生まれも育ちも横浜です。

大学受験に失敗してしまい、仕方がなく、横浜のフレンチレストランでコックの修行を始めました。

 

 


紹介で入社したので、とりあえず3ヶ月は頑張ろうと思ったことを覚えています。

勤めはじめてすぐに衝撃的なことがあったんですね。

それは、先輩に16歳と17歳がいたことです。

中卒で働いている先輩に、敬語を使うのがとてもキツいというか、受け入れられなかったのです。

すぐに辞めてしまおうという選択もあったかもしれないです。

しかし、当時の僕は、「この二人を抜いてやる!」と心の中で思ってしまったんですよ。

心が決まると不思議なもので、敬語も使えるし、彼らよりもガムシャラに働くことができてしまうんです。

そのレストランの厨房には、料理長以下14名のコックがいたんですが、少しずつ腕を上げていった僕は、3年後には、なんと「サードポジション」まで上り詰めることができちゃったのです。

そのころは、年下の先輩も一人は、コックを辞めてしまい、もう一人は他のレストランに移動していました。

もう、本当に忙しくて、レストランのオープン前には、お客さんが数十人も並んでいることもしばしばでした。

人生の中で一番働いた時期だったのかもしれないです。

その時の経験が、地方でレストランを開業するということに繋がるのですから、不思議ですよね。

そうそう、お給料も入社した当時は、手取りで6万円だったものが、4年目には25万円になっていたんです。

コックの世界は、腕を上げること=給料が上がるということなんですよね。

 

 

人生の岐路


そして、5年目を迎えたある日のことです。

料理長から呼ばれました。

「アマン、おめでとう!」

急におめでとうってなに?と思って、話を聞いてみると、横浜のコック協会から毎年推薦でフランス修行に2名選ばれるそうなんですね。

フランスで修行か、悪くないなと思ったのですが、条件が厳しかったんです。

 

 

条件とは


その条件とは、「自分の銀行口座に、200万円以上の預金を持っていること」だったんです。

理由を聞いたら、最初の半年は、語学学校に通うんですね。そして、その半年は、働いてはダメなんです。

ですから、フランス修行は、200万円持っていないといけないんです。

料理長は、大金ではあるものの、なんとか工面できるだろうと思っていたそうです。

 

真面目な性格でした


当時の僕には、200万円なんて、そんな大金持っていません。

親もギリギリの生活をしていましたし、親戚や友人に借りるなんてこともできない。

悩んだ結果、僕は、フランス修行を辞退しました。

フランス修行を辞退したら、急にモチベーションが下がってしまい、「もうこの世界から足を洗おう」と思って、コックの仕事を辞めました。

結果、料理の上手なただの人になったんです。


【プロフィール〜2】ヨットに燃えて、フランス出張

 

 

 

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