低体重児生まれました〜時短勤務中

低体重児生まれました〜時短勤務中

ホームピグアメブロ

芸能人ブログ人気ブログ

前ページ
次ページ

15Dec
- フォローアップ卒業
  先週、生まれた病院で、ぴこちゃんのフォローアップ外来がありました。半年ぶり。半年前はようやく歩き始めた頃で、そこそこ大人しかったけど、今回は歩き回ってじっとしてない！計測では大号泣だったけど、診察はおとなしく見てもらえました。発育は、修正しなくても大丈夫👌発達もほぼ追いついてきてる🙆‍♀️とのことで、「もう、卒業でいいでしょう！おめでとう🎉」先生からありがたいお言葉、頂きました。鼻の奥がツーンとしちゃいました。この日の翌日は、破水記念日。2年前の明日、私は救急車でここに運ばれました。色々思い出したら、泣けた…。ほっとしたのと、もうここに来ないのかと思うと、なんだか寂しいのと。このフロアは、産婦人科と新生児科があり、すぐそこにはNICUに続く自動ドア。この待合室の長椅子も、あの頃すごくお世話になった。お姉ちゃんは、ぴこちゃんの面会を待つ間、ここでよくおかし食べて待ってた。39歳で知った世界。人間が生まれるのは、嬉しくて、悲しくて、強くて、弱くて。色んなことがある。当事者にしかわからない色んなこと。当たり前のそんなことを目の当たりにした、この場所。みんなが幸せに大きくなってほしい。そんな当たり前の事を、本気で心から願う意味を、実感した場所。忘れないで残りの人生、毎日、自分とみんなと向き合おう。
20Feb
- RS、キター！
  ぴこちゃん、あと2日で修正月齢1歳という昨日。RSウイルスにかかりました〜先週からの発熱…2回インフル検査するも陰性…その時のRSの検査も陰性…「咳も鼻水も出てるから、風邪かなぁ…突発だったらもう少し高熱が続くからなぁ…」ってことで風邪のつもりで過ごした先週。週末も引きこもり回復に努めた…のに！日曜日日付変わる頃から、発熱。40℃。月曜日にアデノウィルスの検査したら、RS陽性出ました。去年はシナジス打ってたし、かなり気をつけてたから大丈夫だったけど、ここ2週間くらいお姉ちゃんも咳してるから、そこからもらったんだろうなぁ…。二次感染予防の抗生物質と、鼻水咳を楽にする薬、ホクナリンテープで養生してます。しかし、薬嫌いにはほとほと手を焼いてます。これまた去年は貧血の薬と骨を強くする薬を、哺乳瓶の乳首で素直ぬ飲んでいたのに、今は舌が肥えたか飲まない！水に溶いても、ジュースに溶いても、ゼリーも、アイスも、チョコクリームも、なんもダメ。結局、練り団子にして、無理矢理口に張り付けてます。悪化すると入院だからね…抗生物質は飲み切らないと。そんなこんなで、恐れていたRS、ついにやってきました。はやく良くなれ〜！
06Feb
- もうすぐ1年
  こんにちは。日常に追われ、後追いに追われ、育休の終わりに追われ…。低体重児で生まれたぴこちゃん。退院から間もなく1年です。黒い気持ちから始めたブログももう1年過ぎました。投稿は数えるほどしかしていませんが、いろんな低体重児の親御さんのブログを毎日読ませて頂いては励まされました。ありがとうございます。私のブログは独り言で、なーんのお役にも立たないでしょうが、似たような方が、少しでも、「あ、似てる〜」とでも思ってもらえたら嬉しいです。相変わらず、ゆるい更新ですが、続けていこうかなと思っています。ぴこちゃんは、1歳過ぎ（修正10か月）過ぎにようやく歯が生えました。柔らかいご飯はお嫌いらしく、普通のご飯を気が向くと食べ、あとは、大根の煮物や豆腐が大好き。大人の取り分けです…あゝ、2人目のいい加減さ…お姉ちゃんがおやつを食べるともちろん自分も。おっぱいもまだまだ大好き。添い乳のせいか、夜も頻繁に起きます。これまた2人目だからか、わたしもあまり辛くなく…辛かったら断乳となるんだろうけど…何かと言えばおっぱいで解決してきましたが、もうすぐ保育園…でもおっぱい辞めるのも寂しい（め、めんどくさい）。が、がんばれ、ぴこちゃん！大丈夫、お姉ちゃんもそうだったから！最後の育休、終わりがすぐそこ。高齢で2回育休取れて幸せでした…ああ、寂しい…。そんな感じで、ぴこちゃんは1700gちょいで生まれて、元気に成長してます。あ、まだ歩かないけど、ハイハイが長くみられて幸せです。
