地域の安心工務店で家を建てよう!安心工務店取材日記 -6ページ目

住まいへの不満は?

先日、国土交通省から「平成15年住宅需要実態調査」が発表されました。

これは、住まい手である一般の消費者が、
今住んでいる家に満足しているか?
不満があるとすれば何が問題か?
今後どの部分を改善していきたいか?

という、住宅の実態を調査しているものです。

その中で興味深いのが、住宅のどの部分に不満をもっているか、という項目で、
不満の高い順に、「高齢者への配慮」、「住宅の防犯性」、
「冷暖房費用が高くつくこと<省エネ性>」、「地震や台風など災害の時の安全性」
があげられている点です。

つまり、最近家を建てるときに重視されやすい、
「断熱性や気密性」、「間取り」、「収納の問題」などを考える以前に、
「人間が安心して生活できる要素」に対して高い不満を抱いているということです。

情報があふれるなかで、家を建てる際には、
機能や見栄えというどちらかというとハードの部分に
向かいやす傾向があります。

しかしそうではなく、
家づくりの原点ともいえる「そこで長く暮らせることが第一」
という視点から家づくりを考えてみると、
地域との関わりのこと、10年後、20年後、30年後の家族の変化のこと、
など長期視点で家を考えていく必要がでてくるのではないでしょうか?

そんな考えをもつと、おのずと「どこに建ててもらうのが一番良いのか?」
ということが見えてくるのではないでしょうか?

地域工務店のあるべき姿

東京のとある工務店に取材に行きました。
この工務店は、「地域工務店としてのあるべき姿」を長年追求、実践し、
独自の「工務店モデル」を確立しています。

その「工務店モデル」とは、

①地域工務店だからこそできる、顔の見える定期点検
②地域にねざしているからこそできる、地域イベントの主催
③地域工務店にしかできない、関連業者とタッグを組んでの家づくり

定期点検に今まで会ったことのない人はきません。

地域の行事には必ず○○工務店という名前がでてきます。

家づくりの前、途中、終わってからも、
工務店のえらい人や営業マン、現場監督だけでなく、
大工さん、塗装屋さん、設備屋さん、電気屋さんの顔が見えます。

その工務店やメーカーがどんな家を建ててくれるのか、
というカタチももちろん大切ですが、
その前に、その会社が日頃どんな姿勢で家づくりを行っているのかという理念、
家づくり以外への取組みをどれだけ大切に行っているのか、というような家づくりの外堀つまりソフトの部分を見る眼を養うことも、家づくりの成功につながる気がします。



“中身”を見せる力

「全国安心リフォーム店一覧」に続き、「近畿・東海版」の発行に向けて、取材もいよいよ終盤にさしかかってきました。
新築中心の工務店取材に慣れていた我々記者陣も、関東版130社、そして今回の近畿・東海版の取材を通して、新築市場とは似て非なる取り組みや特徴を持つリフォーム市場について、だんだんと理解できてきました。
本書のキーワードは「安心」。リフォーム市場=成長市場と言われ、住宅市場と比べると、まだまだ伸びている分野であることに疑いはありません。が、その一方で、一般的にリフォーム業者は、工務店と比べて会社の歴史が浅いため信用性に欠けるとも言われています。また我々取材陣の中には、一棟まるごと作品として残せないリフォームで、一体どこに「安心」を提供するのだろうか?という大きな疑問がありました。

「関東版」では、掲載項目に「わが社が考える安心の基準」を設けました。具体的には、「リフォーム会社が日頃、施主となるお客様に対して、自社を信用し安心してもらうために、何を考え、どのような努力や取り組みをしているのか」という内容です。
それは、会社の顔となる様々な数字や実績はもちろん大切ですし、「安心」の物差しになることは言うまでもありませんが、本書では、数字では表せないそれ以外の部分にも着目すべきだと考えたからです。

