海王星逆行の話をしたね。


こういうふうに、「どうしてたくさん寝たいんだろう」の理由が分かると、みんなの睡眠時間の長さに合わせて寝られるように・起きられるようにとがんばらなくてもいいことが分かります。

「自分はみんなと同じ睡眠時間じゃないからよかったんだ!これでよかったんだ!なぁんだ笑い泣きというのが分かる。



「どうしたらみんなと同じ睡眠時間になれますか?」と問われたら、私は答えるのが難しいです。
どうしてもとなれば 私もどうにかこうにか考えて搾り出すけれど、やっぱり苦肉の策です。

自分じゃないありようを生きようとしているのだから、それを伝えたところで しばらくすればロクでもないことになるのは分かります。

「そこは変えようとしなくて大丈夫なことですよ」
「そこを変えずに暮らしていけるように工夫しよう」
というのを考えさせてもらえたらうれしいですなぁ。



子供のときは 保護者に守られながらだから、自分で選べる選択肢が少なく 難しいところもあるかもしれない。
大人の事情、社会の事情に合わせねばならんことも多い。

でも、大人になったら、自立をしたら、自分で選べることが増えます。
みんなに合わせなくても大丈夫な工夫がしやすくなります。



みんなに合わせなくていい、むしろ合わせようとしないほうがいい、それでいてワガママとはまた違う、自分自身のありよう。
個性というもの。




逆行は個性化を促す。
無理してみんなに合わせなくてもいいと分かる、これが自分なんだと納得して それをイキイキと生きられるようになる、逆行は そういう意味での成長を促す。

進化占星術では、逆行について こういうふうに解釈します。

まさに「個性化」ということですな。




個性化は、天王星と結びついています。
みんなに合わせようとすること(コンセンサス段階)は、土星と結びついています。


「みんなと同じようにできないよーえーん
「逆行で生きにくいよーえーん
と感じること、
逆行をイヤなことだと感じるのは、

天王星・個性化段階の前の
土星・コンセンサス段階(みんなに合わせたい気持ち)にいるからなんだ。


だから、コンセンサス段階から個性化段階にレベルアップすれば、逆行がイヤなことじゃなくなる というわけです。

そして、そこには自立を伴うわけですな。
進化占星術の資料では「独立独歩」というワードが出てくるくらいです。


「お決まりのあれ」にも甘えない。




逆行で苦しいというのは

「お決まりのあれ」に甘えさせてもらおうとして、

でも「お決まりのあれ」ができなかったり

「お決まりのあれ」ができて 甘えさせてもらったつもりでも自分にしっくりこなかったりして、

それで苦しいということなんだね。


自分に「お決まりのあれ」に甘えたい心があったことに、どこかのタイミングで気づくんだろう。




自分のユニークさを知り、それを生きる。
自分からは逃げられない。

そういう独立独歩なんだ。


なるほど、逆行はこのように進化が促されているわけだ。
タフなことだけど、かっこいいね。
魂の気概がかっこいい。




海王星逆行さんと睡眠のことを考えていたら、
逆行について なんだか理解が深まったよ。





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出生の天体に逆行がある人だけの話じゃないよ。

これは、個性化段階、土星の箱に囚われないありようを望む者たちの話でもあるね。




四つ葉のクローバー見つけたよ。