。

 

 

彼にそう言われる前から、、、

薄々感じ始めてはいたけど。。。

 

彼のその言葉を聞いて、、、

 

「あぁ、、、やっぱり。。。」

 

・・・と、それが、確信に変わった。。。

 

 

 

以前の店長は、、、

明らかにそれは、意地悪でしょ。。。

という仕打ちを。。。

 

いじめのようなことをしていたから。

 

 

だから私は、パートの彼女に寄り添い。

彼女を庇い、店長と戦ったりも

したけれども(苦笑)

 

 

今回、、、

パートの彼女が抱いている

新店長への不満は。。。

 

それは単に、彼女のワガママに。。。

 

ワガママ。というか、思い込みの

暴走にしか見えなかったから。

 

だから私は、彼女に共感もしなければ、

寄り添いもしなかったのだけど。。。

 

 

そうこうしているうちに彼女は、、、

いつの間にか、「第2の独裁店長」のように

なっていってしまっていた。。。

 

 

なんで、こうなっちゃうの?

 

・・・と。。。

 

まさか、あの彼女がこんな風に。。。と。

 

 

本当に、、、

ショック。。。というか、情けなくなった。。。

 

 

 

今の彼女がやっていることは、

以前の店長と根本的に同じだった。。。

 

 

つまり。。。

 

他者が自分の思い通りに動かないと、

イライラしてしまう。。。

 

自分の思いを正当化して、

それに沿わないものを、矯正しようとする。。。

 

そこに、「権力」(力)を使う。。。

 

そして。

それでも矯正できないものは、、、

「悪」として、排除しようとする。。。

 

 

 

パートの彼女はそれを。。。

「感情」に基づいてやっていた。。。

 

以前の店長は、「思考」に基づいて

やっていた。。。

 

 

また、以前の店長がそれを「自覚」して、

意図的にやっていたのに比べて。

 

パートの彼女は、無意識でやっていた。

 

 

だからもしかしたら。。。

以前の店長よりも、彼女のほうが、、、

実は、タチが悪かったかもしれない。。。

 

 

なぜなら彼女は、自分の行動を、、、

「正義」と信じて、まったく疑っていなかったから。。。

 

自分は、「善」を行っていると、

信じきっていたから。。。

 

 

以前の店長は、実は自分の「弱さ」を

解っているのに、プライドが邪魔して、

それを認められなかったから。。。

 

 

 

そうやって。。。

いつの間にか彼女が、、、

 

第2の独裁店長となっていった。。。

 

 

・・・というより、「お局様」と言ったほうが、

表現としてはふさわしいかもだけど(苦笑)

 

 

*******

 

 

その頃私は、、、

もう、週1回程度しかお店に出ていなかったし。

 

あの店長の事件以来、何かが

切り替わってしまっていたから。。。

 

もっと言えば、本当はもう、

そこにいる意味もなかったから。。。

 

 

だから、目の前で展開されていくそういう物語に、

自分が積極的に参加する気持ちも、

もう、ほとんどなかった。

 

 

パートの彼女とも、新店長とも、、、

のらりくらりと、表面上はうまくやっていた。

 

 

ただ。。。

 

お店の中の、そういう変化を眺めながら、、、

心の中では。。。

 

少し、、、人間というものに、失望したような

感覚になったりもしていた(苦笑)

 

 

そんな風に思ってはいけないなぁ。。。と

思いながらも。。。

 

やっぱり、ショックで。。。

 

 

「Lyricaさんのおかげで、癒されました」

 

・・・って言ってくれていたのに。。。

 

あれは、何だったんだろう。。。と。。。

 

 

一度、傷を癒しても。。。

 

すぐにまた、転ぶ。。。

 

転んでまた、新たな傷を自ら作る。。。

 

 

その転ぶ癖自体をなんとかしないと。

意味ないんだな。。。と。

 

・・・と。

 

そう思ったら。

なんだか、果てしない気持ちになった(苦笑)

 

 

 

人ってどうして。。。

 

こうやっていつもいつも、、、

不満ばかり言ってるんだろう。。。と。

 

 

なんでこんなに。。。

無意識に生きているんだろう。。。と。

 

 

怒り。。。というよりも。。。

ショックで。。。

 

 

それまでは。。。

 

どんな人でも、、、

最後の最後には、「あぁ、よかった」と、

ホッと安堵して。。。

 

そうやっていつか。

源泉に還っていく。。。

 

そう信じていた。。。

 

 

だから、ただ普通に生きているだけでも、、、

いずれ人は。。。

 

すべての人は、源泉に還っていく。。。と。

 

 

ずっと、そう思っていた。。。

 

 

あの時も、、、

それを疑ったわけではなかったけど。

 

こういう光景を目の当たりにして。。。

 

 

でも、そうなるには、、、

 

源泉に戻るには。。。

 

その道は果てしなく遠いのだな。。。

 

・・・ということを実感させられてしまって。。。

 

 

現実を、思い知らされてしまって。

 

 

 

あの時の気持ちを、、、

どう表現すればいいのか。。。

 

 

失望?

