いよいよ後半です!

(何の?)

タイトルを見ろ!

(いつだったと思ってるんだ!)

まだ1ヵ月は経ってませんが?

(...)

 

最近コンサート少ないから早くなったなー。

最長記録は7カ月なんだが。

(...)

コンサート少ないのも悪いことばかりじゃないかも。わはははは!...うっ、キリキリ...

(わはははは...キリキリ?)

いまだ調子は悪くとも、気分は既に前向きに高揚してるんですが(連休だから)。わはははは!...ううっ、キリキリ

気分は高揚でも体が付いて行かず...キリキリキリ...

うう、胃が沁みるように痛い...キリキリキリン...ううう...

 

これやっぱり食道じゃなくて胃だよ。

(注:カバ太郎は逆流性食道炎です)

そんな筈はない!

これは胃炎だー!

(威張るな)

威張る気はありませんが、ここまで酷い状態が続いてはさしもの胃にも穴が開くのではと...うう...キリキリキリ

 

やっと落ち着いてきてたのに、これではまたしばらく...ううう...キリキリキリン...うう、辛い...キリンさーん!

(↑辛さのあまり錯乱している)

 

い、いや頑張ろう。

さっきドッケンのUnder Lock and Keyも聴いたし。

(またそれかい)

やっぱり素晴らしいなぁ、あれは。

In My Dreamsはドンさんが言った通り100年後も名曲として残っているだろう。

いやそれどころか20世紀の名曲中の名曲としてクラシックと同等の扱いになってるかも。

 

ドンさんの声と歌唱がまた素晴らしい!

あれがあったればこそ、何度でも聴きたくなる!

実際昨秋から聴き始めたBack for the Attackだってそれから何度も何度も聴いたが、Under Lock and Keyは年季が違う!

(30年以上前から聴いてるということです)

えーと...今二十歳なんですよ。

(...)

そして二十歳になるまでこの30年間、何十回聴いたかわからない。

(計算メチャクチャなんだが...)

それでも聴きたくなるのはあの声と歌唱に負うところも大きい。

 

ついでに言うと昨日はDon DokkenのUp from the Ashesを聴いた。

あれもやっぱり素晴らしい...

美しくて美しくてこれまた何度でも聴きたくなる。

♪In to My Hearーt!♪ じーん...

(あの-...)

♪In to My Hearーt!♪ じーん...

(浸ってるのは結構ですが、今日のお題はどうなるのでしょう?)

...はっ、そういえば...

 

どうでもいいアルミンクシリーズが残っていたんだった...

(何かアルミンク王子様も最近どんどんないがしろにされてきてるような...?)

もっといい演奏聴かせてくれりゃ戻るんだよ。ああ?わかってるか、王子様?

(そういえばドンさんは王子様扱いしないな)

あのな。

(何でしょう?)

そういうタイプか、ドンさんが?

(ブタ丼タイプとか?)

...それは今の話!

昔の、これ以上カッコいい人はいないぐらいカッコ良かった頃でも王子様タイプではないだろう、あれは。

もっともっと雰囲気が独特で、しかも王子様という枠には収まらない野性味とカリスマ性がある。

 

あ、野性味と言っても...

ジョージ・リンチみたいに野性味だけの野生バカとは違いますよ。

「...」(←今度は野生バカ扱いのジョージ・リンチ)

事実だろうが。

 

ドンさんのは野性味と知性が程よく同居しております。

そこにカリスマ性も加わってこの上なくカッコ良かった。

はーっ、カッコいい...

 

それでは訂正です。

(...急に変わるし)

 

この前コンゴウリキシ像をアメリカ人作曲家、と書いてしまったでしょう?

あれ間違いでした。

今日静養を兼ねて、あの演奏会でもらってきたガイドをトイレで読んだんですが...

(何もトイレで静養することないだろうが)

いや別にそうじゃなくて、今日は1日静養してたのだが、トイレではリラックスが絞り出すコツ。

(絞り出す?)

読み物などがあると却っていいのです。

 

それで読みましたらば、何とウィーン出身でした。

(全然違うじゃないか!)

ハリウッド作曲家でもあったので、アメリカ人と思い込んでたんですな。

実際、クラシックに分類されるあの日の曲も昔々のハリウッド映画でかかってそうな感じ。

ガイドによると、全楽章とも主題は自分の映画音楽からの使い回しだって。けっ

(タコさんも結構自分の過去作品をあちこちで使ってますが?)

素晴らしいじゃないか!

(...)

中身が違うんだよ、曲の中身の濃さが!全然!!

 

それではアルミンクシリーズ、いよいよ後半です。

でもその前に訂正を。

(訂正ならさっきしましたが?)

