ジェフリーさんの進化占星術スクールのサイトを翻訳してもらえたものを、あれこれ考えながら読んでいくコーナーです。
これを読む人にはこれはまだ清書ではない段階というのを念頭に置きつつ、決して鵜呑みにしない気持ちで読んでほしいです。→ 経緯
そして私が見逃している「ここは…?」というのがあれば、教えてほしいです。
かなり膨大なのでちょっとずついきます。
文章の途中、私は赤い字や青い字でコメントします。
[このページの話だよ]
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[今日見ていく原文]
There are such things as retrograde personality types. This is commonly linked to birth patterns in which you find four or more retrograde planets. Typically these people, unless they are psychologically compensating, are highly introverted: retrograde. They are extremely sensitive, shy, timid, and socially unsure. Now keep in mind this issue of compensation. Some can play a good game, and create the appearance which belies reality.
Audience: When does it become a game, and when does it become a balancing act? If we believe in the transmigration of Souls, there has been a certain point in the evolution when the planet has been direct and another time when the planet is going to be retrograde. Yet, one can go beyond that to a certain extent and balance the archetype which does have an inner and outer function.
Jeffrey: The balance that you are alluding to is for the Soul to create or design its circumstantial life to reflect its own inner essence: its intrinsic individuality. If that is done there can be a natural balance. If not, anything other than that is going to be an act of compensation in which balance can never be achieved. It is a very fine line.
Compensation is about protection. My point is that once the individual manifests the courage to define these archetypes which are retrograde to reflect its actual essence, that courage to do so will create an inner security that will withstand any sense of social insecurity that is based on not conforming to the status quo. The evolved retrograde attitude would be like the bumper sticker, “Take it or leave it”.
Audience: What I think becomes important is that it is a highly individuating function, and if the function becomes paramount, and the person does this from an individual perspective rather than being forced into it collectively, then he or she can develop in a very unique way.
Jeffrey: Absolutely. And that is the key: to have it reflect their own individual law or nature. It does not mean forming group bonds with similarly alienated Souls, and adopting those alienated value systems. This is another possibility. But it would then become just another compensation relative to the consensus: the consensus now being a group of alienated people.
Audience: My son is 19 months old and has five planets retrograde including Pluto. I didn’t understand the group thing.
Jeffrey: I said that some retrograde people opt for relationships with alienated Souls, Souls who are also feeling that they are not fitting into the status quo, and then adopt the consensus of the alienated peer group versus doing what retrograde demands which is to uniquely define whatever is retrograde to reflect the actual individuality or reality of the person themselves. The only way the group thing could work would be being within a group whose primary attitude is ‘define yourself to reflect yourself’.
Audience: That’s how I feel our whole family is.
Jeffrey: That is the whole point. Once the environment is created which reflects the individual, then the introversion doesn’t exist because there is environmental permission to be who you are. The introversions of timidity and shyness are only in environments of a consensus in which the environmental message is not to be who you are. A parent who is able to give this permission to be who you are is clearly the combination that allows this safe to be opened.
[ここから]
いわゆる、逆行キャラ、という性格タイプがある。
これは、一般に、四つまたはそれ以上の惑星が逆行する出生パターンと結びついている。
これらの人は決まって、心理的に何か埋め合わせをしていない限り、とても内向的、つまり逆行的である。
彼らは極めて繊細であり、シャイで、臆病で、社会的に不安を感じている。
さて、この埋め合わせの問題を覚えておいて欲しい。
中には、遊び感覚でうまくやりのけるものがいたりして、現実を偽るような外見を作りだすのだ。
生徒:どの時点で、これは遊び感覚になって、どの時点で、バランスが取れた行動になるのですか?
遊び感覚でうまくやりのける者!!
手練れだ…!