 

人間に嫌気がさした?

 

 

ちょっと、うまく言えないけど。。。

 

 

ああいうことを感じたのは、、、

あの時が、初めてだった。。。

 

 

*******

 

 

つづく

このお店での物語が、、、

ここで終わっていたら、すごく綺麗に

まとまった話だったな。。。と思う。。。

 

 

だから私があの時、、、

エネルギーが変わったな。と感じた時。

 

その流れに逆らわず、予定通りに

あのお店を辞めていれば。

 

物語はそこで、綺麗に終わったのだと。

 

そう思う。

 

 

でも、新店長に引き止められて、

流れに逆らってそこに留まったばかりに、

その後日談が生まれることになり。

 

その後日談は、、、

あんまり爽やかではない話になった。

 

 

流れを読んで、そのまんま動けばおそらく。

人生、ものすごくスムーズで、

ミラクルばかりが起こるだろう。。。

 

そして、特に何も、「問題」は起こらない物語を

経験していくことになるのだろう。。。

 

でも。

 

それだと、「ドラマ」としては、、、

たいして面白くもなく。

 

いずれ、飽きる。。。

 

 

そこに、いろんなドタバタがあるからこそ。。。

いろんな、刺激があるからこそ。

 

人間というものは、面白いのだとも思う。。。

 

 

そして、そういうドラマからは、

学べることが山ほどあり。

 

結果、自分の成長に繋がっていき。。。

 

成長。。。というか。

 

私はそれが、「カルマの清算」だと

感じていて。。。

 

 

そうやって私たちは、、、

自分の自我の色を、魂の色へと。。。

 

「透明」に近づけさせていっているのだと。

 

そう思ってる。。。

 

 

そして。。。

 

「すべてである私」の視点から見れば。。。

 

物語がスムーズだろうが、ドタバタだろうが、

幸せだろうが、不幸だろうが。。。

 

成長だろうが、カルマの清算だろうが、

善だろうが悪だろうが。

 

そういうの、ほとんど気にしていない。。。

 

 

ただ、、、観ているだけだ。。。

 

 

だって。

その視点から見たら。。。

 

すべては、、、

自分の中で生まれては消える。。。

 

儚い夢に過ぎないのだから。。。

 

 

*******

 

 

後日談のひとつは、、、

例のあの店長のこと。

 

 

新しいお店に移動して、そこで店長と

なった彼は。。。

 

そこでも、相変わらずだったらしい。。。

 

まったく、自分のやり方を変えず。。。

そこの従業員達の不満が募っていったようだ。

 

 

ある時、こちらのお店で起こった

店長のあの不祥事を。

 

どこからか知ってしまった、そのお店の

従業員達は、怒りを爆発させた。

 

 

「そんな犯罪を犯した人を、

どうしてこっちの店で、引き受けなければ

ならないんだ?!」

 

・・・と。

 

 

 

もし、あの店長があの出来事で

何かを学び。。。

 

自分の在り方を変えることが

出来ていたならば。。。

 

 

イエスの言葉を借りるならば、、、

悔い改めていれば。

 

 

そのお店の従業員達から、信頼して

もらえる自分になっていれば。

 

その時たとえ、過去のことがバレたとしても。

 

もしかしたら、、、

そのまま受け入れてもらえたかも

しれないのに。。。

 

 

人って本当に、、、

自分を変えることって難しくて。。。

 

 

そうして怒った従業員達は、、、

フランチャイズの会社の重役ではなく、

このコーヒーショップ全体の大元の本社へと、

苦情を入れた。。。

 

 

店長が従業員を盗撮していた。

 

・・・ということが、本社に知れると、、、

やはりそれは、大ごとになり。

 

フランチャイズ会社の重役たちは、

本社から厳重注意を受け。

 

一部の重役には、それなりの

罰が下ったらしい。。。

 

そして、あの店長は今後、

お店に出ることを、一切禁じられ。

 

内勤の事務にまわされることになった。

 

 

これでやっと、一段落かと思いきや。。。

 