13Dec
- フォローアップ検診
  昨日は生まれた病院で、フォローアップ検診でした。もうすぐ1歳、早いな。去年の同じ頃、突然破水して、かかりつけから救急車でこの病院に搬送されて、入院。破水したらすぐ産まなくちゃ、赤ちゃん死んじゃうんじゃ…とか色々不安だったけど、お医者さん、スタッフの皆さんに支えられて、快適な入院生活。でも、上の子に会えないのはすごく寂しくて。夫が一人で頑張ってお世話してくれて、保育園の連絡帳も、毎日写真に撮って送ってくれて。できれば年を越したいと願ったけど、ぴこちゃんはクリスマスを待たずに出てきた。きっと、お家に帰って年越ししてねって、気を遣ってくれたのかな。久々の病院は、そんな風に色々思い出して、胸の奥がキュンとした。検診するフロアには、産婦人科とNICUもあって、妊婦さんも沢山。入院するまでは、お気楽ハッピー妊婦だったけど、そしてぴこちゃんを産むまでは、赤ちゃんは元気に退院して、バタバタ生活が始まるって思ってたけど、色んな妊婦さんがいて、色んな出産があって、色んな赤ちゃんがいる。それを教えてもらった大事な場所。本当に特別な場所。検診は大泣き。順調です、太鼓判、頂きました。今年は4人でクリスマス。ありがとう。
19Nov
- 熱、下がったー！
  ぴこちゃん、間も無く11ヵ月（修正9ヵ月）。日曜日から火曜日まで高熱、火曜日の受診でヒトメニューモウイルスという、聞き慣れない病気の検査をしたけど、これまた陰性「うーむ、やっぱり風邪か、突発か…とりあえず、1日様子見て、木曜日に再受診してもらおうかな…。その時にまだ熱があったら検査しよう。」そして水曜日、36℃台にあとは発疹を待つのみ！機嫌も悪くて、抱っこ抱っこだったから、これは、きっと突発！無駄にあちこち発疹を探す母しかし翌日木曜日になっても発疹出ない…あまりに必死に探すから、血色の具合が発疹に見えてくる始末…発疹の幻が…幻覚症状が出てきたので、プロの判断を仰ぎに小児科へ。「うーむ。発疹、ないねー。やっぱり風邪の熱かなぁ！」ちーんあー。せっかく熱が出たんだから、育休前に、突発くらいはクリアしたかった…金曜日くらいから、ようやく1人遊びもするようになってきて、夜も発熱前程度の起き方（3回くらいおっぱいを求めて起きる）に戻り、一安心。ただ、離乳食、食べなくなったよね〜3さじとか。バナナとボーロと赤ちゃんせんべい、そしておっぱいで生きてますま、お姉ちゃんもフルーツしか食べなくて、でも今は何でもたべるし、適当にいきますとりあえず、元気になって良かった
14Nov
- 熱ー！
  先週から痰が絡まっていて、咳も出始めたから、小児科でお薬もらって飲んでました。低体重出生児って、肺が弱い、特にRSとか…ってのが常に頭にあるから、シナジスもこの冬は受けられないし、と、まあそこそこ神経使ってますが。土曜の夜から発熱〜！日曜日には40℃超え！明日小児科に行こうかとも思ったけど、今夜、不安で夜を過ごす自信なく。市の急病診療所に初めて行ってみた。めちゃくちゃ混んでるだろうな…と思って行ったら、めちゃくちゃ空いてた小児科行って帰るより早く済んだ！診断名は付かず、咳止めシールもらって終了。で、月曜日の昨日、小児科へ。