魂の転生を信じているとして、進化の歴史からみても、惑星が順行の時もあれば逆行の時もありましたよね。
それでも我々は、それを乗り越えてある程度その先まで進み、内面的と外面的という両方の役割を担う逆行アーキタイプのバランスを取るのでしょうね。
ジェフ:あなたが意味するバランスとは、魂が、偶然の人生を自ら作り出し、その設計図を描くということだろう。
それは、自分自身の内なる要素、つまり本質的な個性を反映するような人生だ。
もし魂にそれができたら、自然なバランスが生まれるだろう。
ちょっとここはどういうことを言っているのか分からないので、 あとでじっくり読んでみたいと思います。
だが出来なければ、他の何をしてもそれは埋め合わせの行為となってしまい、バランスは永遠に得られなくなる。
これは、とてもギリギリの線だ。
埋め合わせ行為とは、守りに入るということだ。
要は、いったん個人が、逆行の要素を実際に反映することを目的として、逆行アーキタイプを定義付ける勇気を具体的な形で表現することが出来たら、
そうした勇気は、内なる安心感を作り出し、その安心感によって、現状と一致していないことからくる社会的不安感を持ち堪えられるようになるのだろう。
進化したタイプの逆行の態度は、まるで車のバンパーに貼ってあるステッカーのようだ。
「嫌なら結構」ってね。
こういう感じのものですね。
もし、この働きの力が最高潮に達したら、集団に強制されてというよりも、個人的な視点で行動することになり、
それによって、彼または彼女は、とても個性的なやり方で成長できるのだと思います。
たぶん日本でいうところの“自分軸”みたいなことですな。
ジェフ:全くその通りだ。
そしてそれが、自分だけに見られる個性の法則や本質を振り返る上で、重要なポイントだ。
だがこのことは、互いに似かよって疎外されている魂の集団の絆を作りだし、そういった疎外された価値体系を取り入れる、という意味ではない。それはまた別の可能性だ。
逆行たくさんの人で集まって 馴染めない者同士の“傷の舐め合いコミュニティ”を作って、
そこで傷を舐め合うことで ある意味どこかズブズブと疎外を受け入れることをオススメしているのではないよ
と言っているのだね。
“自分軸”は、ぜんぜん傷の舐め合いではない。
あぶれた人たちによる受動的・消極的な励まし合いのために個性的な自分を演じるようなことではないのは、みなさんもご存知の通り。
だが、もしそうなったら、コンセンサスに関連した、ただのもう一つの埋め合わせになるに過ぎない。
ここでいうコンセンサスとは、疎外された人々で構成される集団の一員になるということだ。
生徒:私の息子は生後十九か月で、彼には、冥王星を含む五つの逆行した惑星があります。
「コンセンサス」がよく分からなかったので調べた。
「自分が属する集団で受け入れられている」とか「ここにいることを認められている」とか、そういう感じのことだね。
家族とか学校とか職場とか部活とか その集団の中で、「自分に居場所がある」のような感じ。
「埋め合わせ」ということは、それが得られない代わりに
居場所がなくてつらいから 居場所がない人同士で集まって “仮設の居場所”を作って落ち着こうとする
ということだね。
でも、それはやっぱり“仮設”だから、そこまでオススメという訳ではない と。
私は、この集団に関する問題が分かりませんでした。
ジェフ:私が言ったのは、逆行の人たちの中には、自ら疎外された魂の人間関係を選ぶ人もいる、ということだ。
その魂は、自分が現状に適応していないとも感じているので、疎外された仲間集団のコンセンサスを取り入れるのだ。
これは“傷の舐め合いコミュニティ”ですね。
一方で、逆行に求められていること(逆行特有の成長のテーマ)はやらないのだ。
つまり、逆行が何を反映するにせよ、自分自身の実際の個性や現実というものを独自のやり方で定義付けることをしないのだ。
集団の問題は、その集団が、「自分自身を反映するようなやり方で自分自身を定義付ける」ということを第一にしている場合においてのみ、うまくいくのだ。
自分をよくよく観察して、
「自分はこういう性質を持った人間だ。だから他の多くの人に馴染めないのは当然だ。
しかし私は この自分で生きていく。
この自分からは逃げられないのだから。
私は この自分で生きていくために、この自分という人が生きられる生き方のパイオニアになる」
のように心底納得し 決意し そんな行動をする、その意志を最優先とする集団にいると、逆行の多い人の集団がとてもよいものになる
ということですね。
いったんそのような個性を反映する環境が作られれば、内向性というものは存在しなくなる。
なぜなら、環境が、ありのままの姿を受け入れてくれるからだ。
臆病で恥ずかしがり屋という内向性は、あるコンセンサスの環境においてのみ存在する。
つまり、その環境のメッセージが、ありのままの自分になってはいけない、という場合だ。
「ありのままのあなたではダメ」という環境だと、臆病で恥ずかしがり屋という内向性が現れる。
子供がありのままでいることを認めることができる親は、明らかに、この閉ざされた金庫を開ける暗証番号となるだろう。
--- ひとまずここまで ---
コンセンサスって、マズローの欲求五段階説から考えると、第3段階の「所属と愛の欲求」に関わっていそうだ。
「逆行の惑星が4つ以上」というふうに具体的な数が出てきているけれど、小惑星はたぶんここでは数に入れていないのではないかな。
星占いに出てくる主要な太陽〜冥王星のうち、太陽と月は逆行しないので除外して、水星〜冥王星の8天体、
その半分以上なら「お!逆行が多いな!」ということで「4つ以上」と言ったのではないかと思います。
でも、もちろん3つ以下や小惑星の逆行が全然関係ない訳ではなくて、
「ここに出てきた逆行の性質が当てはまるところが 多かれ少なかれあるよ」というふうに考えたらよいと思います。
2020年9月現在、ちょうど、木星、土星、天王星、海王星、冥王星が逆行しています。
今くらいに生まれた方の親御さんはフワッと覚えておくと参考になるものがあるかもしれませんね。
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