また取材を通して強く感じたことは、「安心」とは、お客様と対面する前に、自社についてどれだけ知ってもらうかにあるのではないか、ということです。
例えば、私達は何か商品を買う時、実際に店舗に行く前にカタログやインターネットでその商品について色々調べてみるということがよくあると思います。
このように事前に情報収集ができるということは、お客様にとって重要なことなのです。
だからリフォーム会社においても、会社について(経営方針、社長・社員のこと、実績、OB施主のこと、施工技術など)の情報をより多く発信し、お客様に自社のことをより詳しく知ってもらうために努力をすることは、とても大切なのです。

リフォーム会社を判断する際に、そういったことにも目をむけてみると面白いかもしれません。

家を建てるときにまず何を思う?

家を建てよう!と思ったとき、真っ先にどんなことを考えますか?

「洋風の外観にしたい」、「和風にしたい」など外観デザインのことを考える人。

「ムク材や自然素材をたくさん使った家にしたい」、「吹き抜けが欲しい」、「自分の書斎が持ちたい」など内観を思い浮かべたり、間取りを考える人。

「2×4工法がいいみたい」、「高気密高断熱住宅にしたい」、「今はやりの外断熱にしたい」、「○○工法で建てたい」など家の性能を考える人。

「まずは住宅展示場に言ってみよう」、「そういえば家の近くにどこかの工務店で家を建ててたよな?」など、施工業者をどこにするか、ということを考える人。

ほんとうに人それぞれだと思います。
それぞれの生き方、生活環境、「家」への先入観で変わってくるわけです。

また都市圏では、環境面などさまざまな成約から、
注文住宅VS分譲住宅、分譲住宅VSマンションなど、まずは「どんな家」よりも「家の形態」から入らなくてはいけないかもしれません。

そんなことを考えると、安心工務店の目的となる「地域工務店で家を建てる」というところにいきつくためには、業者選びよりも以前にいくつもの壁をクリアしていく必要がでてくる気がします。

つまり、家を建てようと思った住まい手へ、注文住宅のよさ、選択できる喜び、地域工務店で家を建てることの本質など、もっともっと情報発信をしていく必要性を感じています。

自然の遊びの伝導師を発見!

先日、愛知県の戸田工務店さんを取材しました。戸田社長は学生時代から、趣味の山登りで世界各国を駆け巡っていたそうです。「そこで、チベット・パキスタン・ネパール・新疆ウイグル地方などの厳しい自然環境下での住まいを見て、いかに気候、風土、文化が住宅にとって大切か、身をもって実感した。」とおっしゃっていました。だからTODAの家は「超自然志向」なのだそうです。

そんな社長は、「保証やアフター、質のいい家をつくるのは建築屋として当たり前のことですよ。大事ななのはそのほかに何ができるか。私は自然が好きでアウトドアが好きだから、皆さんにもその楽しさを知ってもらいたいんです。」と、アウトドア系の遊びイベントを充実させている。中途半端なことが嫌いな社長は、とことん遊びを追及し、近隣の住民から遊びの師匠と呼ばれているようです。自分の家に使う木を山に切りにいく「与作ツアー」、昔ながらの「鮎釣りツアー」、薪ストーブに使う「薪づくりツアー」、好きな陶器をつくれる「鳳夢窯」、懐かしい田舎の家に宿泊できる「体験宿泊」etc。本当に遊びイベントが盛りだくさんです。キーワ-ドは「自然」です。社長は「食べ物が、無農薬で自然のものが身体に良いと言うのなら、家も自然なものでつくるのが身体に良いはずだ。もちろん遊びも自然と遊ぶのが一番良い。」と断言していました。

昔の日本の風景によくあった、子供が魚つかみに川へ行く姿や、土間でご飯を炊く姿、囲炉の周りに家族が集まり団欒している姿、ポンプで水を汲み上げている姿…。経験したことがなくても懐かしいな、いいなと感じるのは、日本人としての血が騒ぐからかもしれないですね。そんな体験ができる(株)戸田工務店さんの「自然の遊び」、共感を覚える人は多いはずです。古き良き時代の日本を体験したくなりました。(さん)