インフル→陰性RS→陰性尿路感染→陰性肺炎→陰性中耳炎→陰性（多分…耳垢でちょっと見にくい）炎症値が少し高いから、風邪からの発熱か、突発か…との診断。翌日も39℃超の熱があるようならまた来てね、とりあえず抗生物質出しておくね〜。んなわけで、今日。朝は39℃の熱でしたが、10時過ぎは38.2℃。このまま下がるかな〜、上がったら午後イチ受診するかな〜。グズグズなぴこちゃんを抱っこしてユラユラしとりますしかし、尿路感染の検査はかわいそうだった…導尿して検査だったのですが、「じゃあ、お母さんは外で待っててください」噂には聞いてたけど、初めて別室でギャン泣きする我が子を待つというのは…久々になんだかNICU時代を思い出した昨日でした。
05Sep
- 離乳食、やはり進まず
  姉、まめちゃんは、本日、お気に入りの先生がいたので、無事、登園完了気分が良いさて、妹ぴこちゃん、予想通り、離乳食進まず3週目にはいりましたが、今朝食されたもの。10倍がゆ小さじ1人参小さじ1/2因みに、野菜は、人参、小松菜、かぼちゃにトライ済み。どれもまあ、たいして…食いつかない。私もたいしてねばらないので、「もういらない〜！飽きた〜！」って素ぶりされると、「オッケー！おしまい！」と、終了あげる時間も、保育園送り前にしたり、帰ってきてからにしたりしたけど、大差なし。んなわけで、母の努力もないので、進まずの離乳食まめちゃんも食べなくて、テキスト通りに進まずイライラして大変だったあの頃…辛かったし、醜かったな、わたしぴこちゃんにももっと食べて欲しいさ、本音は。でも、いいや！イライラを回避することを優先して行くのだ、最後の育児は
04Sep
- お姉ちゃんについて
  今日はぴこちゃんの姉、まめちゃん（間もなく4歳）について。（ぴこちゃんは、早産だったという心配は多少あるものの、2人目なので、多くの点では見通しがなんとなくつく。まめちゃんは1人目だから、全てが初めてで、いつも心配。）最近のまめちゃん。育休中も預かってくれる保育園に通ってます。ありがたやー送り迎えは私が担当です。ほぼ毎朝、保育園で別れる時、愚図ります…お気に入りの先生じゃないと、もう大変。大体、最終的に、先生に抱っこしてもらって、無理やりバイバイになるんですが、まあ、凶暴化するんですわ…抱っこされながらジタバタ、顔を掴む、体を叩く、などなど…「叩く、蹴るは、絶対ダメ！」と、繰り返し言い聞かせてます…その場でも叱ります…帰宅後も反省会…明日はしないと、お約束…明朝、念押しで、再びお約束…そしてまた同じことが繰り返される…私が育休中で家にいることも知ってるからな…ぴこちゃん生まれて、愛情不足なのかな…私がイライラ子育てしてるからかな…色々理由は浮かびます「他の子はこんなことしてないのに、なんでまめちゃんだけ…」比べることはしたくなくても、やっぱり比べちゃう…「ホント、朝だけなんですよ、まめちゃん、こうなるの…。あとは楽しそうだし、お友達にも優しいですよ〜」そう先生は言ってくださるけど、あんなに凶暴で攻撃的な娘を毎朝見て、帰宅すると、どっと疲れが…そしてひとしきり凹み…どうしたもんかなあ。
31Aug
- 脳内リストは増すばかり
  8月も終わりかあ〜育休もあっという間に、多分カウントダウン。遅くとも4月には復帰。早ければ2月…「産休入ったら、断捨離しよー」って思ってたら、まさかの切迫早産→入院→出産。従って、産前休暇なし「ぴこちゃん、よく寝てくれるから、断捨離しよー」って思ってたら、あっという間に、人見知りの構ってちゃんに成長「私が隣にいないと、起きちゃうしな〜」と、昼寝もしっかり、夜も一緒に就寝寝てばっか因みに今は、おっぱいからの、朝寝@腕の中。置いたら確実に起きちゃうから、スマホ片手に、ワイドショーという…。いいのかね、こんな日々で？断捨離は？読書は？溜まった写真やら動画の整理は？筋トレは？仕事関係の勉強は？など、脳内にはリストいっぱいでも、右脳は、まあ、人生最後の育休だし、そもそも育休は子供と過ごすための時間だし、いいのよ、これでと、現状を正当化。1週間も早いね、明日もう金曜日。とりあえずみんな元気だから、いっか