事務にまわされたあの店長からは、、、

会社から店舗への連絡事項ということで。

 

私達の店舗にも、日々、ファックスが

入るようになり。。。

 

めんどくさい注意事項だとか、

ルールだとか、チェック表だとか。

 

まぁ、相変わらず。

いろいろ送ってきていた(苦笑)

 

 

そこに彼の名前は入っていなかったけど、

私達はみんな、その文章の書き方などから、

それがあの、店長からなのだということは、

すぐに解った。

 

みんなそこに、彼の「匂い」を

感じ取っていたから。。。

 

 

若い子達はもちろん、

怒っていた。

 

 

「一体どういう神経してるんだ?」とか、

「あの人、頭おかしいんじゃないですか?」

 

・・・とまで言っていた(苦笑)

 

 

パートの彼女と私も、もう。。。

何かを言う気力さえなく。

 

完全に、呆れてた(苦笑)

 

 

・・・と同時に、心の底では思っていた。。。

 

「せっかく変われるチャンスだったのに、

もったいない。。。」

 

・・・と。。。

 

 

そして。。。

 

もしかしたらあの時、、、

躊躇せずに、警察沙汰にしてしまって

いたほうが。。。

 

彼にとっては良かったのかしら。。。

 

なんて思ったりもしたけど。

 

 

何が正しかったか。。。なんてことは、

人間には判断できないんだ。。。と。

 

そう思った。。。

 

 

それこそ。

 

すべては神のお導き。

 

・・・みたいな。

 

 

だから。

 

 

その時、どんな選択をしようが。

どんな判断をしようが。

 

その場で。。。

自分の「真の良心」に従うこと。

 

 

それだけが自分の。。。

決めごとになった。

 

あれ以来。。。

 

 

*******

 

 

その人の魂が。。。

今のその人に必要なドラマの道筋をつける。。。

 

いろんな人の魂が手を取り合って、

各自に必要な、完璧なドラマを創り上げる。。。

 

 

店長にとってのあのドラマは、、、

彼の魂が起こしたもの。。。

 

彼の自我に、何かを気づいてほしくて。。。

 

 

それなのに今回、、、

彼は。彼の自我は。

 

サレンダーできなかった。

 

 

もし魂が。。。

 

「痛い」ということが、どういうことなのか。

それを理解することが、自我の成長に

繋がる。。。と判断すれば。。。

 

魂はその人に、、、

「痛み」を経験させるだろう。。。

 

 

軽く転んで、「痛み」を完全に理解すれば。

 

もうそういうことは、二度と起こらない。。。

 

 

でもそれでも、理解できなければ、、、

次は、自転車で転ぶ。。。

 

その次は、自動車事故。。。みたいに。

 

 

店長のあの出来事は。。。

かなり大騒ぎになったのに。

 

それでもまだ。。。

自分を変えることができないようでは。

 

 

彼の身に、、、次は一体、

何が起こるのか。。。と。

 

少し、心配にはなったけど。

 

 

そんなこともまた、、、

大きなお世話だわね。。。と。

 

 

そのあとはもうすっかり。

 

彼のことは、、、

意識から外した。。。

 

 

 

彼と交流したことで。

私にも本当にたくさん、

学べることがあったから。。。

 

 

ある意味彼も。。。

重要な、ソウルメイトだったのだと思う。

 

自我にとっては。

すごく大変だったけど(苦笑)

 

 

その後も何年もの間、私の話題にのぼり、、、

こんなに色鮮やかに、記憶に残った彼は。

 

ある意味、アッパレ!!

 

・・・だと思う。。。

 

 

 

彼は。

 

今まで私が出会ってきた男性達の中で、、、

実は、一番、頭が良い人だった。。。

 

・・・というか。

 

魂レベル?的には、

相当、高い人だったと感じていて。

 

 

なんというか。

 

「質」としては、「王」というか、

「指導者」の質を持っていた

人なのだろうな。。。と。

 

そう思った。。。

 

 

知性も高くて。

 

あのヒトラーと、同じような匂いがした。。。

 

 

ああいう人が、

本当の愛に満たされなかったりすると、

ああいう暴挙に走ってしまうのかも?と。

 

 

そう思ったら。

すごく、悲しくなった。。。

 

 

今までに、何度も転生を繰り返し。。。

少しずつ自我を魂に近づけて。。。

 

そうやって。。。

一生懸命積み上げてきたものが、

今回の人生で台無しになる。。。

 

一気にレベル・ダウン。

 

・・・なんてこともまた。。。

 

