2018年11月にブログを開始し、今回が355回目の更新です。

「ではまた明日」と職員に声をかけるのが退勤時の挨拶ルーティンでした。

今日は最後の「ではまた明日」です。

いよいよ退任を実感してきます。

明日6月22日は青森県看護協会通常総会です。

 

この6年間、本当に色々なことをやらせてもらいました。

会員の皆様には、寛容な心で見守っていただき、

そして応援してもらい、感謝の気持ちしかありません。

 

当協会の事業の数も、それに伴う業務量も、この6年で倍増しました。

協会職員にもいろいろ負担をかけたと思います。

特に、コロナ禍での対応は、看護職の現場同様に

とても厳しく辛い時間だったのではないでしょうか。

そんな中、力を合わせて結果を残し、成果を積み上げ

本当に有難う!の言葉しかありません。

 

看護は実践です。会員の皆様あらゆる場での実践を期待します。

これからは、私も看護協会の一会員となりますが、

いつでもどこでも、看護の現場を応援し

看護協会を応援していきます。

一度染み着いた行動はなかなか変わらない

歯科の定期健診で、歯ブラシの使い方を丁寧に指導を受けた際に強くそう思った

 

自分の不器用さは自覚している

箸の持ち方や鉛筆の持ち方などは完全に我流である

年齢を重ねるとともに、これでは恥ずかしいと思い

何度も直そうとトライしたが、その度に挫折している

歯ブラシの使い方もクセが強いようである

歯ブラシの偏った使い方が、歯の減り具合に現れているようだ

 

なにか物事を成すとき、ほんの些細なことが一つずれただけで

結果に結びつかないことがある

痛い思いをしなければ身に付かないものだろうか

痛い思いをしてからでは遅いのだが、痛い思いをしてもすぐ忘れてしまう

結局は自分に返ってくるのをわかっていても、その繰り返しである

 

丁寧に指導してくれた歯科衛生士に報いるためにも

今後は時間もたっぷりあることだし、もう一度トライしてみたいと思う

認定看護管理者教育課程ファーストレベル研修が

折り返し地点を過ぎ、後半に突入した

受講生82名はみな元気である

研修中の反応も良く、グループワークも活発に行われている

 

日本看護協会が1993年に認定看護管理者「ファーストレベル教育」を開始

当協会は同年8月に開講しており、全国では2番目に早いスタートで

31年の時を経て続く、歴史のある研修の一つである

 

ファーストレベル研修での学びを実践するには

看護師長の関りがポイントとされる

今年の受講生の平均年齢は約45歳

2040年まではあと16年

その時、受講生はちょうど60歳前後である   

 

無事ファーストレベルを修了した後は

青森県の看護を担うプレイングマネジャーを活かして欲しいと思う

先週、6月6日・7日と日本看護協会通常総会・全国職能別交流集会が

東京国際フォーラムで開催され、理事として出席してきた。

 

青森県看護協会会長としての任も残りあと10日余り

日本看護協会の総会や理事会への出席も最後となり

また一つ、会長としての役目が終わった。

肩の荷が軽くなったようで、これが一つ目の嬉しいこと。

 

日本看護協会の総会・職能別交流集会が終わり

東京駅に向かうため、会場のエスカレーターで移動中のこと

上り下りそれぞれのエスカレーター中腹あたりで

「青森県です~!!」と3人の若い女性から声をかけられた。

 

総会に出席しているので、当然看護職であるが

若い方が、東京まで来て、日本看護協会の総会に出席してくれたことに

まずは嬉しく思った。

 

6年間会長に就いてきて、嬉しいことはいろいろあったが

全国から数千の看護職が集うこの場で、私をみかけて声をかけてくれた。

なんと嬉しいことだろう。

 

若い方の総会参加は得るものが多く、きっと看護は膨らむはずである。

思いがけずかけられたその一言に、私の心も喜びで膨らんだ気がした。

5月に開講した認定看護管理者教育課程ファーストレベル

先日、実施した実習指導者講習会、両研修の受講者に聞いてみました。

 

・日本看護協会総会に参加したことのある人

  → ゼロ

・処遇改善は何故行われたか、誰がどのように働きかけたのかを知っている

  → ゼロ 

・上記のような看護協会の活動について所属部署で説明を受けたことがある

  → ほぼゼロ

・青森県看護協会の会員特典等福利厚生について知っている

  → 1割程度

・LINE公式アカウントの開設

  → 6割方が知っている

 

昨年度に東青支部が実施した「看護協会の認知度」調査によると

協会事業で知っているのは「認定看護管理者教育課程」がトップ。

 

その他についてはほぼ伝わっていないのが実態でした。

講義における講師と受講者の関係と同様、双方の問題で 

情報の流れと共有は、組織の血液循環ともいえます。

看護協会と現場を繋げて考えるのはなかなか難しいのかもしれません。

 

