後日談その2として。。。
すごくびっくりしたことがあった。
びっくり。。。というか、ショックだったと
言ったほうが、正しいかもしれない。。。
新店長になってから、しばらくすると、、、
あの、パートの彼女と、甘えん坊の彼、
そして、その彼と仲良しだった、
一部の大学生の女の子達。。。
・・・が、新店長の悪口を言うようになった。
不満のキッカケは、、、
「仕事が出来ない」
・・・ということみたいだったけど。。。
え。。。どうして????
どうして、そんなことで不満が????
・・・と。。。
これは、冗談ではなく真面目に。。。
私には、その意味が解らなかった。
あの、独裁店長がいなくなったことで、
こんなに色々と、ラクになったことが増えたのに。
どうして???と。。。
「この店長になってみて、
前の店長は、仕事はすごく、
キッチリしてくれてたんだなってことが
解りましたよ」
・・・と、甘えん坊の彼は言ったけど。
いやぁ。。。それは。
あの店長がこのお店にいた時点で
気づいてなきゃ、ダメでしょう。。。と。
つい、思ってしまった(苦笑)
甘えん坊の彼は、、、
それに比べて、今の店長は、、、
ああで、こうで。。。と。
その先に、不満を並べたてていたけど。
そんな些細なことを、すごく重大な
問題のように話す彼のことを見て。。。
何とも言えない気持ちになった。
ただ。。。
甘えん坊の彼はまだ、19歳だったか、
20歳だったか。。。
そのくらいだったから。
そういう幼さもまぁ、しかたないか。。。と、
そう思ったのだけど。
パートの彼女までもが、
今の店長に対して、グチグチ言うのを聞いた時は、
さすがに、、、イヤになってしまった。
「あなたまで、子供達と同じでどうするの?」
・・・と。。。
パートの彼女からは、、、
同意してほしい。。。という気持ちや、
私になんとかしてほしいという気持ちを
ヒシヒシ感じてはいたけど。。。
私はそういうの、笑顔で全部
スルーしてた(苦笑)
気づかないフリをしていた。。。
でも、そうしているうちに。。。
また、私の予想外だった展開が
起こっていった。
そして私は更に、、、
ショックを受けた。。。
ある時、甘えん坊の彼が、、、
少し遠慮がちに、言ってきた。。。
「最近、〇〇さん(パートの彼女)が
イヤなんですけど。。。」
・・・と。
彼にそう言われる前から、、、
薄々感じ始めてはいたけど。。。
彼のその言葉を聞いて、、、
「あぁ、、、やっぱり。。。」
・・・と、それが、確信に変わった。。。
以前の店長は、、、
明らかにそれは、意地悪でしょ。。。
という仕打ちを。。。
いじめのようなことをしていたから。
だから私は、パートの彼女に寄り添い。
彼女を庇い、店長と戦ったりも
したけれども(苦笑)
今回、、、
パートの彼女が抱いている
新店長への不満は。。。
それは単に、彼女のワガママに。。。
ワガママ。というか、思い込みの
暴走にしか見えなかったから。
だから私は、彼女に共感もしなければ、
寄り添いもしなかったのだけど。。。
そうこうしているうちに彼女は、、、
いつの間にか、「第2の独裁店長」のように
なっていってしまっていた。。。
なんで、こうなっちゃうの?
・・・と。。。
まさか、あの彼女がこんな風に。。。と。
本当に、、、
ショック。。。というか、情けなくなった。。。
今の彼女がやっていることは、
以前の店長と根本的に同じだった。。。
つまり。。。
他者が自分の思い通りに動かないと、
イライラしてしまう。。。
自分の思いを正当化して、
それに沿わないものを、矯正しようとする。。。
そこに、「権力」(力)を使う。。。
そして。
それでも矯正できないものは、、、
「悪」として、排除しようとする。。。
パートの彼女はそれを。。。
「感情」に基づいてやっていた。。。
以前の店長は、「思考」に基づいて
やっていた。。。
また、以前の店長がそれを「自覚」して、
意図的にやっていたのに比べて。
パートの彼女は、無意識でやっていた。
だからもしかしたら。。。
以前の店長よりも、彼女のほうが、、、
実は、タチが悪かったかもしれない。。。
なぜなら彼女は、自分の行動を、、、
「正義」と信じて、まったく疑っていなかったから。。。
自分は、「善」を行っていると、
信じきっていたから。。。
以前の店長は、実は自分の「弱さ」を
解っているのに、プライドが邪魔して、
それを認められなかったから。。。
そうやって。。。
いつの間にか彼女が、、、
第2の独裁店長となっていった。。。
・・・というより、「お局様」と言ったほうが、
表現としてはふさわしいかもだけど(苦笑)
*******
その頃私は、、、
もう、週1回程度しかお店に出ていなかったし。
あの店長の事件以来、何かが
切り替わってしまっていたから。。。
もっと言えば、本当はもう、
そこにいる意味もなかったから。。。
だから、目の前で展開されていくそういう物語に、
自分が積極的に参加する気持ちも、
もう、ほとんどなかった。
パートの彼女とも、新店長とも、、、
のらりくらりと、表面上はうまくやっていた。
ただ。。。
お店の中の、そういう変化を眺めながら、、、
心の中では。。。
少し、、、人間というものに、失望したような
感覚になったりもしていた(苦笑)
そんな風に思ってはいけないなぁ。。。と
思いながらも。。。
やっぱり、ショックで。。。
「Lyricaさんのおかげで、癒されました」
・・・って言ってくれていたのに。。。
あれは、何だったんだろう。。。と。。。
一度、傷を癒しても。。。
すぐにまた、転ぶ。。。
転んでまた、新たな傷を自ら作る。。。
その転ぶ癖自体をなんとかしないと。
意味ないんだな。。。と。
・・・と。
そう思ったら。
なんだか、果てしない気持ちになった(苦笑)
人ってどうして。。。
こうやっていつもいつも、、、
不満ばかり言ってるんだろう。。。と。
なんでこんなに。。。
無意識に生きているんだろう。。。と。
怒り。。。というよりも。。。
ショックで。。。
それまでは。。。
どんな人でも、、、
最後の最後には、「あぁ、よかった」と、
ホッと安堵して。。。
そうやっていつか。
源泉に還っていく。。。
そう信じていた。。。
だから、ただ普通に生きているだけでも、、、
いずれ人は。。。
すべての人は、源泉に還っていく。。。と。
ずっと、そう思っていた。。。
あの時も、、、
それを疑ったわけではなかったけど。
こういう光景を目の当たりにして。。。
でも、そうなるには、、、
源泉に戻るには。。。
その道は果てしなく遠いのだな。。。
・・・ということを実感させられてしまって。。。
現実を、思い知らされてしまって。
あの時の気持ちを、、、
どう表現すればいいのか。。。
失望?
人間に嫌気がさした?
ちょっと、うまく言えないけど。。。
ああいうことを感じたのは、、、
あの時が、初めてだった。。。
*******
つづく