この、人間ゲームの中では

起こり得るのだろうな。

 

なんて思ったら。。。

 

 

自分も本当に、、、

気をつけなければ。。。と。

 

 

本当に、いろんな気づきをくれたな。。。と。

 

そう思う。。。

 

 

 

だから。

 

今回の人生で、私はもう二度と、

あの店長とは関わりたくはないけれども。。。

 

私の物語の中で、あえて悪役を演じてくれた

あの店長には。

 

とても、感謝している。。。

 

 

*******

 

 

つづく

会社の決定を変更させて、

あの店長に、どうしても報復したい彼女達。。。

 

気持ちは解るけど、、、

こういうのを、「執着」と言うのだろうな。と。

 

そう思っていた。

 

 

もし。。。

そういう強い思いを残したまま死んだら。

 

お化けになっちゃうかもよ?

 

・・・なんて思ったりもした。

 

 

きっと誰しも。。。

 

死んだあと、自分が怨霊になるかも。

 

なんて思わないのだろうけど。。。

 

 

生きているうちに、執着を手放す練習を

ある程度はしておかないと。

 

死んでも、思い癖というか、

習慣は変わらないだろうし。

 

死んでいきなり、出来るようになるわけは

ないだろうし。

 

 

・・・と、さすがにこんなことは、

あの子達には、言えなかった(苦笑)

 

 

なにはともあれ。。。

 

彼女たちの気持ちが落ち着くには、、、

一度、自分たちの思いを通させないと、

ダメなのだろうな。。。と思った。

 

先日の話し合いの時は、、、

会社側が一方的に話を進めるだけで、

従業員からは、何も言えなかったから。。。

 

 

言いたいことがあったのなら、

その場で言えばよかったのに。。。

 

・・・とも思ったけど。

 

 

若い頃はやっぱり。。。

 

ああいう、おじさん達相手に、

何かを発言する。。。ということは。

 

なかなか難しいよね。。。

 

・・・と、思ったりした。

 

 

*******

 

 

パートの彼女に相談してみると、、、

 

「えー、私はもう、イヤよ~。

今更、また本部と連絡とるのは、

もう。。。めんどうだわ」

 

・・・という返事が返ってきた。。。

 

 

ですよねー、、、と、私もそう思っていたけど、

一度引き受けてしまったのだから、

無責任に投げ出すわけにもいかず。

 

 

「悪いけど、Lyricaさんに

任せちゃってもいい?」

 

 

・・・と、彼女には逃げられてしまったので(笑)

 

次は、新店長に相談してみた。

 

 

新店長は、まだ若かったけど。。。

 

ものすごく親身に相談に乗ってくれて、

自分が動きますよ。と、約束してくれた。

 

会社の上司に連絡して、

もう一度、話し合いの場を設定して

もらえるように、頼んでみる。。。と。

 

そう言ってくれたのだった。。。

 

 

多分。。。

新しく店長となった責任感やら、

そのプレッシャーやら。

 

おまけに、

私に対しての気遣いやら。。。で。

 

彼も大変だろうな。。。と思ったけど。

 

ここは、お願いしてしまうことにした。

 

 

 

そして。

 

話し合いの日がまたやってきた。

 

 

*******

 

 

・・・とは言っても。

 

その日は、お店の近所のカフェに、

若い女の子二人と、新店長。

そして私がお店代表で出向き。

 

会社からは、おじさんが二人。

 

そのおじさんの一人は、先日の

話し合いの場で、進行役を務めていた

あのおじさんだった。

 

 

正直言うと。。。

 

あの日、どういう風に話し合いが

進んだのだったか。。。

 

詳しいことは、あまりよく覚えていない。。。

 

 

ただ、女の子たちに。

 

「今回はちゃんと、自分の口で、

自分の言いたいことを伝えなさいね」

 

・・・と言っておいたのは覚えてる。

 

 

そして、そうそう。。。

 

おじさん達には、この子達の話に、

ちゃんと耳を傾けてあげてください。と。

 

そう言ったんだっけ。

 

 

私と新店長は、、、

それを見届ける人となっていた

気がする。。。

 

 

若い子達が、いろいろ話して。

おじさん達はそれを、黙って聞いて。

 

「解りました。善処します」

 

・・・ということで、話し合いは終了した。

 

 

お店を出る時、、、

進行役だったあのおじさんと、

何か、世間話をした記憶がある。。。

 

私が、、、

 

「よろしくお願いします」

 

・・・と言うと、おじさんは。

 

「はい。また何かあったら言ってください。

いつでもお話、聞きますから」

 