インテリアコーディネーター

本日インテリアコーディネーターの1次試験がありました。
昨年から年齢制限が撤廃され、事実上誰でも受験のできる試験となりました。

以前に比べ、住宅やリフォーム業界へ女性が進出しているとはいえ、
活躍しているインテリアコーディネーターはまだまだ少ないのが現状です。

工務店やリフォーム会社に取材にいくと、活気のある会社、雰囲気の良い会社、というのは、アドバイザーやコーディネーターとして女性が活躍しているところが多いようです。

大手と比べると、展示場などを持たない工務店にはまだまだ女性の活躍できる場が整っているとはいえませんが、単なる商品説明だけではなく、積算から提案、現場への指示など、規模が小さいからこそすべてをまかされる可能性の高いのが地域工務店やリフォーム店なのです。

工務店業界にどんどん入り込み、名前だけでなく、建築人として多くの経験をつめ、本物の力を身に付けることのできる工務店やりフォーム店で活躍する女性が増えることを願っています。

安心工務店ネットでは、そんなパワーと感性を兼ね備えた女性をご紹介していきます。







原価公開住宅への取り組み

先日、「全国安心工務店一覧」にも掲載されている、新潟県のアサヒアレックス主催の「MOTEMOTE ビルダーズNET」というセミナーに参加しました。このセミナーの目的は、アサヒアレックス石倉社長の家づくりの信念である「経費の透明化」や「現場清掃の徹底」を取り入れた「お客様第一主義の、すべてを明快にした原価公開住宅」を地域工務店に広め、ネットワークを確立することです。つまり、これまで皆さんの最大の不安要因とされてきた価格面を解決するために、建築業界では非常識とされてきた「原価公開」に取り組み、ハウスメーカーにも負けない家づくりをしようという試みです。アサヒアレックスは、新潟県でも有数のビルダーであり、1982年の創業以来、1,200棟もの施工実績をあげています。アサヒアレックスの石倉社長は「本当の意味でお客様の視点に立つという思いから、私共では原価公開住宅に取り組んでいます。この方式は、お客様にとっても私達にとっても非常によいやり方だと思います。私達が本音で話すことで、お客様にも本音でお話いただけるのです」と語っていました。

皆さんは住宅を購入するとき、まず雑誌、書籍、インターネット、展示場訪問、親戚や近所の口コミなど様々な情報を集め、検討されると思います。そのような情報源を使うこともよいかもしれませんが、これから家づくりを考えるという方に我々は、現場見学会、特に構造見学会に参加されることをお勧めします。構造見学会を開催するということは、自社の仕事をつつみ隠さずオープンに開示することになるので、誰に見られてもいいというほど自社の家づくりに自信を持っていると言えるのです。近年、巷でささやかれている欠陥住宅や手抜き工事をしている会社であれば、構造的な細かい部分はオープンにせず、完成した見栄えの良い内観しか見せていないはずです。これでは現場で何が行なわれているかなど、わからないことだらけです。アサヒアレックスでは、「原価公開」だけでなく、構造見学会、トップクラスの設計力、工事中の現場清掃など、お客さまの視点に立った取り組みを数多く行なっています。

家づくりのこだわりは各社様々です。ですから、構造見学会を開催している工務店やビルダーを何社か見て回り、そのこだわりを比較されるとよいのではないでしょうか。「お客様の視点で」という言葉だけが先行きしている今日、このように実際の取り組みを公開している地域工務店を我々スタッフは応援し、協力していきたいと思います。(あつ)

