光のとこにいてね
光のとこにいてね (文春e-book)Amazon(アマゾン)1,900円光のとこにいてね [ 一穂 ミチ ]楽天市場1,980円(あらすじ)※Amazonより第168回直木賞候補作&2023年本屋大賞第3位刊行以来、続々重版。大反響、感動、感涙の声、続々!令和で最も美しい、愛と運命の物語素晴らしい。久しぶりに、ただ純粋に物語にのめりこむ愉悦を味わった。さんざん引きずり回された心臓が、本を閉じてなお疼き続ける─そのまばゆい痛みの尊さよ。(村山由佳)まぶたの裏で互いの残像と抱き合っていた二人のひたむきさが、私の胸に焼き付いて離れない(年森 瑛)―ほんの数回会った彼女が、人生の全部だった――古びた団地の片隅で、彼女と出会った。彼女と私は、なにもかもが違った。着るものも食べるものも住む世界も。でもなぜか、彼女が笑うと、私も笑顔になれた。彼女が泣くと、私も悲しくなった。彼女に惹かれたその日から、残酷な現実も平気だと思えた。ずっと一緒にはいられないと分かっていながら、一瞬の幸せが、永遠となることを祈った。どうして彼女しかダメなんだろう。どうして彼女とじゃないと、私は幸せじゃないんだろう…。―二人が出会った、たった一つの運命切なくも美しい、四半世紀の物語―※ラストシーンについてちょっとネタバレしてます。◆◇第168回直木賞候補作である。↓あもる一人直木賞(第168回)選考会の様子はこちら・・『あもる一人直木賞(第168回)選考会ースタートー』2022年最後の日にこんな話題でいいのか・・という気もするが、追い込まれないと何もしない私らしいっちゃ私らしいってことで・・・芥川賞、直木賞候補作決まる 選…ameblo.jp『あもる一人直木賞(第168回)選考会ー途中経過1ー』「おい直木賞選考会、やるのかやらないのかどっちなんだい!や~る~。ぱわー!」←2周遅れであもちゃんお気に入りのなかやまきんに君。今度こそ間に合わないんじゃな…ameblo.jp『あもる一人直木賞(第168回)選考会ー途中経過2ー』まだまだ先、とおもっていたらあっという間に本物の選考会の発表日がすぐそこに。いやいや、まだ数日あるやん、とかお思いのあなた!超重量級(重さ)の1作が残ってるん…ameblo.jp『あもる一人直木賞(第168回)選考会ー結果発表・総括ー』ふーーー!なんとか間に合った!!!最後に残った、この一番左の超重量級(重さ)の「地図と拳」。朝晩の通勤時間と帰宅後の隙間時間に集中して読んだら2日で読めた!…ameblo.jp『2打席連続場外満塁ホームラン速報。』タイトルがハチャメチャなのは許してもらおう。それくらいすんごい奇跡が起きたのだから!(一応、当てにいっておいて奇跡って言っちゃう)眠れる獅子・・・ならぬ眠れ…ameblo.jp『本物の直木賞選考会(第168回)ー結果・講評ー』広島東洋カープの新井貴浩監督が高野山清浄心院で護摩行に臨んだ日、私は千年に一度の奇跡を起こし、その夜心ゆくまであつ森をやった。W受賞&受賞作を見事当ててやっ…ameblo.jp『たたかい終えて(第168回直木賞)。』あっという間に3月。信じたくないが、とうとう・・・花粉症になったっぽいんです!!!わ〜ん><とはいえ花粉症の症状が出たのはおとといまでの数日間。昨日から全然…ameblo.jp最初、とにかく驚いたのが、・女性の自立・LGBT問題・育児放棄・毒親・ヤングケアラーなどが書かれていたこと。なんで驚いたかって!?そら、前日読んでいた凪良さんの「汝、星のごとく」とモロかぶりだったからだ。『汝、星のごとく』汝、星のごとくAmazon(アマゾン)1,705円汝、星のごとく [ 凪良 ゆう ]楽天市場1,760円(あらすじ)※Amazonよりその愛は、あまりに…ameblo.jp何かお題でもあったんですか!?