・・・と言った。

 

 

その時私たちは二人とも。

同じような苦笑いの表情を浮かべていて。。。

 

なんだか、このおじさんとは。

話が合いそうだ。。。なんて。

 

そう思ったのを覚えている。

 

 

そして、もう一人いたはずのおじさんは、

顔も何も覚えていない。。。

 

 

*******

 

 

予想はしていたけど。。。

 

ああいう話し合いの場を持っても、

結局、状況は何も変わらなかった。

 

あの店長が、クビになることは

なかった。

 

 

女の子たちは相変わらず、

どこかに不満は残っていたけど。

 

でもそれでも。

あの時、言いたいことは言えた。。。

 

・・・ということで、多少は

スッキリもしていたようだ。

 

 

女性は特に。

 

実際に状況をどうにかすることよりも。

 

自分の気持ちを聞いてほしい。

ちゃんと、解って欲しい。

 

・・・ということのほうが、重要だから。

 

そこが満たされれば。

気持ちは落ち着くのだろうな。。。

 

・・・なんて思う。

 

 

私も。。。

 

もう、この話はこれで、

完全に終わり。

 

あとは、辞める日を待つばかり。。。と。

 

そう思っていた。

 

 

でも。。。

 

新店長に、週1でもいいから、

お店に残ってくれませんか?

 

・・・と頼まれ。

 

断れず(苦笑)

 

結局その後も、ズルズルと。。。

仕事を続けることになってしまった。

 

 

あの時は。。。

 

そもそもの元凶であったあの店長は

もういないのだし。

 

まぁ、いいかな。。。と。

 

そんな軽い気持ちで、残留を決めた

だけだったけど。

 

 

今、振り返ってみると。。。

 

私があのお店の中で学べたことは、

あれで完全に終わりではなく。

 

そこで見届ける必要のあるものが、

あと少しだけ、残っていたのだなぁ。。。

 

・・・ということが、すごくよく解る。。。

 

 

*******

 

 

新店長を迎え、、、

 

・・・と同時に、一度辞めたあの、

ギターの彼が、職場に復帰した。

 

彼と新店長も、元同僚だから、

気心知れていて、楽しそうだった。

 

パートの彼女をはじめ、従業員のみんなも、

伸び伸びと仕事が出来るようになり。。。

 

 

お店に、明るさが戻ってきた。

 

 

このお店の新たな門出に。

 

みんなで、乾杯した。

 

 

*******

 

 

つづく

余談になるのだけれども。。。

 

昨日のブログを書いていてふと、

思うことがあった。。。

 

 

私は昔から、、、

 

人の心が透けて見えてしまう。。。と。

 

そう感じていたし、、、

このブログでも、そういう風に書いていた

こともあったと思う。。。

 

 

けれども、昨日のブログを書きながら。。。

 

その「表現」だと少し。。。

矛盾が生まれちゃうな。。。なんて

思ったりした。。。

 

 

店長の「真意」は、私には解らない。

それは、店長にしか解らないもの。

 

もし私が、解ったと思っても。。。

それは私が、自分の心を相手に

投影して見たものであって。

 

簡単に言ってしまえば、それは。

私の「憶測」でしかない。

 

 

 

なのに。。。

 

「心が透けて見える」

 

・・・という表現は、、、

すごく、誤解を招く表現だな。。。と。

 

そう思って。

 

 

他に何か、、、

良い表現方法はないのか。。。と。

 

そう考えているうちに、、、

思い出した。。。

 

昔、自分が使っていた言葉を。。。

 

 

 

魂の声が聴こえる。。。

 

・・・と。

 

 

昔はよく。。。

そう言ってたっけ。。。と。。。

 

 

そして、そっちのほうが、

より近い表現のような感じがした。。。

 

 

 

私に見えていたのは。。。

 

その人の「思っていること」とか、

「考えていること」ではなく。。。

 

 

「それ」は、それよりももっと深いところにある。。。

その本人さえ、気づいていないようなところ。。。

 

 

でも、この「感覚」もまた。。。

 

言葉では、うまく説明できない。。。

 

 

*******

 

 

あの話し合いの翌日から、、、

新しい店長がお店にやってきた。。。

 

オープンして以来、、、

ずっと店長の移動がなかったこのお店。

 

初の、新たな店長。。。

 

 

そして、その店長は。

あの子だった。

 

以前、オープニング・スタッフとして

このお店でバイトしていた大学生の男の子。

 

あの店長に誘われて、

大学を中退して、あの会社の社員になったと

聞いていたあの子。

 

