中国禅宗の開祖「達磨大師」のお話です。
あるとき達磨大師のもとに神光(じんこう)という人が尋ねてきました。
そして、達磨大師にこう問いかけます。
「心が不安でたまりません。この苦悩を取り去ってください」
それを聞いた達磨大師はこう言います。
「その不安な心をここに持って来なさい。あなたのために、不安な心を取り除きましょう」
神光さんはいろいろ試したあげく、
「不安な心を、取り出そうとしたのですが、出そうとしても出せません。姿がないのです」
達磨大師はいいます。
「姿がないものに、どうして悩みなどあろうというのか」
というお話。
つまり、
「不安な心」というものは感情です。
同じ出来事(例えば不景気)を体験したとしても、「不安な心」の人もいれば、「好機な心」の人もいます。
感情は無理矢理変えることは出来ませんが、
出来事に対してのとらえ方は変えることが出来ます。
とらえ方を変えたら、「不安な心」というものは消えてなくなります。
「苦しい」出来事があるのではなく、
「苦しいと思う心」がそこにあります。
痩せるために毎日10㎞走っていたとして、それを「苦しい」と捉えるか、未来の痩せた身体をイメージして「ワクワク」と捉えるかは、自分次第です。
たまに、苦しいのが好き!苦行が人生の本質!って人もいますが、
そう思っている時点ですでに「ワクワク」挑んでますよね♪
誰が何と言おうと、この瞬間から「苦しみ」は「ワクワク」に変えることができます(*^_^*)
今、苦しければ苦しいほど、それを乗り越えた時の伝説は本になったり人々に語り継がれるのではないでしょうか。
ってことは、苦しければ苦しいほど、ワクワク出来るということです。
だれも成し遂げなかった程の事に挑戦中なのです。
「不安な心」というものは感情。
それ自体を否定する必要はありませんが、自分のとらえ方次第で変える事も出来ますよってお話でした♪
今日の話が、皆様のお役に立てれば幸いですm(_ _)m
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今日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
心より感謝します。
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