とここでも再び。しかもしかも、主人公の女性2人の四半世紀の人生がそれぞれの視点から語られる・・って、まさか構成も決められてたとか!?と問いたくなった笑ただ被っていたのはそういう細かいアイテムだけ。作品は当然全く違う仕上がりで、あもちゃん、読後にそれはもうウットリとしちゃってねえ。上記凪良作品で、愛だの恋だの受け付けられなくなってきたのかも~・・と自身の加齢を嘆いていた私だったが、そんなことなかった。作品がよければ絶賛受付中!一穂さんについては、以前の候補作を読んだ際に、評価の難しい作家さん、という印象で、↓一穂さん前回候補作『あもる一人直木賞(第165回)選考会ー途中経過1ー』気付けば梅雨明け間近だというのに、毎年恒例、梅雨シーズン体調激悪あもちゃん、今年も順調に体調を崩しておりました。←変な日本語。もちろん我が広島カープも順調に6…ameblo.jp>作品そのものはまだまだではあるのだが、こういう重いテーマ(犯罪者と犯罪被害者家族との交流)を手のひらサイズ(まさにスモール)で扱って、こういう空気感で描く大胆さのある人なら、場合によっては危うさもなくはないが、もっと上手に描けるようになったらこれはひょっとして化けるかも!?と多少(笑)期待する気持ちが出ちゃったのも事実。と書いたが、「ひょっとして化けるかも!?」の期待が実現した瞬間をこの目で見ることができて、私は幸せであった。そしてそして内容はあまりにも境遇の違う2人の女性が、小学生時代に出会ってから25年の人生を描いた運命の愛の物語。である。百合の話といえば、私はしをんちゃんの「ののはな通信」を思い浮かべてしまうのだが、しをんちゃんの作品と比べても全く見劣りすることなく、ガッチリと手応えのあるいい作品であった。↓おもしろいよ!『ののはな通信』 ののはな通信 1,728円 Amazon (あらすじ)※Amazonより最高に甘美で残酷な女子大河小説の最高峰。三浦しをん、小…ameblo.jpののはな通信 (角川文庫)Amazon(アマゾン)792円たまたまアイテムやら構成が似ているので、つい比較してしまうのだが、凪良さんのを読んでいると、交互に視点が変わっていくのも、は〜次は男性側か〜とか思いながら渋々(コラッ)読んでいたのだが、一穂さんの作品の場合は「早く答え合わせがしたい!」とワクワクでページをめくっていった。古びた団地で運命的な出会いをした二人の少女(結珠ちゃんと果音ちゃん)、お互いに惹かれ合うも突然別れることになる。しかしそれから約10年後。再び出会う。そしてまた突然別れることになるも、再び約10年後に出会うのだ。・・・ってそんなアホな!って思うじゃないですか。しかも結珠ちゃんは東京在住なのに、和歌山で再会、とかイタリア・フィレンツェのドゥオモでうんちゃら〜(「冷静と情熱のあいだ」)じゃあるまいし、そんなことあるかーい!って思うじゃないですか。それが多少強引ではあるが、ちゃんと一応出会うべくして出会う必然性を用意してあって、しかも1回目の再会は果音ちゃんの、結珠ちゃんに対する激しい愛情が読者にも(そして結珠ちゃん自身にも)わかるようにしてあって、そういうところもちゃんと整えてあって良かった。また随所に出てくるアイテム(白詰草とか防犯ブザーとか)も、厨二病を拗らせてる、とか読者が引かない程度にキーアイテムとして登場させている。全体的にラノベっぽい、という印象を持つ人もいるかもしれないが、一穂さんはそこら辺のギリギリを攻めるのが上手だと思う。簡易な文章を用いながらも決して陳腐な表現にならず、愛情深い描写で作品全体が上滑りしないよう、細心の注意を払っているのがわかる。たびたび出てくる、タイトルの「光のとこにいてね」はキラッと光るセリフで、さらにそれは章題にも関係してくる。