4月23日 久しぶりに青森県四師会協議会が開催された

青森県四師会とは、青森県医師会、青森県歯科医師会、青森県薬剤師会

そして当協会である

四師会協議会には各会から役員が出席し

其々がテーマを持ち寄り、意見交換を行っている

 

令和2年度に当協会が幹事となり「地域包括ケアの取り組み」のテーマで開催して以来

新型コロナの影響により開催を見合わせ、実に4年ぶりの開催である

 

設置されてから10年以上となる会だが

目的は、青森県民のために保健、医療、福祉の普及向上に協力するとともに

四師会相互の連携及び協力を図ることとしている

 

他都道府県でも同様の活動を行ってはいるが、その内容は様々である

役員同士、名前は知っており、情報共有も行っているつもりではあるが

実は知らないこともあったり、新たな取り組みについて知ることもある

各会、お互いの活動概要を知ることで連携がしやすくなり

自分たちの活動において参考にもなる

 

会議の場でも、チーム医療のためのチーム活動が行われているのである

円安、桜の季節、連休間近

いろいろな要因が相まって、県内の外国人旅行客がものすごい!

職場への行き帰りの電車・新幹線の中は観光客でごった返している

 

とある駅の掲示板にて

「駐車場をとれずに旅行に行けませんでした。駐車場を何とかしてください」

との書き込みを発見

 

旅行は家を出る時点で始まっている

いや準備してる段階のワクワク感が既に旅行かも知れない

 

計画している時が一番楽しいと言うが

グループ旅行の場合は「それは自分の担当じゃないから」と

全て他人任せで着いてくるだけの仲間もいる

先程の書き込みではないか、旅行時の駐車場には気をつけようと思う

自分を可視化するための人間ドック

「身長」「視力」「骨密度」「聴力」「筋力」「記憶力」

年齢とともに、あらゆる項目で加速度的に低下

対して増えるのは、体重と体脂肪そして中性脂肪くらいである

 

「現状維持は衰退と同義である!」と現場の奮起を促してきた

常々周りに言い続けた言葉が、今度は自分に降りかかる 

 

仕事三昧の人生を振り返りつつ

現状維持ですら高いハードルとなった今は

現状維持が目標となっている

 

毎日が未踏の地に踏み込んでいるような日々である

だから一生勉強というのだろう

「日日是好日」ならぬ「日日是勉強」である

「日日是好日」の言葉どおり、楽しみながら歩みたいと思う

国際的なニュースになってしまった大谷翔平選手の元通訳

水原一平容疑者の違法賭博と不正送金問題

新聞の記事では、大谷選手と水原元通訳の距離感が近すぎたとあった

自動車も適切な車間距離が大切であるように

「職場」「患者」「家庭」など、人間関係も距離感が大切である

 

特に職場の人間関係においては

「合う人」「合わない人」がいるだろう

必要以上に深入りせず、敵を作らず、話しやすく、無用に迎合せず、

職場での人との距離感は生産性にも影響するものである

 

さて、冒頭のように、距離感を考えさせられるニュースのさなか

新年度がスタートした

新人や異動で人との距離感を模索しているも多いだろう

雪囲いを外す時期が来た

今年の青森市内は比較的暖冬で、まれに見る小雪

対照的に県南は記録的な大雪であった

そのせいか山の木や庭木が折れているのを目にする

それぞれ老木もあれば若い木もある

 

木々には節があり、その節があるからこそ

雪や風に負けないしなやかさと強さを持つと言われる

節が衝撃を緩和するようだ

 

若いうちの苦労は買ってでもしろというが

"苦労"という節が多ければ多いほど強い人間をつくるという

 

さて、2024年のセンバツ高校野球、通称「春の甲子園」は

第1回開催からちょうど100年を迎える

夏場所をにぎわせた五所川原市出身の尊富士は新入幕優勝!