さて、今日(6/6)明日と日本看護協会通常総会・全国職能別交流集会が開催です。

会員のみなさまには、是非一度は参加し見てほしいと思います。

自分たちの会費がどう使われ、協会活動がどう現場に反映されているかを知り

そして、看護職としての立場を再確認し

自分自身を知るることが出来るかもしれません。

通りに面したとある店舗の歩道は、常に綺麗に掃かれ片されている

秋の落ち葉の季節、真冬の積雪、祭りの期間

朝、複数の職員が掃き掃除をしているのを見掛けたことがある

なるほど、こうやってこの通りの景観は守られているのか

 

サッカー選手の長谷部誠の著者「心を整える」を思い出した

長谷部選手は、意識と実際の行動を結びつけるという

生活を整えることにより力を発揮できるという

タイトルもその中の一文である

 

また、行動から人は学び結果として意識が変わることもある

それは躾と似ているかもしれない

いずれにしても、先の店舗は社風を思わせる行動である

青森県助産師会と当協会助産師職能委員会との懇談会を開催

私も一応助産師ではあるが

助産師会がどの様な活動をしているのかまでは詳しく知らず

会員になるとわかるよ、と友人に言われたのをきっかけに

それから暫くして会員になった

入会金3万円、年会費1万円 

なるほど概要が見えてきた

入ってみないとわからないものである

 

コロナ禍でも地域に密着した活動を続けていて

研修はもちろんだが、いのちのお話や孫育てプロジェクト

妊娠SOS、電話相談レディースサポート 等々

重要な事業で地域に貢献している

 

災害時の会員の安否確認もしっかり機能している

会員84名を有する会の活動に敬意を表し

今後も、女性のライフステージに応じた健康づくり支援に期待している

本日付の東奥日報紙にも記事が載ったので

ご存じの方もいらっしゃるでしょう

 

納谷むつみ氏が会長を務める「公益社団法人 青森県社会福祉士会」

その創立30周年の記念式典が、昨日(5月26日)県民福祉プラザで開催されました

納谷会長が就任し、ますます活発に活動していることに敬意を表します

 

青森県社会福祉士会は700名ほどの会員数で入会率約30%  

全国の社会福祉士会の中で一番の組織率というのは

大変に素晴らしいことです

 

会の花は「カキツバタ」とのこと

青紫色のその花は、外側の花びらが垂れ下がり、内側の花びらは直立しています

会の姿や活動を表しているような優雅さとまっすぐな思いを感じます

 

カキツバタはアヤメ科の花で、アヤメととてもよく似ています

花びらに網目があるのがアヤメ、白い筋があるのがカキツバタ

というのが簡単な見分け方とのこと

 

花言葉は「幸せは必ず来る」「思慕」「高貴」等

万葉集にも恋い焦がれる思いを表す花として頻繁に登場するらしい

 

ら衣
つつなれにし
ましあれば
るばる来ぬる
びをしぞ思ふ

 

伊勢物語で、在原業平が愛する妻のありがたみを詠ったとされている

「かきつばた」の折句

古典には詳しくないですが、読むだけでなんとなく詠手の気持ちが伝わってくる気がします

 

ちょうど今の季節、綺麗に花を咲かせており見頃です

見かけたら、みなさんも思いを寄せてみてはいかがでしょうか

数年前の話

 

タクシーを予約していたが来ない

諦めて流しのタクシーを拾った

そのタクシーがまたトラブル続き

 

荷物があったのでトランクを開けてもらおうとしたが開かない

なんとか荷物を収めて乗車したものの

ドアを閉めないでそのまま走り出した

あせって運転手に、車を停めてもらう

 

ホッとしたのもつかの間

今度は運転手が行き先の間違いに気づく

正しい行き先に方向転換し

あと、そこの先を曲がると目的地というところまできたら

その角を直進し、通り過ぎてしまった!

Uターンしてやっと目的地に到着

 

この一件でスイスチーズモデルを思い出した

小さなエラーが幾重にも重なって大きな事故に至るのだと感じた実体験である

脳科学者 中野 信子 氏が各種メディアで取り上げられているが

その中の掲載内容で、今の自分の心境にハマったものがあった

 

<人を不安にさせる3つの原因>

 ・セロトニンの不足(加齢によって分泌量が減る)

 ・満たされている(成功するほど失うものが増え不安になる) 

 ・時間がある(退職などで余裕が出来た結果、不安を掘り下げてしまい増幅)

 

<不安を味方にする方法>

 ・心許せる仲間と共有する

 ・無理にない範囲で運動する

 ・思考を止める趣味をみつける

 

会長の任期も秒読み段階となった

職場の資料等々、断捨離中であるが

確かに没頭している間は忘れている

 

この類の不安は初めてのことであるが

その後の楽しみもまた初めてのこと