彼は入社後は、このお店を出て、

違う店舗で副店長をやっていたそうだが、

今回のことで急遽の人事異動。。。

 

このお店の店長をやることになったのだそうだ。

 

 

パートの彼女は、

新店長の彼とは、同期の仕事仲間だったから、

色々と、やりやすそうだった。

 

私は、実際に会うのは初めてだったけど、

以前から、話は色々聞いていたので、

なんだか、初対面の気がしなかった。

 

 

新店長は、明るくて感じの良い子で、

みんな、歓迎していた。。。

 

 

従業員のみんなは、最初、、、

次は一体、どんな店長が来るんだろう。。。

・・・と、多少、気になってはいたものの。

 

でも。

 

「たとえ、どんな店長が来たとしても、、、

あの店長のあとだったら、誰でも、

良い人に見えてしまうだろうね」

 

・・・と(笑)

 

 

多分、みんな思っていたと思う。。。

 

あの店長に耐えてこられたのだから、

もう、何が来ても全然平気。。。と。

 

 

*******

 

 

あの話し合いの翌日、、、

フリーターの、若い女の子達から、

相談を受けた。。。

 

そのうちの一人の子は、、、

女性の私でもウットリしてしまうような、

ものすごく綺麗な子で。。。

 

 

その子が、、、

歪んだ表情をして、、、

 

「納得いきません!!!!」

 

・・・と、怒りながら私に訴えてくるので。

 

私は心の中で、、、

 

「あぁ、、、綺麗な顔が~~~

もったいない~~~」

 

・・・なんて、つい思ってしまっていた(苦笑)

 

 

彼女たちは、、、

昨日の会社の決定に、納得が

いかないようだった。。。

 

ああいうことをした店長を、

なぜ、クビにしないのか。。。と。

 

 

クビどころか。。。

彼は今後、違う店舗で、変わらず店長職を

続けていけることになったようで。

 

今回新しくこのお店に来た新店長が以前、

副店長をやっていたお店へ、

店長として移動することが決まっていた。

 

 

以前からそのお店にいた店長は、

もともと、他店舗との兼任だったので、

もうひとつのお店のほうの店長になり。

 

その空いたスペースに、

あの店長は、スポッと入る形になった。

 

おそらく、減給もなし。

 

 

 

新店長は、副店長から店長に昇格。

 

これまで、二店舗の店長を兼任で

大変だった人は、ひとつのお店だけに

集中できるようになり。

 

でも、例の店長がそのお店の

店長になれば、結局どこにも穴は開かず。

 

会社としては、大した損害はなし。

 

 

もともとあの会社は。

人手不足で。。。

 

内勤の重役だけは、あんなに

たくさんいるのに。

 

現場の人数は足りていなくて。

 

 

「だから結局。

 

あの決定って、すべてが会社に

都合のいいだけじゃないですか。

 

私達がどれだけ、心に傷を負ったか。

全然解ってない!

 

 

だいたい。

お金を盗んだ犯人とかいう話。

そんなの、嘘に決まってるじゃないですか。

 

このお店に、そんなことをする人が、

いるわけないじゃないですか。

 

店長は、録画は全部消したなんて

言っていたけど。

 

そんなの、信じられません。

 

もしあの店長が、今までに録画した

私達の着替えの映像を、ネットに

アップとかしたら、どうするんですか!!」

 

 

そうやって、彼女たちは、

ものすごく怒っていた。。。

 

 

今回の盗撮のことだけではなく。

これまで、店長が自分たちにしてきた仕打ち。

 

そういうことへの、積年の恨みつらみを

はらせる、絶好のチャンスだったのに。

 

こんな消化不良な結果では、

収まらなかったのだろう。。。

 

 

彼女たちの気持ちは私も。

痛いほど解った。。。

 

私の中にだって、

そういう気持ちは、絶対にあったと思う。。。

 

 

でも、それよりも。

 

「もう、めんどくさい」

 

・・・という気持ちの方が、

勝ってしまっていた。。。

 

 

大人の世界なんて。

どこも、そういうものだよ。

 

みんな、汚れてる。

 

・・・というか、感覚が麻痺してる。

 

 

そう思っていた。。。

 

 

そして、そういう社会の中で、

自分だっていつ、そうなってしまうのか。。。

 

絶対に染まらない。。。なんて保証は、

どこにもない。。。

 

もしかして、もう既に、、、

染まっていたりするのかも。。。

 

だって。

みんな同じ、人間なのだから。。。

 

 

 

中国共産党とか、ロスチャイルドとか。

 

