八戸駅の改札口前を歩いていると

窓から外を眺めている人

座り込んでいるイサバのカッチャ風のおかあさん

駅構内でたたずんでいる何人かのを見かけた

何気なくその前を通り過ぎたのだが

なんとなく違和感を感じ、振り向いてみた…

 

なんと、みな、案山子!?

とてもリアルに作られた人形だったのだ

昭和の時代の農作業の装いといい

まじまじと見つめていると、思わず笑みが漏れた

 

現在風の建屋である八戸駅ではなんとなく違和感があるようで

でも八戸の空気には馴染んでいるようで

なんとも面白い風景である

 

 

看護は観察で始まると言われ

関心を持つことから看護は始まる

そこにある何気ない日常を感じとると言うか

その言葉の奥にある思いを感じる

 

「こころまで看る」

これは2011年看護週間のキャッチコピーである