29Aug
- まあ、食べないわな。
  離乳食、1週間経ちました。お姉ちゃんの時も使ってた本にのっとり、1週目は10倍がゆを、小さじ1→3まで増やしました。まあ、3なんて食べないわなで、2週目は、野菜追加。昨日から人参あげてます、小さじ1。まあ、食べないわな12月に生まれた時は、おっぱいすら飲めず、チューブ頼りだったんだから、自力でおっぱい飲んで、ちゃんと成長してるんだから、花マル今週、生協さんのフリージング離乳食が届くので、待ち遠しい
25Aug
- 8か月
  先日、無事8か月（修正6か月）を迎えたぴこちゃん。1700g→7500gに。お母ちゃんは、重い腰を上げ、遂に離乳食開始お姉ちゃんはとにかく食べなかったから、お母ちゃん、あんまり期待してませんお姉ちゃんの時は真面目過ぎて、思い通り行かずイライラがすごかったから、ぴこちゃんにはとにかく手抜き上等でいきます！とはいえ、とりあえず最初の10倍がゆは、手作りした！冷凍ストックもバッチリ👌最近思うけど、お姉ちゃんの時は、家に2人きりが辛くて、色んな「ベビー」と名のつくところへ、ベビーマッサージ、ベビーサイン、ベビースイミング等、行きまくっていたけど、ぴこちゃんの場合、家で2人きりで全然平気、出かけるのが面倒…歳のせい？一応、ベビースイミングに数回行ったけど、ぴこちゃん、ずっと号泣だし、なんか、もういいかな〜〜って、今日思いました。お姉ちゃんも号泣だったんだけど、わたしが楽しくて、ストレス発散になるから、すごく頻繁に通っていて、まあ、最終的には、お姉ちゃんも泣かなくはなりましたでもぴこちゃんの号泣見てたら、なんかかわいそうになって、わたしもお姉ちゃんの時みたいに、すっごい通いたい気持ちもなく、まあ、泣かなくなる姿は見たいけど、でもそれまで泣かせ続ける気力と言うか、必要性が見出せず最近お風呂も泣くしなー。陸地だと、そこそこご機嫌なんだよなー。まあ、そんなわけで、スイミングは辞めます。育休終了まで、まったり過ごそう…
01Jul
- 6か月
  ぴこちゃん、6か月。修正4か月。先日、市の4か月赤ちゃん講座なるものがありまして、ぴこちゃんは修正月齢で参加したんですが、とりあえず、修正としては、体重、身長ともがっちり曲線ど真ん中に食い込んで来ましたそのちょっと後に、これまた市の2000g以下で生まれた赤ちゃん対象の集いがありまして。似たような時期に似たような早産で生まれた赤ちゃんとママ達に会ったんですが、なんか、やっぱり話がつうじるな〜〜ってあの頃の切なさやら、不安やら、検索魔と化した日々やら、修正月齢を周りに説明するまどろっこしさやら。最初にアンケートみたいのに答えるんですが、「いま気になっていることはありますか？」って質問が最後にあって、まあ、私は正直なーんもなかった、いや、まあ、ちょいちょいあるけど、「ま、気にしてもしゃーないわ」って自分で解決？する程度のことだったから、書くか迷いつつ…でも、なんか何も書かないのも、せっかく保健師さんがわんさかいてくれるのに、悪いな…（←なんの気遣い？）と思い、「一か月前くらいに、一生懸命に寝返り練習をしてたのに、最近しなくなって、いつ寝返りできるのか気になる」と書いてみました。まだ修正4か月だし、いつかはするだろうと、自分でも思っていたんですが。まあ、保健師さんの回答も、そんなもんだったんですが。でもやっぱり、誰かにそう言ってもらえると、何だか安心するのね〜って思ってたら、最近また必死に寝返り練習始めてるぴこちゃん。刺激されたか？あと、保育園、予約して来たよ。認可が入れない場合の滑り留め…。そんなこんなな、6か月目。