第1章 羽のところ第2章 雨のところ第3章 光のところ途中まであまり章題を気にせず読んでいたのだが、第3章に入ってこの章が最後か〜。どれどれ、第3章・・光のところ・・・あ・・羽のところで別れて雨のところで再会。そして雨のところで別れて光のところで再会。・・・光のとこにいてね・・・・ずっといてくれーーーーー!もう二人は離れないでいて〜!と手に汗握りながら結珠ちゃんを応援しとりました。(結珠ちゃんと果音ちゃんの二人が主人公とは書いたが、結珠ちゃんが主人公比は高め。)3歩歩くと忘れる鳥頭あもちゃん、章題って案外・・というか結構大事なポイント、作品の重要なヒントであり道標である、と度々思い知るも忘れ、今回また改めて思い知らされる。また、パッヘルベルのカノン(いい曲だよ!)も度々出てくる。果音ちゃんのカノンにもかけてあるが、カノンという音楽の形式にも関係していて、カノンとは「一つのメロディを、複数のパートが追いかけるように演奏していく演奏様式」のことで、大好きな結珠ちゃんというメロディを追いかける果音ちゃん、の姿にもかけている。なのにラストシーンは鼻血出しながら結珠ちゃんが、逃げる果音ちゃん(電車に乗ってます)を電車と並走して車で追いかけるの。鉄腕DASHかっっ><!そのシーンはすごく滑稽なんだけど、すごく切なくて、でもやっぱりおかしい。就寝前に布団に潜りながら読んでいたのだが、そんなラストを読む前に寝ることにした。明日起きて最後、ゆっくり味わおうと思いながら・・・するとその日私は夢を見て、それはこの物語の続きだった(私の妄想ね)。そしてその内容は(あんまり覚えてないけど)とてもツライもので、夢の中で私はわんわん泣いていて、起きた現実の私も泣いていた。枕、グッチョリ。けれども上に書いたように、実際のラストは私の見た夢と全く違って(当たり前)このラストをどう評価するかが評価が分かれるところだと思う。私は面白く読んだが、え~?と思う人の気持ちも、まあわからなくはない。とりあえず睡眠薬飲んで起きた直後に運転(しかも爆走!)するのはやめといたほうがいいと思います(笑)1つのメロディを追いかけるカノンだが、よくよく見ると結珠ちゃんの名前も意味ありげ。珠を結ぶ。この作品、結末が書かれていないから、二人がこの先どうなるのか想像するしかないが、結珠ちゃんは五線譜の終止線のように、カノンを終止するのかもしれない。まあそれはともかく、睡眠薬飲んで運転はしないほうが・・大事なことなので二度言いました。二人が愛を奏であい、お互いを思いやり、それぞれの胸の内を吐露したり隠したり、そのいじらしさは本当に可愛らしい。異性同士だろうが同性同士だろうがお互いを思いやる愛情は尊い。小学生ならではの感情、高校生ならではの感情、そして大人になったからこそわかるあれこれ。そういうものもちゃんと描かれていて、愛情一本槍じゃなかったのも良かった。それでも根底はお互いに思い合うってところもさらによし。あとあと!作品後半にとっても可愛い子が出てくるの〜。詳細は触れないでおくが、本当に可愛くてね!しっかり者で正義感が強くて、賢くて、ちょっとお姉さん風吹かせる感じとかちょっと大人びた口の聞き方とか、リアル友兼ブログ友のsaryaの娘さんソックシ!!笑作品の登場人物から実際の人物を想像することってあまりないのだが、この子が出てきて何かを話すたびに、sarya娘の声で脳内再生する私であった。ソックシ!!!ちなみにこんな可愛い子ばかりじゃなく、クソ人物も多く登場するのだが、一番のクセモノは結珠ちゃんのママでしょうな。これ、なかなかの人物。このママさんをめぐる話は、ちょっと選考委員の中で評価が大きく割れそうな予感。結局、ママさんのお相手の事件って大袈裟に書きすぎじゃないか?