もう一つ訂正があるのだよ。

 

前半で下手くそソリストを聴いてる時ジャズの方が合うのではと思った、と書きましたが。

そしてよろめき男にまで言及しましたが。

ジャズの方が合うのではと思ったのは本プロを聴いてた時で、ジャズも無理だろうと思ったのがアンコール演奏の時だったと思い出しました。

つまりよろめき男よりもっとどうしようもなかったということです。

(...)

 

しかも、本プロの時もアンコールの時ももっと強烈に思い出した人がいました。

その人の名は...

(その人の名は?)

野生バカ、ジョージ・リンチ!

「いい加減にしろよ、おまえ」(←リンチファン)

思い出したんだからしょうがないだろうが。

人の内心にまで立ち入るのか、君達は?

共謀罪反対

(...)

 

何故かというと...

原因は違えどソロが悪目立ちし過ぎて演奏または曲をぶち壊しにする役割をしている点で、「Back for the Attackのジョージ・リンチと同じだなぁ」と思い出してしまったのです。

「...」(←リンチファン)

 

Dokkenの方ではドンさんがぎりぎりのところで踏ん張ってくれてBack for the Attackも一応名盤に仕上がってはいますが。

あの日の演奏でドンさんに当たる立場の人といえばアルミンクさんだと思うんですが...

残念ながらそこまでの踏ん張りは聴けませんでした。

(リラックスの方が大事なんだろう?)

...話が違うわい!話が!

 

更にソリストのアンコール演奏。

これやっと思い出したんですが、曲はそんなに悪くはなかったんです。

クラシックか否かは別にして、リズム感に長けた演奏家が弾いたらさぞや面白いのだろうな、と残念に思いまして。

つまりは非常にリズム的に聴かせるものがある筈の曲なのに、リズム感ないらしいこのソリストがこれまたぶち壊しにしてまして。

ああ、やっぱりクラシックピアノ界のジョージ・リンチなのだな、と。

(...)

 

リズム感なくてはジャズは無理でしょう。

つまりどこでも通用しない。

あ、ジョージ・リンチは通用してるか。

そういうところがロックは甘いと見られてしまうのよねー。

「そのおばさんだってクラシック界で通用してるだろうがー!!!」(←リンチファン)

あ、そうか。恥ずかしいなぁ...

クラシック界って実は一番ピンからキリまでの幅が広い。

至上の神秘を体現してくれる演奏家が稀にいる一方、どうしようもないのはその何十倍もいる。

ああ、恥ずかしい...

 

それではいよいよ満を持して後半、シェエラザードいきましょう。

(↑切り替えは早い)

これを聴きたくてわざわざクソ東京まで行ったのです!

勿論前半も楽しみでしたが。

シェエラザードを生で聴くのは実はこれがお初でもあり...

何と言ってもやりようによっては全然つまらなくもなるだろうがそれ相応の指揮者ならば凄く聴き応えある筈の曲。

アルミンクさんならきっと...!

でもどんな解釈してるのかなー?わくわく...

 

で、実際どうだったかというと...

(どうだったので?)

忘れました。

(...)

既に3週間が経過してますから。

(最長記録はどうした)

元々そんなにインパクトある演奏じゃなかったんですよ。

割と良かったのは覚えてるんだけど。

 

...え?ちょっと待て...

(何か思い出したか?)

日付見てみたら、丁度!きっかり!3週間じゃないの!

相も変わらず何と切のいい日に書けることか...

やはり私には何か...

(書けるほどのこと覚えてないのに威張らないように)

すごすご...

 

あ、違った、3週間と1日だ。

(だからそういうどうでもいいことはどうでもいいのであって!)

はぁ、でも演奏の方、割かしいい線は行ってたが、特筆するほどではない、ということぐらいしか覚えてなくて...

ホント、いい線は行ってたんだよね。

 

ああ、それで思い出した。

もう代役での公演の場合は遠出するのやめようと思ったことを。

(...)

それイコールいい線は行ってるけどそれ以上にならなかった理由でもある。

 

前にも書いたが、アルミンクさんはあまり器用な人ではないと思うのだ。

じっくり、とことん、納得のいくまで取り組んだ後でなら、それはもう想像を超える素晴らしい演奏を聴かせてくれる。

他では絶対に聴けない音楽の神髄を。

それがあるからどうしてもまた聴きたくなってしまう。

あれは1度でも聴いたら虜になる!

 

でもそこまでに到達するなんて、そうそうあるものではない。

ブル5には10年をかけ、その10年、歩みを共にしてきたNJPとの共演で奇跡のような音楽世界を作り上げてくれた。

 

ブラ4ではそこまで取り組んだのは恐らく1年足らずだが...

何と言ってもあれだけの屈辱にまみれてのこと。

汚名返上の為にもそれこそ必死こいて曲と向き合ったのだと思う。

その成果が...ブル5とはまた違うもう一つの奇跡の演奏だった...