29May
- あっと言う間に
  なかなかアップしませんで。あっと言う間にぴこちゃん5か月。修正3か月。お陰様で体重、身長とも、5か月の子の成長曲線ギリギリに食い込む勢いで伸びてます上の子と同様、哺乳瓶拒否を経て、完母夜は10時〜5時とかまで寝てくれる昨日は初めて寝返り成功ホントありがたい限りです。このブログを書き始めた頃に感じていた、妊婦さんが羨ましい気持ちも、いつの間にかなくなりました。不思議。今はぴこちゃんに、「そんなに早く大きくならないで！もう少し赤ちゃんでいて〜！」都合のいいことばかりおもっちゃいます。
01May
- 退院した
  〜前回の続きです〜そんなわけで、アレヨアレヨと言う間に退院しました。37週3日、体重は2,940g。当日は夫と二人でお迎えに。新品お洋服、シマシマ肌着、帽子に靴下。初めての肌着以外のお洋服。やっと、うちの子になった感じ。退院は嬉しい反面、これからはすぐ相談できる看護師さんもいない中での生活が始まるのかと思うと、とても心細くもあり。ちゃんと大きくなるのかな…。雪がちらつく中、小さいぴこちゃんをぎゅーっと抱えて、病院を後にしました。チャイルドシートにちっちゃなぴこちゃんを座らせ、道中ずっと息をしているか確認して、お家に到着。ぴこちゃん、これがあなたのお家よ。壁には、上の子が書いてくれた、「ぴこちゃんおかえり」のポスター。こうして、4人家族の生活がスタートしました。
18Apr
- そして退院
  前回の続きです。退院に向けての検査は終わったものの、特に主治医からの説明はなく。説明ないのは、元気な証拠、なはずモニターも息をしているかをチェックする、極小なものになり、オッパイも飲めるようになり、さて、退院はいつかなー、予定日ごろって言われていたから、あと2週間くらいかなー。と、のんびり考えていたある日の面会にて。「明日以降、退院いつがいいかな？候補日は明日、明後日、明々後日なんだけど〜」へ？明日？相変わらず突然な病院上の子の予定を入れたり、まだ部屋が整っていないので、明々後日に退院させて頂くことに。哺乳瓶もミルクも沐浴のお風呂も買ってなーい弟夫婦から借りるチャイルドシートもまだ届いてなーいそんなわけで、怒涛のぴこちゃん受け入れ準備が始まりましたー。〜長くなったので、また今度〜
07Apr
- 退院に向けて
  前回の続きです。コットから出たし、体重も退院目安の2300gを超えたものの、退院までの道筋はまだ遠く。まだおっぱいを吸うパワーが充分では無く、胃にチューブを入れている。たまに酸素値が下がるから、どでかいモニターをつけている。この２つがクリアできないと退院できない。で、ある週末。いつものように面会に来に行くと、チューブが無くなっていた。さっぱりしたお顔。なんも付いてない顔、初めて見て、嬉かったそしてしばらくして、コットに脳波検査の予約票が貼られていた。「お家の準備、できてる？」看護師さんが声をかけてくれた。どうやら退院に向けての検査が始まるみたい。またしばらくすると、どでかい心電図モニターが外れ、足につける小型モニターになっていた授乳しに行くのが、一気に楽ちんそしてまたしばらくすると、コットに聴力検査とMRIの予約票が貼られていた。いよいよ最終段階。それは嬉しいけど、もし何かあればそれが見つかってしまう。それが怖かった。私はピコちゃんの状態について、看護師さんやお医者さんに、自分から積極的に尋ねることはしなかった。何かあれば、言ってくれるだろうし、何より知るのが怖かった。検査は当たり前だけど、避けられず。何か悪いところが見つかれば、向き合うしかない。それからまた検索の日々が始まった。「低体重児脳障害」「低体重児聴力」そんな検索ばっかり。そして最悪の想像ばかりする。そして、神頼みをする。検索を無事にクリアして、退院できますように。〜長くなったので、また今度〜