なんと110年ぶりの快挙である。大いちょうを結えない力士の優勝は初めてとのこと。

そして、我が青森県看護協会の創始者である花田ミキ氏も生誕から110年を迎える年である。

 

年が明け、気がついたらもう年度末、そして新年度

卒業・入学、退職・入職、昇進・異動などなど

それぞれの場所、場面で節目となる時期である

八戸の駅メロディーは八戸小唄であるが、冒頭にウミネコの鳴き声が入る
降り立った瞬間にそれを聞いて「ナニコレ?」の一声

「これどっちに向かって走るの?」「ここ無人駅だって」

観光客だろうか。

明らかに地元民でない乗客たちの声が耳に入ってくる

ねぶた祭り期間の新青森駅ホームでは

祭りの余韻に浸っている跳人観光客等も多く目に入る

 

観光客といえば「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」の影響がものすごい 

ギュウギュウづめの在来線や特急、新幹線も空席なく座れない

青森にこれだけの人が来るの?と驚いている

協会に勤めて6年間、青森での通勤で初めての現象であった

 

最も、桜まつりやねぶた祭り、航空祭の時期は人混みを避けて通勤していたこともある

「たびキュン」の反響の大きさに、

この企画だと経済効果はどれくらいだろうか

イベントの仕掛けってこうやるんだ!

と見せつけられている気がした

看護系学校の卒業式

役員や支部役員の協力を得て

日程を調整し、可能な限り出席している

同じ日に、午前と午後の掛け持ちもある

 

見事な式辞に感動し

素晴らしい答辞にウルウルしてしまうこともしばしば

 

労働には「肉体労働」「頭脳労働」「感情労働」があると言われている

ご承知の通り看護は感情労働と言われる

 

何だか疲労感を覚え振り返る

これって感情労働

いやいや 感情失禁でしょう

八戸駅の改札口前を歩いていると

窓から外を眺めている人

座り込んでいるイサバのカッチャ風のおかあさん

駅構内でたたずんでいる何人かのを見かけた

何気なくその前を通り過ぎたのだが

なんとなく違和感を感じ、振り向いてみた…

 

なんと、みな、案山子!?

とてもリアルに作られた人形だったのだ

昭和の時代の農作業の装いといい

まじまじと見つめていると、思わず笑みが漏れた

 

現在風の建屋である八戸駅ではなんとなく違和感があるようで

でも八戸の空気には馴染んでいるようで

なんとも面白い風景である

 

 

看護は観察で始まると言われ

関心を持つことから看護は始まる

そこにある何気ない日常を感じとると言うか

その言葉の奥にある思いを感じる

 

「こころまで看る」

これは2011年看護週間のキャッチコピーである

毎日のスポーツニュースでは、その日の大谷翔平選手の結果が取り上げられる。

今日はどうだったかなと、私自身も活躍が楽しみである。

 

各球団はキャンプの打ち上げの時期に入った。球春到来である。

いつの日かキャンプ地を回ってみたいと思っている。

 

「アレ」を狙っている阪神の熱狂的ファンの池松 舞さん。

彼女の「野球短歌」を読んだ方もいるのではないだろうか。

「いつまでたっても阪神が勝たないから、短歌を作ることにしました」

とSNSでスタートしたのがきっかけだそうだ。

 

「毎試合」「終了後すぐ」「うそをつかず」「ハッシュタグをつけず」

と全部で四つの制約を自分に課し、日々の試合を歌にしている。

どうして阪神が好きなのか分からないが、

気がつけば私は野球が好きだったと後書きに記している。

 

皆さんの好きは何ですか?

看護が好きと感じる瞬間ありますか?

私はあるかもしれません。

800年以上に渡って継承されてきた「えんぶり」が4年ぶりに通常開催された

ジャンギという棒の先に金具のついた鍬に似た農機具を持ち

田の神をゆさぶり起こし、田に魂を込める神事である

 

各地の祭りにおいては担い手不足で、形を変えるなど消滅の危機である

伝統芸能である「えんぶり」も例外ではない

今は太夫になり手がいないなど伝統文化の継承に苦労している

 

継承で思い出したのが当協会の創立60周年記念誌である

よくよく確認したら継承ではなく「看護の伝承」として平成20年に纏められている

 

ネットで調べてみると「継承」と「伝承」は似て非なるものらしい

「地位」「身分」「財産」「権利」「義務」などを受け継ぐのが「継承」

生活に密着したものが対象となる

 

「風習」「信仰」「言い伝え」などを受け継いで後世に伝えるのが「伝承」

「伝承」する意思がないと消滅してしまう

 

受け継ぐのが「継承」

受け継いで後世に伝えるのが「伝承」

 

なるほど、そういうことか…

意味はわかったが、はたして伝承出来ているだろうか