地域の安心工務店で家を建てよう!安心工務店取材日記 -4ページ目

上期の住宅着工数

新聞紙上では今年の上期(4月~9月)の
住宅着工数とか、大手ハウスメーカーの業績などが
出始めました。

着工数については、
新設住宅着工数件数が前年同期比2.6%増の62万戸。
大手メーカーの業績も好調のようです。

先日ある新聞に出ていた、
大手ハウスメーカー社長インタビューの記事によると、
購入層は団塊世代と団塊ジュニアの2極化の傾向で、55歳前後と30歳前後。

購入のキーワードは「デザイン」、「個性」などで、
自分の思いをしっかり受け止めてくれる住宅への欲求が強い、とのこと。

団塊世代とジュニア世代は地域工務店に聞いても良く出てくる話で、
最近は両購入層にあわせた家づくりに対応しようという工務店も多くなっています。

ハウスメーカーにせよ、地域工務店にせよ、
またローコストにせよ、中・高級注文住宅にせよ、
家づくりに一番大切なのが、「自分の思いをしっかり受け止めてくれる」ことなのだと思います。

営業担当者もしくは工務店の社長、現場監督、職人などなど、
家づくりの現場に関わる人たちが、みな「自分の思いをしっかり受け止めてくれること」を共通意識として持っている会社であれば、不満のない、いい家づくりを実現できる可能性が高くなるのではないでしょうか。

ホルムアルデヒド濃度の検査

シックハウス症候群対策として、
ホルムアルデヒドの少ない建材を使うことが当たり前になっています。

よく取材でも「それは国の決まりだから」とか、
「もう当たり前だね」なんていうお話を聞くことが多い。

確かに、下地に使う合板や床材、そのほか建材のほとんどが、
その材料自体が○PPMかという表示がされている。

ただ、よく考えてみると、
ホルムアルデヒドというのは、その材料自体にどれだけ入っているかは
さほど重要ではなく、住んでいる家の中にどれだけあって、
その数値が本当に体に害がないのか、大人には問題がなくても、
まだ免疫力のない子供にはどうなのか、それが重要なのだ。

ホルムアルデヒドは測定することができます。
しっかりと考えている工務店であれば、
引渡し前に必ず測定してくれます。

いくら安全だといわれている材料を使っても、
ゼロになることはありません。

きちんと自分の家の数値を知って、
それにあわせた対策をすることが大切なのだと思います。

測定結果を出している工務店の参考例
http://www.tamaru.com/asahihome/index.html

CSビルダーのポイント2

「養生」という言葉をご存知ですか?

辞書で調べてみると、
・衛星を守り健康の促進に心がけること
・病気を治すように努めること 
だそうです。

近頃弊社で販売を始めた、
「現場安心養生シート」が好調です。

この養生シートはいままで多く使われているような、
ビニールの薄くて、ほとんど用をなさないようなものではなく、
キルティング素材で、毛布のような、
現場で使うにはもったいないほどの素材で作られているものです。