 

つまり時間をかけてとことん取り組めば誰も及ばない凄いものを持っているが、器用にあれもこれも短期間にこなすタイプではないと思うのだ。

シェエラザードぐらい他でも振ったことはあるかもしれない。

実際そうでなくてあれだけの大曲すぐには振れないし、到底期待したレベルではなかったが、一応それなりには聴かせてくれたのだ。

でも代役でなかったら?

もっとずっと前から決まっていてとことん向き合った後だったら?

 

なのでアルミンクさんの場合、今後は代役には飛びつかない!という教訓を得ましたです。

これで散財が多少は減るな。

(...)

というか、曲に関しては向き不向きをわきまえてるのに、その辺もわきまえて欲しいなぁ。

 

この人何しに来たんだろう?

とまで思ってしまいました。聴いてる最中。

(...あまりに酷くないか?)

うーん、確かに割と良かったんだけどね。

でもこの程度でクソ東京まで来た自分が悲しくて...

 

他にこの時期来日公演があったわけでもないのに。

何しにわざわざ来たんだろう、この人?

「...」(←一生懸命指揮しているアルミンクさん)

花見か?

(はぁ?)

この時期東京は丁度桜が見頃だったそうな。

ちょっと足を伸ばせば美しい場所が沢山の道民からすると、ごみごみした中にうすらボケの綿ゴミ散らしたみたいなの見て何が嬉しいのかよくわからんが。

(注:カバ太郎はソメイヨシノがあまり好きではありません

アルミンクさんが今主にいるリエージュだって大変美しい古都だったと記憶している。

あ、違った。それはブルージュだ。

リエージュには行ったことないな、多分。

でも景観を大切にするヨーロッパで渋谷みたいな汚い街並みがある筈もないし。

(...)

出身地ウィーンの美しさは言わずもがなだし。

そんな所にいて、わざわざゴミゴミした中の綿ゴミ見に来るかな?

(いやだから指揮をしに来たのであって...)

 

あ、それとも...

(それとも?)

いやそんな困るな...

(は?)

名古屋や群馬まで聴きに来たぐらいだから、東京でならカバ君が絶対来てくれるだろうと?

いやそんな...行ったけど。

照れるなぁ...はっはっは!

(...何とかならんか?その発想)

昨年の奇妙な行動見て以来強気になってまして。

(...)

...あ、そういえば、胃のキリキリが今収まってる。

(幸せなことで...)

はっはっは!その通り!

幸せな発想が健康の秘訣です。

 

まぁでもその後戻った札幌で出来損ないの「惑星」聴いて、改めてあのシェエラザードはそれより何倍も聴くべきものが詰まっていた、と感じましたけども。

「...」(←広上さんと札響)

音も演奏も!

(押すな)

 

それとせっかくだからキュッヒルさんにも言及しましょう。

シェエラザードでは、独奏ヴァイオリンによる主題への導きが何度も表れますが、かなり良かったです。

昨年PMFでかなり障る音だったので、ああいう音ではアルミンクさんの傾向とは毛色が違うだろうな、と思ったんですが。

そこはさすがということでしょうか?

 

でもね、何度も何度も出てくるこの独奏部分、毎回毎回同じで、それは作曲者があまり能がなかったのかもしれないけど

「...」(←リムスキー=コルサコフ)

もう少し演奏を変えても良かったんでないかな?

なかなかな演奏ではあったけれど、何か毎度毎度同じだと、「またかい」という感じでもあった。

もし、とことん聴き惚れる音と演奏だったら、毎回同じでも違う印象になったのでは、という気もする。

なので...

 

この日一番の大嵐のような拍手喝さいを受けたのが実はキュッヒルさんだったけど、私はそこまでの評価はちょっと変じゃないの?という気がしてしまいました。

ガイド読んだら何と若干20歳でウィーンフィルのコンマスに就任したそうだから、その辺読んでたが故の反応かな?なんて...

(相変わらずイヤミったらしい)

まぁオケを引っ張るコンマスとしての力量も相当なのだろうとは思いますが。

 

それと、キュッヒルさんがこれからしばらくN響のゲストコンマス努めるのかと思ってたけど、これも勘違い。

この公演だけみたいでした。

そらそうだわな。

ウィーンフィルやめてこれからソロ活動するんだろうし。

 

あ、それとアンコール!

ブラームスのハンガリー舞曲第1番。

これがこの日最も素晴らしかったです。

最も躍動的で最も情熱と生命力に満ちあふれ...

この日の中では最もアルミンクさんらしさを聴けた演奏でした。

やっぱりブラームスは好きなんだね。

もうちょっとああいうのを聴きたかったな...