そういう、大きなことで騒いでいる人は

たくさんいるけど。

 

ものすごく身近にある

同じ構造には、案外気づかない。。。

 

 

規模は小さくても。

根本的なところでは、同じだ。。。

 

 

みんながみんな。

 

「人間としての自分」を、本当の自分だと

信じて疑っていないから。

 

その自分を、守ろうとしてしまう。

 

 

原因は、ただ。

それだけなのだけど。。。

 

人間としての、弱さ脆さなのだけど。

 

 

そんなことなど考えないで。

 

自分の外側に「悪」を仕立て上げて、

それに向かって戦いを挑んでしまうのが

私達、人間。。。

 

 

そういうドラマがここでは、、、

エンドレスで。。。

 

 

 

感覚が麻痺してしまった人たち。。。

 

そういう人たちの良心を、

本気で揺さぶりたいと思ったら。

 

こちらも、相当の覚悟が必要なのだけど。

 

 

けど。

 

今回はもう、あの店長が、

自分たちの前から消えてくれたこと。

 

それだけでもう、よしとしない?

 

・・・と、そう思っていた(苦笑)

 

 

でも、断れなかった。。。

 

必死で訴えてくる彼女たちの

目を見ていたら。。。

 

彼女たちのピュアさが、

羨ましくもあったし。。。

 

彼女たちの幼さに、

危うさを感じたり。。。

 

 

でも、彼女たちの訴えを

はねのけることが出来ずに。

 

いさめることも出来ずに。。。

 

私が行動することを、彼女たちに

約束してしまったのは。。。

 

今にして思えば、、、

私もまた、自分を守ったからなのだと思う。。。

 

 

彼女たちの信頼を。

失うことが怖かったのだと思う。。。

 

 

*******

 

 

つづく

ずっと土下座したまま、

泣いている店長。

 

その姿をシラケた目で眺めながら、

何も言わない従業員達。

 

 

あの時。。。

私達は、彼を赦す気もなかったけれども、

責める気もなかったのだと思う。

 

彼に対して、もう、なんの感情も起こらない。

そういう感情が、もう既に死んでしまっていた。。。

 

 

つまり。。。

みんながみんな。

 

店長のことを、見捨てていたのだ。。。

 

 

シーンとしたままの数分間が過ぎ。

さすがに、気まずさを感じたのか。

 

進行役のおじさんが、

口を開いた。

 

 

「〇〇君(←店長)のやったことは本当に、、、

赦されることではないのは解ります。

 

ただ、彼はまだ若くて、家庭もあり。

 

今後の彼の将来のことを考えると、、、

一度の失敗で、すべてを奪ってしまうのは、

どうなのか。。。と。

 

なので、話し合いの結果私達(重役たち)は、

彼をこのまま、会社に残すことにしました。

 

しばらく自宅待機はしてもらいますが、

その後は、復帰してもらうことになりました。

 

今後、彼がこのお店の方々と接触するような

ことは、我々が決してさせません。

 

みなさんが、彼と顔を合わせるようなことは、

今後絶対に、起こらないようにします。

 

明日から、他の人にこのお店の

店長をやってもらいますから。。。

 

だからみなさん。

彼も心から反省しているようなので、

どうか、赦してやってください」

 

 

おじさんはそう言うと。

私達に頭を下げた。。。

 

 

 

そんな「模範的」な言葉を。。。

 

 

なんて美しい言葉なんだ。。。

 

・・・と、「部外者」の人は

感じるのかもしれないような。。。

 

そんな、一見感動的な話を、

おじさんは語っていた。

 

 

もちろんこれは。

おじさんの本心なのだとも思った。

 

 

「な?これから君も頑張らないとな」

 

・・・と言って、おじさんは店長の肩をたたき、

彼を立ち上がらせた。

 

うつ向いたまま、「はい」と。

店長は、力なく頷いた。。。

 

 

その時の店長の表情。。。

 

目をうるませて。。。

思いきり反省している顔をしている

はずなのに。。。

 

私には、その顔が、、、

ずる賢そうに、ニヤリと笑っているように

見えていた。。。

 

 

そして。

 

「あーあ。おじさん達、

すっかり店長に騙されちゃって」

 

・・・と、思っていた(苦笑)

 

 

*******

 

 

店長のあの時の表情が。。。

 

重役のおじさん達には、本当に反省している

ように見えていたのかもしれない。。。

 

私達、従業員にはそれは、

歪んで見えていたけれども。。。

 

どちらの見え方が正しかったか。

 

なんてことは、解らない。

 

 

