「お決まりのあれ」の話をしたね。


土星。安心。
「お決まりのあれ」「いつものあれ」でいること。

守られた安心。

山羊座や土星の殻に守られた
蟹座や月の安心。



楽で安心だから、ついそこに入り浸りたくなるんだよね。
でも、そうしていると 細やかなことを見失っていくのも感じる。

ちょっとした違和感。
「んん?」の感じ。
そういうののスルースキルが磨かれて、だんだん鈍くなっていく。

「分かっている」と思うことで、分からなくなっていく。




脳みそだったか 我々の心だったか
そういうものは、
「これはもう知っているから考えなくていい」
「知ってるからこの話は聞かなくていい。こういことでしょ」
と判断して、省エネでいこうとするんですって。

こういうのも老化のもとでもあると 最近 健康の動画で見たな。



子供の頃は いろんなことが真新しかった。
でも大人になるにつれ 新しい体験と思えることが少なくなり、毎日同じことを繰り返しているような気さえしてくる。

同じなわけがない。

「新しい体験をしていることを感じられる 自分の心のセンサーが閉じてしまっただけだ」と うっすら気づいていても、
そのセンサーを開くのがどうも億劫になってしまって つい先延ばしにしちゃう。

私もよく分かるぞ!www




ぐるぐるの繰り返しを抜けるのに、レールの分岐のポイントみたいなしくみが使える
という話をたびたびしてきたね。

魚座と牡羊座の境に天体がやってくるタイミングとか
日蝕とか
日蝕の小ぶりなもので新月とか
もっと小ぶりなもので日曜日とか

そういうときに、「お決まりのあれ」ではないことで冒険してみると おもしろいんだ。



そういうのはよきタイミングになるんだけど、そういうタイミングに「えいや!」と冒険するには、
日頃から「隙あらば、えいや!って冒険するからな。いつでも来やがれい」の気持ち、待ち構えているくらいの気持ちでいるのがいい。

それくらい意識を向けているからこそ、いざその「隙」がやってきたときに 「今だ!えいや!」と瞬時に動けるんだ。



いろんなやりようがあるんだけどね。
そのうちの一つとして、たとえばこんなふうにも、私たちは「お決まりのあれ」から自由になっていく。
という話でした。



既知からの解放

とっても天王星的だ。




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つい「土星の箱から出よう、天王星万歳!」みたいな話になってしまうけど、土星的ではいかんという話ではないよ。

どんな階層にも、どんなありようにも、そのように存在する理由やメリットや意図がある。

私たち人類の意識が物質に埋もれかけたのだって、もっと高次のところの意図や計画があって、わざと下げたんだそうな。

「全てに意味やメリットがある」と言ってしまっては、今しんどい思いをしている人に悪いから 私はあんまり大きな声では言わないけどね。



だからきっと、「土星の箱から出よう」という既知、お決まりの理論から出るのだって、おもしろいと思うよ。