28Mar
- GCU正式移動
  前回の続きです。NICUで3週間くらいお世話になって、遂に正式にGCUへ移動になりました。保育器のまままたNICUへ戻されるのでは？的な疑いの表情が伝わったのか、「あ、今度はもう正式にですっ！」と看護師さん。そんな訳で、GCUに移りましたが、まあ、やることていえば、オムツ替えくらい。小窓から手を入れての作業だし、まだモニターもついているしで、やりにくい…で、オムツ替えが終われば、あとはNICUと同じ、ナデナデタイム。ナデナデしつつ、GCUの皆様をぼんやりと眺める。NHKとは違い、ママ達同士お話してたり、赤ちゃんの月齢の幅も大きい。みんなが動いていて、賑やか。そんな仲間にしばらくして入りました。はい、保育器脱出。これまた予告なしだから、いつものようにGCUに入り、保育器探しながら歩いていると、はい、な〜い〜この頃は顔見ただけじゃ、我が子がまだ判別できずキョロキョロしてると、看護師さんが、「ぴこちゃん、出ましたよ〜」だって！やった〜！生後初めて抱っこしたり、ミルクあげたり。小ちゃいな〜、やっぱり。片腕にスーッポリ。初めて服を着てるぴこちゃんを見て、あー、やっと赤ちゃんになった〜って感じたり。その日から面会は色々忙しくなりました。2人目だけど、1人目の時は知らなかったこととかも色々教えてもらって（正しい綿棒浣腸の仕方とか、薬の飲ませ方とか）、充実した毎日でした。だいたい12時半くらいから、2時半くらいまで滞在。オムツ替えて、おっぱいあげて、足りないぶんを哺乳瓶であげて。あとは抱っこして、必要なら爪切ったり、綿棒浣腸したり。そんな感じでGCU生活も板についてきました。長くなったので、また今度〜
22Mar
- NICU⇄GCU
  前回の続きです。ある週末、夫、上の子、私でいつものように面会へ。3人で行く時はいつも夫がNICUに入り、私と上の子は面会廊下からNICUを見ていました。手を洗ったり母乳を預けている夫より先に面会廊下からぴこちゃんを探すと、いないどこか具合が悪くて連れていかれちゃった？心配してると、やはりぴこちゃんを見つけられない夫が看護師さんと何か話している。すると看護師さんに連れられ、歩き出し、行った先は、GCUなんと、GCUにいました。保育器のまま。なんでもNICUが満床になり、一番状態の良いぴこちゃんがGCUへ移動になったとか。なーんだ、そうだったんだ。で、GCUに私も初めて足を踏み入れたんですが、な、なんか落ち着かない面会に来ているパパママの数がNICUより多いし、何せ皆様お忙しそう…。オムツ変えたり、ミルクあげたり、沐浴したり…。かたや私。相変わらず保育器に手を入れてナデナデ。以上。そしてNICUでは必ず話しかけに来てくれていた看護師さんも、GCUではあまり来てくれず。後で分かりましたが、GCUは退院準備のために、看護師さんもあんまり手や口を出さないようにしているみたいですね。そんなこと知らない、GCUビギナー。かなり孤独感を感じてしまいました。ところてん式とはいえ、ぴこちゃんがGCUに移動したことは、すごく嬉しいかったです。が、また次の週末。GCUにぴこちゃんの保育器が見当たらない。もしや、コットに移ったから見つからない？そして看護師さんと話す夫。案内された先はNICUまさか、状態が悪くなった？様子がわからず面会廊下でソワソワしましたが、前回とは反対で、GCU満床の為、一番下っ端のぴこちゃんがNICUへ移動した、っていうことでした。看護師さん、謝ってました。「GCUからNICUへの移動は、やっぱり心配させてしまうので…」いやいや、なんでもないならいいんです。しかも面会廊下目の前に移動したので、たまたま面会に来た両親にもよく見てもらえました。そんなこんなで、結局また数日後には正式にGCUへ昇進しました。〜長くなったので、また今度〜