とかクソすぎねえか、とか笑こんなヤツおらんやろ、とか笑あとは、実際問題として金持ちと結婚した出自のアヤシイママさん(後妻)、托卵なんかしたらそれがバレた時、離婚されたら困るんじゃないのかなあ・・。専業主婦だったみたいだし。(バレないように用心してた、とかもあまりなかった。なんなら幼い結珠ちゃん連れて、愛人とウハウハしてたし・・。結珠ちゃんがパパにちくったら、この世の終わりだと思うんですが・・)そこらへんがあまり用心ぶかく書かれてなかったのが、ちょっとマイナスかな〜まあ、浮気は大胆にした方がバレないって言いますし・・パパは医者で忙しくてあまり家のこととか興味なかったみたいだし・・ということで見逃してみた。などなど色々思うと、第三章の後半部分からラストに向けてがかなり粗い。テイストもちょっと変わるしね。特に結珠ちゃんママを問いつめるシーンなんかは厳しい意見が上がりそう。それでもやっぱり私はそういう欠点も含めてよかった、と思いたいが、批判は当然のものとして受け止めよう・・って私の作品ではないけど笑ただここまで褒めておいてアレなんですが、でもやはりこの回の直木賞受賞作2作を思うと、やっぱり物足りなさや技術不足は否めない。そんなわけであもる一人直木賞選考会では3位でした。雫井さんの「クロコダイル・ティアーズ」と同順位。『クロコダイル・ティアーズ』クロコダイル・ティアーズ (文春e-book)Amazon(アマゾン)1,700円クロコダイル・ティアーズ [ 雫井 脩介 ]楽天市場1,760円(あ…ameblo.jpそしてこれは作品の内容に絡む話ではないのだが、備忘録として。結珠ちゃんのクソママ(笑)、幼い結珠ちゃんに「ケンジさん(結珠ちゃんの兄)のお勉強の邪魔をしないように」と注意するシーンがあるのだが、このセリフだけでこのママは後妻なのかな?と推測できるのがすごい。日本ならでは?とも思う。もし海外でこの作品を販売するとしたら、このセリフだけで外国の方が推測できるような翻訳ってできるんだろうか。注意書きが入るとか!?・・それじゃ情緒なくなるよなあ。翻訳家の腕の見せ所!?大変な職業だ・・。一穂ミチ サイン本 光のとこにいてね 初版Amazon(アマゾン)8,992円ところで私、このサイン初版本を手にしておりました。(候補作発表前に買っていたので)初版本限定のスピンオフ・ショートーストーリーが挟まれていて、その話も本当にちょっとした内容ではあったけど、なかなか楽しめて、初版本買ってよかった~と思いました!本編が気に入った人はショートストーリーも読んでもらいたいなあ。・・大した内容じゃないけど、良かったからさ。それにしても売る気はないけど、こんなに値上がりしてるんだ・・・お金に困ったときは・・←売る気ないんちゃうんかい笑さてさてこちらの作品を本物の直木賞選考委員はどう評価したか。オール讀物2023年 3・ 4月号[雑誌]Amazon(アマゾン)1,100円私はこう予想しておりました>私の中ではかなりの高評価だったが、男性選考委員からの評価があまり高くなさそう。>女子校内の描写とか、女子同士の腹の探り合いとか気の遣い合いとかの描写がすごく細かくて、うわ〜わかる〜と思う箇所に対し、男性陣がどこまで踏み込んで読んだのか想像すると、ちょっと厳しいかな、と。>しをんちゃんと角田さん、そして肝心の男性陣からは浅田さんがどこまで一穂さんを推すのか!?がカギになると思う。全体的に選考委員たちからの評価は高くなく、それは想定内ではあったが、前候補作では高く評価していた浅田さんが今作品については厳しめに書いており、いやいやあなたが割と高く評価している凪良さんよりはいい気がしますが?とか思うのであった。直木賞選考委員の良心しをんちゃん(三浦しをん)は一穂さんを高めに評価。良かった!ホッ!