前回の続きです。

浮いたり沈んだりの、帝王切開後の入院生活。出産前は夜なかなか眠れず、朝が待ち遠しかったけど、出産後は夜中の搾乳があるから夜が短い。朝、眠い。昼間も眠いけど、搾乳にNICU通いに、退院指導、調乳指導と、けっこう忙しい。

NICUでは、沢山触ってあげて下さい、と言われたけど、保育器の窓を開けてると寒いんじゃないかと思って、ほとんど眺めて過ごした。

あとは周りの赤ちゃんをそっと観察したり。あんまりジロジロみてはいけないと思いつつ、やっぱり気になってしまう。

どれ位の週数で、どれ位の体重で生まれたのか。うちの子より早く小さく生まれた子もいれば、遅く大きく生まれた子も。保育器の子もいればコットの子も、保育器ではないけど、大掛かりなコットに寝てる子も。

モニターの数値や、点滴の様子なんかも、それぞれ。

色んな赤ちゃんの様子を見ては、「あの赤ちゃんよりは大丈夫そうかな…」と、情けないし嫌な感じだけど、そんな風に自分を励ますしか、私にはできなかった。

そしてガラス越しのお隣の部屋は、GCU。NICUの静の感じとは違い、ママ達は赤ちゃんを抱っこしたり、ミルクをあげたり、忙しそうに動き回ってる。

あそこに行けるのは、いつかなあ。

上を見ても下を見てもきりがないけど、そんなきりのないことをするしかできなかった、そんな毎日でした。

そんなことしつつ、退院診察。破水した原因はまだ不明、1年は避妊すること、次回も帝王切開になること、次回は周産期センターのあるところでの出産が望ましい、と先生。

まあ、年齢的に、次回はないだろな…もう一度、妊娠して、臨月まで妊婦生活したいけど。

帝王切開のせいか、今回は浮腫みがひどく、産後減るはずの体重が2〜3キロ増えびっくりポーン  妊娠中より体重増えてるという、摩訶不思議。私、産みましたよね?

ちなみに退院後、しばらく体重増えたままでした。ホントゼツボウしたゲッソリ

そんな感じで退院しました、赤ちゃん残して。

ある意味、赤ちゃん無しでの退院は、ありがたかったかも、と今は思います。寂しい思いをした上の子としっかり向き合えるし、産後残して体を休められたし。まあ、NICUに毎日通うのは少し大変だったけど、いいリハビリでした。

〜長くなったので、また今度〜