会社に、今の奥さんが入社してきて、僕の席の隣になったころ、お付き合いしている子がいました。
仮に、ユキちゃんとしますね。
ユキちゃんとは、2年弱ぐらいお付き合いしたんですが、ある日、一人暮らしの彼女のアパートに遊びに行くと、ユキちゃんから、話があるというので聞いてみたら、なんと、あと3ヶ月ぐらいで会社を辞めて実家に帰るというんですよ。
その理由ですが、実家のお父さんとの約束で東京での一人暮らしは、4年が期限だったそうなんですね。
もうすでに4年以上経っていて、約束は実行されていないんですが、実家にも都合があるらしく・・・。
この話を聞いたのが、うちの奥さんと山下公園に行った直後ぐらいだったかなと思います。
遠距離恋愛
その頃、僕は26歳だったし、ユキちゃんは23歳。
結婚なんて微塵にも思っていないし、これからどうしよう?ということになった時、遠距離だけどお付き合いを続けようということになりました。
ユキちゃんは仙台出身なので、かなり遠いんですけど、僕の腹黒な心が、「二股行けるね。」とほくそ笑んでいました。二股のようなことにはなりませんでしたけど。
しかし、ユキちゃんが仙台に引っ越してしまうと、月に1度ぐらいはお互い都合をつけて会っていたんですが、普段、飲みに行ったり、ご飯食べに行ったりするときに、今の奥さんを連れて歩くようになっていました。
ユキちゃんとは無理でした
ある日、ユキちゃんから、今度仙台に来るときは、うちにお遊びに来てよ、と言われたんですよ。
9月の末だったと思うんですが、ユキちゃんの家に行きました。
夕飯をご馳走になり、そろそろ寝るという時に、ユキちゃんのお父さんが、泊まる部屋を案内してくれました。
とっても広い和室で、布団が二組引いてあるので、めっちゃ驚いていると、お父さん、「今日は俺と一緒だよ。」って笑いながら言うんです。
仕方がないので一緒に寝ましたが、お父さんは僕と話がしたかったようです。
二人で布団に入りながら色々なことを話しました。その中で、僕が今は結婚を考えていないと言うことも伝えたと思います。
次の日、仙台の駅でランチを二人で食べて新幹線に乗って帰ったのですが、ユキちゃんから帰りの新幹線で読んでと手紙を渡されました。
そこには、結婚を前提としてのお付き合いができないなら、別れるしかないと言うようなことが書かれていたんです。
本当なら、その方向で考えればいいんですが、やっぱりまだ結婚って考えられなかったんですよね。
奥さんを彼女に
ユキちゃんと別れてから、奥さんとの食事の回数が増えていきました。
どんどん、僕の気持ちは奥さんに傾いていたのですが、どうしても年齢が気になってしまうんです。
奥さん、まだ18歳でしたし、また、会社の同僚でもあるわけです。
逆に、お付き合いしているわけでもないのに、頻繁に食事に連れて行くのも、いけないよなあとも思っていて、本当に悩んでいました。
結局、ある日、思い切って「お付き合いしよう。彼女になってほしい。」と告白しました。
奥さんは、「ずっと待ってた。」と言うんですよ。嬉しかったし、初めて奥さんを見た時の感情が蘇ってきて、これも運命だし必然だと強く思いましたね。
問題は会社の同僚だと言うこと
奥さんとお付き合いするようになってから、一番に考えたことは、同じ会社の同僚だってことです。
なので、ちゃんとお付き合いしよう、大事にしようと思って、奥さんのお母さんに会いにいきました。
お母さん、めっちゃ酒豪で会うたびに、見事に酔っ払うんです。笑
母一人子一人だったので、とりあえずお母さんと話ができるようになったことで、ほっとしたのを覚えています。
そして、今度は会社です。
僕のことをいつも可愛がってくれる上司に相談があるというと、夜時間を空けてくれて、話をしました。
すると、上司は、「うーん、だったら結婚するつもりでお付き合いをしなさい。」と背中を押してくれました。
とはいえ、まだ奥さん18歳なので、20歳になるまでは待とうと二人で話していましたが、この頃ってなんだか、いつも楽しいんですよね。不思議な感覚でした。
ついに結婚
それから約2年経った時に、結婚しました。
50人ぐらいご招待して、小さなところで結婚式をあげまいた。
横浜のホテルだったんですが、そのホテルのフランス料理の厨房に、レストラン当時の後輩が2名もいて、料理だけはめっちゃ豪華にしてもらったんです。
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