私がそのシーンはすごく滑稽なんだけど、すごく切なくて、でもやっぱりおかしい。と書いた以外のところについても、時折描かれるユーモアについて「かなり深刻な事態が出来しているにもかかわらず、全編にそこはかとなくユーモアが漂っており、「そりゃ生活してれば苦悩の最中にも笑っちゃうことが起きるよな」とリアルに感じられた。」(30ページ)と評価していた。ただ、小説の技法として「二人の人物の交互視点の場合、語り(つまり、二者の性格)にいかにさりげなく、しかし明確な差異を持たせるかがむずかしいなとも思えて、強くは推しきれなかった。」(31ページ)ということで、しをんちゃんはこちらの作品を3位とした模様。私と一緒〜。←言いたい。ちなみに二人の人物の交互視点描写の技術不足については角田光代さんも触れており、「まったく異なる環境で育った女性二人の差異が、後半につれてあまりなくなっていき、同じ感覚、同じ価値観、同じ言葉になっていくのが、この小説の力を弱めてしまったように思う。」(32ページ)基本的にしをんちゃんと角田さんって選評や作品への感じ方が似ていると思う。しをんちゃんが直木賞選考委員の良心ならば、直木賞選考委員のジャックナイフといえば髙村薫女史でありましょう。髙村女史のこの作品についての選評は・・あ、髙村女史の選評は後半のあるシーンについて詳細に書いており大いにネタバレしてます!注意してください〜。いいですか〜?「少女二人の出会いと交流だけが鮮やかで、家族や男性たちはみな顔がない。(略)相方の母親に睡眠薬を盛るくだりに至って二人の交流は暴走になり、小説が壊れた。」(28ページ)壊れた〜壊れた〜壊れた〜。それはともかく、母親に睡眠薬盛るシーンについては、誰かに絶対に言われると思ってました。私も上記で>特に結珠ちゃんママを問いつめるシーンなんかは厳しい意見が上がりそう。それでもやっぱり私はそういう欠点も含めてよかった、と思いたいが、批判は当然のものとして受け止めよう・・って私の作品ではないけど笑と当然のものとして受け止める覚悟はできておりました笑!(結珠ちゃんママを問いつめるシーン=睡眠薬を盛るくだり、になります)また、私が>実際問題として金持ちと結婚した出自のアヤシイママさん(後妻)、托卵なんかしたらそれがバレた時、離婚されたら困るんじゃないのかなあ・・。専業主婦だったみたいだし。と感じたことを指摘したのは、案の定、林のおばちゃん(林真理子)であった。そうくると思ってました。絶対言いそうだもん。「この小説は「格差」も大きなテーマであろうが、エリート医師の妻である母親の設定がかなり乱暴だ。」(31ページ)ま、林のおばちゃんのご指摘は概ね正しいと思います。それより意外だったのは北方のオジキよ!「好感の持てるいい小説だと私は思った。特に冒頭の二人の少女の出会いは、秀逸であった。」「タイトルは、全篇に通底した意味があり、悪くないと思った。」(25ページ)えーーーーーー!!!!いつからそんなに物分かりが良くなったのか。最後だからってちょっとサービス精神が旺盛すぎんか笑!?でも冒頭、オジキが言うようにものすごく印象的ですごくいいんだよね。私もキュンキュンしちゃったもん。で、オジキも私と同じことを言っていた。「この小説の評価は、終末の電車と車の疾走部分に、共感できるかどうかで分かれるという気がした。私は、その部分が不要に浮いたと感じた。」(25ページ)こちらも当然のものとして受け止める覚悟はできておりましたし、オジキが浮いたって感じるのもわからなくもない。そんなことより、男性選考委員からの評価は高くなさそうと思っていたのに、この作品を好意的に読んでくれたオジキに私は驚いたよ。あもちゃん、感謝感激。お疲れ、オジキ。もしかして選考に関してはオジキより浅田さんの方がクセツヨだったりしてね。