養生に決まりはありません。

ただ仕上がった床や柱、壁などを
何か物があたって傷がつかないようにしようという、
気づかいのある工務店であればそこに手を抜くことはありません。

この商品が売れているということは、
建築現場を大切しよう、現場はお施主様のものだ、
という工務店が増えている証拠ですね。

家づくりは技術とこころとよく言われます。
現場見学会などでは技術ばかり説明する工務店が多いようです。

技術は当たり前です。

その工務店がどれだけCSのこころを持っているか、
社長、従業員に会って話し、会社、現場を見て雰囲気を感じとれば、
おのずとわかるものです。

家づくりは大きな買い物です。
時間を惜しまず、判断する目を養ってください。

大工さんの育成

財団法人の住宅産業研修財団というところで、
昨年から「大工育成塾」という大工さんを育てるための
プロジェクトがスタートしました。

この背景にあるのが、やはり大工さんの減少です。

まだ日本における住宅の半数以上が在来工法、
つまり木を刻んで、現場で組み立てる木造軸組み工法で
建てられています。

にもかかわらず、大工さんになりたいという若者は減り、
現役大工さんの高齢化も心配されています。

実際取材などで工務店さんに聞いてみても、
後継者の育成や若く、パワーのある職人不足に頭をかかえる
経営者も多くいます。

国土交通省の助成を受けた「大工育成塾」は、
国家的なプロジェクトとして注文されており、
一期生が50人、二期生が97人、今年で三期目だそうです。

実際に安心工務店にも住宅産業研修財団に加盟する工務店さんがいて、
そのプロジェクトに協力し、若者を自社に受け入れ、
木の刻み方から建て方まで指導されています。

現在の家づくりにおいて、
自然素材、自然との融合、地域材を使った家など工業化にあきた人たち、
他とは違った家づくりを求める人たちが、少しずつ日本の伝統的要素と
現代的な住みやすさの要素を融合した家づくりを求めてきているように思います。

それを現場で一からつくりあげることができるのが大工さんです。

どんな大工さんに建ててもらえるのだろうか?

家づくりの大きなカギは大工さんにあるのかもしれません。




インテリアトレンドショー

今日はインテリアトレンドショーというイベントへ行ってきました。
名前の通り、カーテンやカーペットなどのインテリアファブリックスが、
豪華絢爛に展示されていました。

来場者もいつもの展示会のように工務店や住宅ビルダーばかりでなく、
設計事務所、インテリアコーディネーター、学生、小売店バイヤーなど
様々な職種の方がきていたようです。

展示されている商品一点一点には
そのデザインや質感がかもし出す個性や存在感のあるものばかりで、
その場にいて、その雰囲気を感じるだけでも、
日頃は学ぶ場の少ないインテリア感性を磨くことができるような気がします。

普段は雑誌やショールームでしかみることのできないインテリア。
ぜひ一度足を運んでみてください。
オススメです。
http://www.japantex.jp/

工務店で働く女性

住宅業界での女性進出については、
いろいろな方面から、いろいろな方がその必要性を訴えている。

先日、「女性の営業力がリフォーム業界で必要な理由」というような、
セミナーを工務店、リフォーム会社向けに開催しました。

自らリフォーム業界に主婦として飛び込み、
いくつもの苦難を乗り越えて、多くの実績をあげてこられた、
リフォームウーマンを講師に迎え実体験をお話していただきました。

・女性であるがゆえの、まじめさ、賢さ、粘り強さこそが、
 住宅業界、リフォーム業界で活躍できる資質です。
・営業は数字を追いかけるのではなく、どれだけお客様とコミュニケーションをとれるか

などとてもためになるお話が聞けました。

インテリアコーディネーターを目指す人が増えています。
地域工務店、リフォーム店でも女性が活躍し始めています。

女性の感性をいかした家づくりをこれからもご紹介していきたいと思います。

無印良品の家に思う

先日無印良品有楽町にオープンした、
「MUJI+INFILL1木の家」を見てきました。

お店の中に木の家があるため、
普通に無印良品に買い物に行く感覚で、
モデルハウスをみれるのです。

この家のコンセプトは、
最初に家ありき、ではなく、
住まい手が自由に、オリジナルな発想で、生活空間を作っていこう!というもの。

スケルトン(枠組み)には、木骨構造のSE構法を採用し、
内装はいままで無印商品で開発、販売している家具や雑貨を組み合わせていく。

“無印”といえば、われわれ団塊ジュニア世代とともに成長してきたブランド。
今や家づくりを担っているのは、高齢者か団塊ジュニアといわれているなかで、
今回の無印による家づくりへの提言は、
新たな方向性をより具体的に示してくれたのかもしれません。

イベントで感じたこと

今日は東京ビックサイトで行われた、
「ジャパンホームショー」というイベントを取材しました。

このイベントはこれから家を建てようと考えている人向けというよりは、
工務店、設計事務所など家づくりの創り手向けに行われた、
建築に関わる様々な商品発表の場で、商談の場というものです。

