セレクションは地域によって独自性があり、全ての地域の方に参考になるかわかりません。

ジュニアユースの移籍は簡単な事では無いので、育成を考えた場合、我が子が輝ける、我が子が成長出来るジュニアユースチームに進ませたいですね☺️




⑩出来る限り選択肢を増やす

前回、〝セレクションと受験は違う〟と書きましたが、私は息子のセレクションを受験のようにしてやりたいと思っていました。

選択肢を多く与えて子供に選ばせたいなと。


また、コロナで2年連続、春先の活動が全て停止になった息子に、その分、何か経験をさせてやりたいと思い、現在所属するチームのセレクションを受けさせました。

1次試験は名古屋で8月中旬に、最終選考は静岡で9月初旬でした。


同時期にスカウトされたボ○ジュ○アーズとプログレスリーグ(中国リーグ)に所属する家から通えるチームAとチームB。

そして最難関のサンフレッチェ広島は落選のリスクもあるよと伝えて、この5チームの中から息子に選択させて、今のチームに入団が決まりました。



簡単な事ではありませんが、選択肢を多く持つ事は非常に大切です。


私が県外のチームを受けさせてやろうと思った時に、寮を擁するチームでガンバ大阪とJFAアカデミーは既にセレクションを終了していました。


選択肢を増やすと共に、

ジュニアユース選びというものは、6年生の4月から始まっているとお伝えします。



⑪セレクションは武者修行

息子のセレクションをみて感じた事は主に二つ。

〝広島はセレクションが遅い〟という事と、〝セレクションは力試し〟になるという事です。


進路が決まった状態でセレクションを受ける事はモラルに反すると思いますが、進路が決まっていない状態で受けるセレクションは絶好の力試しです。



知り合いの親子に、サンフレッチェの最終選考まで行って、

「受かったらどうしますか?」という問いに、「力試しに受けただけなので合格してもいきません」と正直に答えた親子がいます。

結果不合格。

賛否ありますが、その子は進路が決まっていなかったので私は有りだと思います。


セレクションには県内県外、様々な子供が受けます。その中でチームスポーツであるサッカーで結果を残す事は、日々のトレーニングでは経験出来ない貴重な場となります。

総合力が問われます。

セレクションは数千円で経験出来る武者修行の様なものだと思います。

(モラルは大切です)



⑫面接について

広島県では強豪チームのジュニアユースセレクションが同時進行で行われる為、面接が非常にデリケートになります。



前回の記事で、第2志望である事を正直に伝えた親子が落選したと書きましたが、

逆に、2チームに対して第1志望だと伝えて両方受かった子もいました。


チームが問答無用でチーム事情だけで子供を落選させる事を考慮すると、100%その親子を批判する気にはなりません。

ただ私は同じ事は出来ません。

子供にも見せられないかなと。



息子が県内のチームを選び、面接を受けていたなら、〝どの様に答えただろう〟と当時からよく考えていました。


どうしても行きたいチームがあるのなら、それは正直に伝えるのがルールではないかと思います。


もしA Bを比べた時に、どちらも落ちるくらいなら、どちらかに行きたいと思っているならば、

面接では、

【先に受かったチームに行きます。是非息子を取って下さい。お願いします】

で良いのではないかと思います。


プロでも自分を評価してくれるチーム、一番に声を掛けてくれたチームにいく選手は多いです。


セレクションの面接では、駆け引きなどせず、真摯に思いを伝えてほしいと思います。


長くなったので完結編は次回にお話させて頂きます。


おしまい🤗

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