17Mar
- 通い母
  前回の続きです。退院は年末だったので、翌日から夫の運転で上の子と3人でNICU通いが始まりました。上の子は中に入れないから、夫と交代で面会。ミルクの量が増えたとか、ちゃんとウンチがでているとか、そんなニュースでハッピーになり帰宅する毎日。年末年始はNICU以外、どこへも行かなかったけど、それはそれで、なんだか落ち着いた年末年始でした。病院へ行くたび、産科病棟を見上げては、「私もここで年末年始過ごしたかったなぁ」と感じていたのも事実。夫と上の子には言えないけど、赤ちゃんをもっと大きく産んであげたかったのと、あの上げ膳据え膳で大事にされる生活が恋しく…年末年始が終わると夫は仕事、上の子は保育園、私はNICU通いという生活が始まりました。傷の痛みもほとんどなくなり、運転にも支障はなく。両家とも実家が頼れなかったから、普通に家事もして。後々無理がたたるのかもしれないけど、まあ仕方ないよね。少しずつ減ってゆく点滴の数を嬉しく眺め、背中を手のひらで包んで、写真を撮って帰宅し、ひたすら搾乳に勤しむ日々でした。〜長くなったので、また今度〜
10Mar
- お先に退院
  前回の続きです。浮いたり沈んだりの、帝王切開後の入院生活。出産前は夜なかなか眠れず、朝が待ち遠しかったけど、出産後は夜中の搾乳があるから夜が短い。朝、眠い。昼間も眠いけど、搾乳にNICU通いに、退院指導、調乳指導と、けっこう忙しい。NICUでは、沢山触ってあげて下さい、と言われたけど、保育器の窓を開けてると寒いんじゃないかと思って、ほとんど眺めて過ごした。あとは周りの赤ちゃんをそっと観察したり。あんまりジロジロみてはいけないと思いつつ、やっぱり気になってしまう。どれ位の週数で、どれ位の体重で生まれたのか。うちの子より早く小さく生まれた子もいれば、遅く大きく生まれた子も。保育器の子もいればコットの子も、保育器ではないけど、大掛かりなコットに寝てる子も。モニターの数値や、点滴の様子なんかも、それぞれ。色んな赤ちゃんの様子を見ては、「あの赤ちゃんよりは大丈夫そうかな…」と、情けないし嫌な感じだけど、そんな風に自分を励ますしか、私にはできなかった。そしてガラス越しのお隣の部屋は、GCU。NICUの静の感じとは違い、ママ達は赤ちゃんを抱っこしたり、ミルクをあげたり、忙しそうに動き回ってる。あそこに行けるのは、いつかなあ。上を見ても下を見てもきりがないけど、そんなきりのないことをするしかできなかった、そんな毎日でした。そんなことしつつ、退院診察。破水した原因はまだ不明、１年は避妊すること、次回も帝王切開になること、次回は周産期センターのあるところでの出産が望ましい、と先生。まあ、年齢的に、次回はないだろな…もう一度、妊娠して、臨月まで妊婦生活したいけど。帝王切開のせいか、今回は浮腫みがひどく、産後減るはずの体重が2〜3キロ増えびっくり妊娠中より体重増えてるという、摩訶不思議。私、産みましたよね？ちなみに退院後、しばらく体重増えたままでした。ホントゼツボウしたそんな感じで退院しました、赤ちゃん残して。ある意味、赤ちゃん無しでの退院は、ありがたかったかも、と今は思います。寂しい思いをした上の子としっかり向き合えるし、産後残して体を休められたし。まあ、NICUに毎日通うのは少し大変だったけど、いいリハビリでした。〜長くなったので、また今度〜

前ページ
次ページ