人を育てるということ | 「魂が震える話」ブログ

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おはようございます。

けいです。

GWいかがお過ごしでしょうか?

平成から令和へ

今日の配信が平成最後の配信となります。

「令和」を迎えるにあたって、社員教育、幹部教育、リーダー教育でしたらこちらがおすすめです。

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さて、今日は「人を育てるということ」というお話です。

経営の神様といわれた松下幸之助さんは、「人を育てる」ということに力を注いでいたようです。

以下のお話をどうぞ♪

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「松下電器が今日なぜこれだけ発展したかと申しますと、私はこれはあえていっていいと思うのでありますが、松下電器は人々を生かして使ってきたといいますか、人々の才能を十分に発揮してもらったということがいえるのです。

小さい業態のときにおいても、またそれから進んで、たくさんの従業員を擁するようになったときにおいても、つとめてその人の創意工夫というものを中心において仕事をしていこうということでやってきた。

単に命令や指導、指示だけで仕事をしようという意思はもっておらなかったのであります。

この“人を生かして働いてもらう、その人の創意工夫に任す”という伝統というものは、少なくとも私は、永遠に生きていくものだと思います」
 
「昔からいうでしょう。『国を興すも人にあり、国をつぶすも人にあり』と。

会社でも同じことですよ。

けれども、“こういう人がほしいな”と思っても、吹けば飛ぶようなわれわれの町工場へは、大学や専門学校を出た優秀な人は、だれも来てくれへんですわ。

だから小学校を卒業してうちに入った人に、中学程度の商業と工業の科目を教える学校をつくったんです。

そこを出た人で(子会社の)社長になった人は多いですよ。

国家の金を使うわけやなし、だれに遠慮気がねする必要もなしに人間を育てることができるんやから、ええことですわ。

今だって大学経営を企業にやらせたらええのや」

(「松下幸之助の生き方」佐藤悌二郎 著 / PHP研究所より)

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たとえば、自分が経営者だとして、自分一人で出来ることって限られていると思います。

でも、従業員さんが1人いたら倍の仕事をこなせます。

10人いたら10倍です。

まちがいなく人手不足になっていくこの国で、今、「人材教育」や「人を生かす経営」にシフトしていない会社があるとすれば、どんどん苦しい展開になっていくのは明らかです。

何よりも大切な投資は、自分への投資、そして人への投資。

人と同じくらい頑張ってたとしても、抜け出せるはずがありません。

マンガ「MAJOR(メジャー)」にあるエピソードをご紹介致します。

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主人公の吾郎とともに野球を続けてきた寺門は、ある日自分の力に限界を感じます。

名門高校の為、他に才能あるピッチャーが多く、彼らには勝てないと、辞めることを決意しました。

仲間が必死に引き止めるも、

「才能の違うおまえらに、頑張れだの努力しろだの気軽に言われたくねぇ。努力したってレギュラーになれねえ奴はなれねえんだ!」と・・・

吾郎は言います。

「おまえ、本当に才能がねえんだろうな?つまり、本当に才能がねえと言い切れるだけの努力はしたのかって訊いてんのさ」

もちろん努力をしてきたと、寺門は答えます。

みんなと一緒にキツイ練習からも逃げ出さずに頑張ったと。

その言葉を聞き、吾郎は「ならいいんだ」と立ち去ろうとします。

その時、寺門からたまたま足のサイズが同じだからと、部から支給されるスパイクを渡されることに。

吾郎は「この前3足目のスパイクをはき潰したところだから助かる」と受け取りますが、寺門にとってはそのスパイクは1足目・・・。

その時初めて、自分はまだ1足目なのに吾郎はもう3足もはき潰すほどに練習していたんだと気づいたのです。

「他人にやらされてた練習を努力とは言わねえだろ。

好きな野球して将来飯食おうなんて図々しい特権、与えられた宿題こなした程度で手に入るわけねえじゃん。

まあでも自分で努力したってんならいいんじゃねえか?

本当の努力なんて、他人には知るよしもねえんだからな」

と言って去っていきます。

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とことん学んで努力し、自分に投資していきたいものです。

最後に日本創造教育研究所の代表“田舞徳太郎”氏の言葉をご紹介して終わります。

「人を育てるには、気の遠くなるような年月がいるでしょう。

そして、どんなに優しくしても貴方のことを平気で裏切るかもしれません。

・・・・・それでも人を育てる者としての、貴方の優しさが必要なのです。

貴方が愛情をもって言い続けても、貴方の部下は貴方をうるさがり、貴方を受け容れないかもしれません。

・・・・それでも愛情を持って言い続けるのです。

貴方がようやく育てたと思った途端、貴方の部下は途中で辞表を出したり、実際辞めたりするでしょう。

・・・・・それでもあきらめずに次の人を育てるのです。

貴方が心を込めて指示しても貴方の部下は無責任な気持ちで聴いているかもしれません。

言っても言っても効果がないように思うでしょう。

・・・・・それでも根気よく指示をするのです。

貴方は今迄自分は本気で人を育てたが、いつも裏切られてばかりでもうこれ以上傷つくのは嫌だと思っているかもしれません。

・・・・・それでも人を育てる者として、傷つくことから逃げてはいけないのです。

人を育てるには、お金もかかり時間もかかる。

その割にはあまり効果がないからやめようとあきらめているかもしれません。

・・・・・それでもあきらめず人を育てる者として、お金をかけ心をかけ時間をかけるのです。

こんな人手不足の時に人を育てる余裕はない。

気持ちはあるけど売上に響くから出来ない。

そう貴方は思っているかもしれません。

・・・・・それでも人の育成を優先するのです。

十回言って駄目なら百回、それでも駄目なら千回あきらめずに育て続けてこそ人は育つのです。

丹精こめる・・・・・全ての生きものはそうやって育っていくのです」

自己投資したい方は、この勉強会が最善です。

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