関東のジュニアユースに所属し、寮生活を送る息子ですが、先週、先々週と順調に試合を重ねております。



チームは苦戦していますが、息子はチームに求められる役割をこなしながら、ドリブル、パス、シュートと自分の持ち味を少しずつ出せてきました。

存在感が増してきてる様に思います。

守備の軽さや、ボール扱いなど課題も多いです🙂




今回は、息子が高学年時に行ってきた親子練習を紹介します。

最近この練習の重要性を再認識し、息子に会いに行った時に親子練習で反復しています。

もっと早く思いついて、小学校低学年から行っておけばと後悔している、とても良い練習です。




皆さんは親子でトラップの練習をする時、どの様な練習をしてますか?

以前、〝止めて蹴るの間に角度をつくれ〟というお話をしました。

それはとても大切な技術ですが、今回は別の技術になります。


いつも最高のタイミングで、やさしいパスが足元に来る訳ではありません。



サッカーでは、ルーズボール、浮いたボール、バウンドしたボール、強いパス、ズレたパス、味方からのアバウトなパスをトラップする事がとても大切で、重要な技術です。


そしてレベルが上がれば上がるほど、動きながらのトラップ。スピードに乗った状態でのトラップも要求されます。

トラップと同時に、行きたい方向へスピードに乗ってドリブルしていく技術。

スピードに乗った状態で、トラップする技術。


レベルやカテゴリーが上がれば、チャンスになるシーンでは、これらの技術を目にする事が多いです。



これらのサッカーでとても重要な技術を、小学校低学年から身に付けていく為の親子練習になります。




練習のやり方は非常にシンプルです。



先ずは直線から始めます。

直線をイメージして下さい。


子供の位置(0m)がスタート地点。

3m先がボールのトラップ地点。

さらに5m先がゴール地点(目的地)になります。

親はトラップ地点の真横から手でボールを入れます。


距離は適当です。レベルに応じて変えていきます。

手で投げるのは誰でも色んなバリエーションのボールが投げれるから。



一年生の場合

親がトラップ地点(3m)で50cmの高さからボールを落としてバウンドさせます。子供はボール見ながらスタート。

トラップ地点で少しバウンドしているボールを処理(トラップ)してそのままゴール地点へ運びます。

低学年は〝自分のスピードを落として、ボールのバウンドにタイミングを合わせる〟事を意識してほしいです。



六年生の場合

親がトラップ地点の4m真横から、トラップ地点に向けて色々なボールを投げ入れます。

地面に叩きつけたボール。上空に放り投げたボール。転がしたボール。

子供はボールの状態を確認しながら、スタート地点からトップスピードでトラップ地点に進入。

トラップ後に出来るだけ早くゴール地点へ進みます。

出来るだけ早く進む為には、

頭でトラップするか、胸か、太ももか、ショートバウンドか、バウンドさせるかの判断が必要となります。

しっかり判断してトラップ時に出来るだけスピードを落とさない事が大切です。

タイミングを合わせる為に減速しても、トラップ時には加速している事が早く目的地にいくコツです。



応用編

直線をYに変えてゴールを2箇所にします。

ゴールには赤と青のマーカーを置きます。

ボールを投げると同時に、親が「赤」と叫べば、子は赤のゴールを目指します。

応用編では、とにかく親は、難しいボール、タイミングを外したボールを投げ込みます。

スタート地点とトラップ地点の距離を長くして、本当のトップスピードで進入する。


以上、

【アバウトなボールを、トップスピードでコントロール(トラップ)して目的地を早く目指す】


何年生でも出来るので是非試してみて下さい。


おしまい🤗

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