ひと通りまわってみて感じたことは、
ハード(商品)の部分では、
ムクの木、自然塗料、断熱材など、
「自然」、「健康」を意識した商品が多かったということ。

それとハード以上にソフト、つまり提案するための、
プレゼンソフトやCADなどのITツールを提供する企業が多かったところです。

建築の世界でも、
いかにお客様に安心して、納得してもらうための提案ができるか、
が常に研究されていて、そして進化しているのです。

ソフトは大手ハウスメーカーの得意分野です。
しかしもともとハードに強い地域工務店でも、
ソフトでも負けない時代がそこまできているかもしれません。

CSビルダーを見つけるポイント

CSビルダーとはどんな工務店、ビルダーかわかりますか?

お客さまのことを第一に考えて家づくりを行うビルダー・工務店のことで、
どうしたらお客様に喜び、満足していただけるか、を常に考え、お客様のためになること
を実践しているビルダー・工務店のことです。

このCS(お客様が満足する家づくり)こそが、もっとも地域工務店が他と差別化できる
部分なのです。

地域工務店はその地域でしか家を建てません。
だからその評判はすぐにその地域で広まります。
いい工務店であれば口コミでどんどん広がり、同時に仕事も増えます。
悪い工務店であれば口コミでどんどん広がり、同時に仕事が取れなくなります。

つまりその地域で生活していれば、どこの工務店が良くて、どこの工務店がよくないかは
すぐに広まってしまうのです。

いい工務店を見つけるにはどうしたらよいのでしょうか?
こんなところに目をつけて、こんな質問をしてみると、
意外とすぐにわかるかもしれません。

1、その工務店が今建てている家の現場はどれほどキレイですか?
2、その現場の職人さんはちゃんと挨拶をしていますか?
3、おたくの標準仕様を教えてもらえますか?
4、おたくの品質管理のチェックリストをみせてもらえませんか?
5、現場検査はどのくらい行うのですか?
6、アフターサービスのマニュアルをみせてもらえますか?

今後の住宅市場

あるイベントで工務店・ビルダー向けに開催された
コンサルタントのお話を聞きました。

「これからの日本の住宅市場は、まさに地域工務店の市場だ!」というのが大きなテーマで、
では地域工務店が生き残る(大手ハウスメーカーやたくさん建てているビルダーに負けることなく、地域工務店としての特徴を出して倒産せずに生き残る)には何をどうすればよいのか!という内容でした。

安心工務店のテーマとも重なるところがあり、
大変興味深く聞いてきました。

今日はその一部の、
これから家づくりを検討している方にはぜひ知っておいていただきたい、
日本の住宅の市場や今後の動向についてのポイントをご紹介します。

・住宅市場(とくに戸建て)の減少 → 30万戸時代(ピーク時60万戸)

・ローコストビルダー(とにかく安い家を建てているビルダー)の淘汰 → 
 現在は団塊ジュニア世代が家づくりの中心のため土地なし客が多い。よって土地手配力(不動産にも強い会社)が土地とセットで家を販売するビルダー)が伸びているが、いわ ゆるローコスト(安ければよい)はたくさん建てないと利益が出ないので、どうしても 品質という面が落ちてくる。

・地域工務店の数は全国で16万社とも言われているが、生き残るは5~6万社。

今の日本の住宅市場は二極化していると言われています。
高齢者や建替え層は、お金もあり土地もありということで、
最初からこだわりのある注文住宅を建てられる人。

また団塊ジュニア世代の土地もなければ、お金もない層は、
マンションもしくは建売や売建(ともに土地とセットでいくらというもの)という
選択支がまずありきで、ともに東京の23区内郊外で3,000万円後半から4,000万円前半で手が届きそうな価格帯です。

このような日本の住宅市場を考えたときに、
いいものを建てるのが工務店の今までの使命だとすれば、
住まい手のライフスタイルや予算などに合った、
注文住宅をどうしたら提案できるか、を考えていくことが、
地域工務店が生き残り、必要とされていくテーマの一つかもしれません。