リフォーム業者選びのコツ

今年に入って安心工務店の姉妹版となる「全国安心リフォーム店一覧」という本を出版しました。

ご存知のように最近はリフォームブームで、
雑誌は次々と新しいものが出版され、リフォームに関するTV番組の人気も高いようです。

先日大阪ではリフォームフェアが行われたのですが、
TVでおなじみの「匠」による講演も行われており、
多くの方が聞き入っていました。

「安心リフォーム店」でもかかれていますが、
最大の悩みは「業者選び」だと思います。

「安心リフォーム店」についても、「少しでもいいリフォーム会社を知って欲しい」という想いから出版したわけですが、やはりリフォームをする前には、アンテナをたくさん張って、良質な情報を集め、予習をたくさんしたほうが良いと思います。

そんな前向きな方に、大変すばらしいリフォーム予習テキストを
発見しました。
安心リフォーム掲載店のある会社がだされているものですが、
とても具体的で、参考になります。

こんなりフォーム会社に出会えるといいですね。
http://www.sshagiwara.com/

工務店は住む人の健康に悪いと思われるような家づくりはしない

「工務店は住む人の健康に悪いと思われる様な家作りはしない。
でも、知らないで作ってきた住まいが時の流れと共に一つ一つの結果を出していく。
科学技術の発達は、自然界より少しでも良いものの為に生まれたことを信じ後日後悔する事が少ない様、今、最新の情報を得、勉強してプロとしての家作りをする。」

今日、住まい手のために真の家づくりを行う団体のサミットに参加しました。上の言葉はそこの理事を務める青木工務店、青木社長がおっしゃった「シックハウス対策に関するセミナー」での言葉。

シックハウス対策に関する建築基準法の改正が行われたのが昨年の7月。早くも1年が過ぎようとしている今、どれだけの創り手である工務店、住宅会社がそれに関心を持って、また住まい手に対してプロとしての立場から しっかりと説明をして家づくりをしているのだろうか?「うちが使っている材料はフォースターだから安心」、「基準法にのっとっているものしか使わないよ」という言葉をよく取材先で耳にする。確かにそうだろう、法律で決まったのだから。 しかしだ。その言葉の根底に「住む人の健康に悪いと思われるような家づくりをしない」と簡単に口にできそうな言葉を、「後日後悔することの少ないよう、勉強してプロトしての家づくりをする」ことができている工務店はどれだけあるのだろうか? 決して他人任せにせず、資材メーカーまかせにせず、日頃から勉強して、自信を持ってプロとして住む人の健康を考えた住まいを提供している工務店はどれだけあるのだろうか?

雑誌や本からしか情報を持ち合わせない、そのほとんどが家づくりについては素人といえる住まい手に、建築のプロとして、あたりまえのことを、じっくりと時間をかけて、なかば研究して取り組んでいる安心工務店を多く知っていただきたい。

モデルハウスに泊まってみる

最近、工務店の間では「モデルハウスに一泊できるサービス」を行うところが出てきています。もちろんいくつかの安心工務店でもこの宿泊サービスをおこなっています。

とくに「高気密・高断熱住宅」を提供する工務店が行っているわけですが、このサービスの最大の利点は、「家の性能を体験することができる」点です。
ここでいう性能とは、いわゆるキッチンなどの設備機器の性能ではなく、気密性、断熱性など家全体の性能、カタログだけでは分からない、目に見えない性能のことです。

とくに「高気密・高断熱」住宅を考えている方であれば、その性能がどのくらいあるのか?、カタログに掲載されている数値は体感してみるとどの程度なのか?など、不安な部分がたくさんあるはずです。
一泊することで、「家中どこにいても暖かい」など、高気密・高断熱住宅の利点を肌で感じることができるはずです。

そういう意味でも、業者選びの段階で施主自らが工務店の家を体験できることは、とても良いことだと思います。

安心工務店ネットでは、工務店が行う構造見学会や完成見学会、そして宿泊サービス情報など創り手、住まい手の皆様にとってタメになる情報をどんどん提供していきます。