アリエルと猫たちさんからのご質問です。


私はヘリオセントリック學園に入学していないので、學園の話題に添った話ができるか分からんのですが、おもしろそうなのでやってみましょう。


私も知らないけど、根気よく調べれば出てきそうだから、調べながら勉強する魂胆。



ホワイトボードに書きながらのほうが話しやすいものは、また後ほど。



お礼に届いたもみじ饅頭

うまし…!!!!!!





■ ドラゴンヘッドやドラゴンテイルと 生前日蝕の違い

これは、天文学的な違いと 星占いや精神世界での捉え方の違い、両方から考えて答えるとちょうどいいのかな。




・天文学的な観点から


これは地球が中心のジオセントリックな図ですが、やはり月のノード(ドラゴンヘッドとドラゴンテイル)と日蝕の関係は、この図を見るのが分かりやすいです。




地球から見た、

太陽の通り道である黄道
月の通り道である白道
これらが交わるポイントが2つあります。

その片方をドラゴンヘッド(月のノースノード)
もう片方をドラゴンテイル(月のサウスノード)
といいます。


これらのポイントのうち、

・月が、地球から北極星に近づく方向(北)に進んでいるほうを月のノースノード(昇降点)

・月が、反対に北極星から遠ざかる方向(南)に進んでいるほうを月のサウスノード(降交点)

と呼ぶようです。



軌道が交わるポイントなので

これらは肉眼では見えないポイントです。


このポイントの近くで新月が起きて「食」(蝕)が起きることを「日食」(日蝕)といいます。



ここまでは よくある回答ですね。





でも、不思議なんです。


地球から見れば、ドラゴンヘッドやドラゴンテイルは「太陽の軌道」と「月の軌道」の交わるポイントで、明らかに太陽が関わっています。


日蝕じゃなくても ヘリオ太陽からドラゴンヘッドにダイレクトに降りてこられるような気がします。


なのに、太陽→日蝕→ドラゴンヘッドの順なのです。


謎です。




これを見てほしいです。


国立天文台より




太陽を中心にして ヘリオの視点で考えると

太陽とドラゴンヘッドは、そこまでダイレクトにつながっているわけではないみたい。


「公転面的には同じ面」といえるし、地球からすればとってもすごいことだけど、ヘリオ太陽的には これだけでは「つながりがある」とみなすには弱いのでしょう。




でも、日蝕なら、

太陽、月のノード、月、地球が一直線に並ぶ関係で、ここに一直線のラインができて、太陽から降りてこられる

ということなのだろうと思います。

(断定はできないけど、一応納得できる)



それで

太陽(太陽視点の領域)

→日蝕(太陽視点と地球視点のつなぎめ)

→ドラゴンヘッド(地球視点の領域へ)

という順で、日蝕を通じて降りてくるということなのでしょう。




・占星術的・精神世界的な解釈の違い


松村潔先生のYouTube動画の、2022年末〜2023年始まりの頃のものが参考になります。





特に参考になりそうな気がするものに星マークをつけます。勘です。












だいぶ忘れてしまったので 私ももう一度見直したほうがいいのですが、いかんせん多いので、今日は見直さずに言える範囲で話すことにしよう。



前にこれらの動画を見て、ごく大まかにまとめたのが これです。




この前、ブログにチラッと載せたものです。



あと、こういう図を作ったりもしました。







ヘリオの中心の太陽から、降りてくる。


いきなりバビュンと地球に来るわけではなくて
段階があります。

霊・魂・魄・肉というふうに、存在形態というか、生命のありようには複数の層があって、非物質から物質度合いが濃いものへと順に降りてきます。


太陽のまわりの全惑星の回転の海原みたいな
太陽のまわりのいろんな惑星の軌道
太陽のエーテル体の繊維
まずはこれをたどって降りてきます。

そして、
太陽のエーテル体の繊維から
地球をとりまくいろんなライン
地球のエーテル体の繊維に移動し

アセンダント(生まれたときの東の地平線)によって受肉します。

日蝕とドラゴンヘッドは その途中で通過するポイントといえます。


さっきの話のように

太陽(太陽視点の領域)

→日蝕(太陽視点と地球視点のつなぎめ)

→ドラゴンヘッド(地球視点の領域へ)

ということですね。




日蝕は、ヘリオ太陽から地球に向かって降りてくる創造の光線と 月の軌道が接点をもつことができるポイントであるようです。(太陽から日蝕に降りてくる)


日蝕から月の軌道にやってきて、ここにしばらく滞在します。





・月の軌道について


月の軌道は、松村潔先生が「月のステーション」と呼んだりもします。

ここは、「月の軌道」なだけあって、地球の物質からは“浮いて”います。


地球のまわりではあるけれど、地球の物質に縛られているわけではない。


そのおかげで、月の軌道が象徴する領域は 恒星など 遠くのものともつながったりしやすいみたいです。

あちこちにつながる駅みたいなので、「月のステーション」と呼ぶことにしたのかな?と推測しています。



月の軌道のうち、ドラゴンヘッドのところで「受肉」ならぬ「受魄」。

魂よりも低く、肉体よりも上の層の魄(ハク・パク)です。

肉と魂の間… たとえばキョンシーみたいなこと?




より詳しくは、それぞれのラインや その交わるポイントがどんな性質のものであるかを もっと厳密に知る必要があります。


動画では、ヴェシカパイシスや生命の樹、エニアグラムなどを観ながらの説明がありましたが、私はまだよく分からなかったので このブログでの説明はしないでおきましょう。




・集合魂の人数の謎


割と最近のところでは、松村潔先生は集合魂の規模についてだいたいの目安の話をされています。


1年に地球に生まれる人数を、

ヘリオでは360(ホロスコープのサビアン360通り)

日蝕では2(大まかに年に2回だから)

で割って求めたようでした。


だいたい何人が集まった集合魂なのか という目安です。


この計算だとヘリオよりも日蝕のほうが集合魂としての人数が多くなります。



高次のもののほうが集合魂としては大きい(人数が多いはず)なのですが、

降りてきた日蝕のほうがヘリオよりも人数が多いとは どゆこと?と私は混乱しています。


たくさん作って倉庫にいっぱいためているのかな?

と勝手にイメージしていますが、今のところ不明です。



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ふう。

私が話せるのはこんな感じです。


動画を作るつもりでしたが、ブログでもけっこう満足したので、やっぱり作らないかもしれません(笑)



楽しい質問ありがとうございました!


おしまい。





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