人はみんな。。。

自分の心を相手に投影して、、、

そうして、そこに映し出された像に反応する。。。

 

 

私は。。。

長い間、店長と接していくうちに。

 

ああいう店長をそこに映し出すような心を。

自分の中に育てていたのだと思う。

 

 

だから。

店長の本心など解らないけれども。

 

私の中の店長は。。。

ああいう人になっていて。

 

 

そこまでは、特に問題はない。。。

 

 

だって。

それが、人間ドラマの基本だから。

 

 

ただ。

その「像」に対して。

 

自分がどう反応するのか。。。

 

・・・という部分は、自分に責任がある。

 

 

 

ただ無意識に反応するだけでは。

ひとつのドラマを、完全に堪能しきれずに。

 

何度も何度も、

同じことを繰り返していくだろう。。。

 

 

 

重役のおじさん達の前で、、、

日頃店長が、どういう自分を見せていたのか

までは解らないから。

 

なんとも言えないけど。

 

もし、おじさん達が本気で、

店長が反省していると感じたのなら。

 

それはそれだ。。。

 

 

ただ、おじさん達も実は、心の底では。

 

「彼は嘘をついているな」

 

・・・と解っていたとして。

 

そのうえでなお、彼を赦し。

彼の将来を本気で案じて、舞台から

追放しないことを選択したのなら。

 

それもそれ。

 

 

そして私達従業員が。。。

毎日毎日、店長と共に過ごしてきた

私達が。

 

「今彼を、赦してはいけない」

 

・・・という結論に至ったのも。

 

それはそれだ。。。

 

 

結局。。。

 

自分が選択したことに、

自分がしっかりと責任を負うことを

自覚していれば。

 

 

その選択は。。。

どれも間違っていないのだと思っている。

 

 

そして出来れば。。。

 

その選択は、「愛」に基づいていたい。。。と。

 

私は、そう思ってる。。。

 

 

それは、人としての情の上での

愛ではなくて。。。

 

 

それは。。。

 

「すべての人が自分である」という

「感覚」としての愛。

 

 

そして、あの時は。。。

 

厳しい態度で彼を突き放すことが。。。

 

私の、愛の表現だった。。。

 

 

*******

 

 

そうやって、あの店長は。。。

私の物語の舞台から消えていき。。。

 

あの話し合いの翌日から。

お店の中が、いろいろ変わっていくことになる。。。

 

 

面白いものだ。。。と思った。

 

 

私がこのお店に来たのは、、、

「こっそりヒーラーの修行」が目的で。

 

 

たまたま働きだした、、、

「独裁店長と愉快な仲間たち」がいた

このお店は。。。

 

そんな修行に、なんてぴったりな場所なんだ。

 

・・・と。

 

当初は、そう思っていた。

 

 

思いが現実になる。。。って。

こういうことか。と。

 

そんな風に思っていた。。。

 

 

 

でも最後には、疲れてしまって。

今の自分の器を認めることになった。

 

 

それは、「人間Lyrica」には、

一見、挫折。。。のようにも見えた。。。

 

自分の身の丈を、しっかりと見据えることは。

 

私の自我にとっては結構、

屈辱的なことでもあった。。。

 

でも。

 

一度認めてしまうと、それまでの葛藤が

まるで嘘だったかのように。

 

すごく、ラクになった。。。

 

 

サレンダー。。。

 

 

自我がその状態になった瞬間。。。

あの店長は、私の前から消えていった。

 

 

 

そして私はあの時、確信した。。。

 

あぁ、、、そういうことだったのか。と。

 

 

自分の現実の流れを創っているのは、、、

思考ではなくて、魂なんだな。。。と。

 

思考はせいぜい。

それに、表面的な飾りつけを

しているくらいだ。。。と。

 

 

私の頭は、「ヒーラー修行」を目的として。。。

一見、それが叶ったように見えていたけど。

 

この現実を生み出した、「魂」の目的は、

実は全然、違うところにあり。

 

その魂の目的とは。

 

「己を知ること」

 

・・・だったのだ。。。と。

 

 

ヒーラー修行というのは、、、

表面的な装飾。。。

 

 

今の自分の身の丈を知り。。。

私の自我がサレンダーして。

 

背負っていた荷物をひとつ、降ろした瞬間。

 

そこに気づくために必要だった「現実」は。

私の目の前から、消えていった。。。

 

 

あのお店での一連の流れで。。。

 

この世って、、、

そういう風に出来ているんだということを。

 

私は、、、心から実感した。。。

 

 

*******

 

 

つづく