さっきドッケンのBack for the Attackとドン・ドッケンのUp from the Ashesを聴いたと書きましたが。
あ、Back for the Attackはhttps://vimeo.com/47902583で聴くと、前半でも結構ヴォーカルがしっかり聴こえます。
他だと凄く聴こえにくいのに、何故なのか不思議ですが。
それでもやっぱりギ...
(それ以上は言わないように)
何で?
(もう何度も書いてるだろうが!)
何度でも書きたくなるぐらい...ギターがうるせーんだよ。
「何度も書くな、ばかやろう」(←ジョージ・リンチファン)
ああ、うるせー。
「うるせーのはおまえだ」(←リンチファン)
ここのところイングヴェイのMarching Outをよく聴いてたから余計にうるさく感じたのかも。
あれだとギターソロが終わらないでくれ、と思うことさえあるほどなのになー。
いくら弾きまくっていても曲をぶち壊さないところもさすがなんだよなー。
Back for the AttackはStanding in the Shadow辺りからは色気が出てくるね。
その辺からはドッケン節の世界に入り込める。
あ、勿論Mr.Scaryはなしね。
(それも今更言わずもがな)
でも全体的なサウンドが繊細なUp from the Ashesの方がいいかなぁ?
という気もしてきてます、最近は。
うるさいギターもないどころか、美しくて楽しみなギターソロも聴けるぐらいだし。
(アルバムは当分封印するんじゃなかったのか?)
...はっ...こうしてまた書きたくなるから聴かないようにしてたのに!
それでは本筋を。
金曜に聴いた札響の定期です。
(アルミンクさんのまだ未完なんだけど)
どうでもいい。
(おお!)
という程度の演奏だと思ってたんだよね、元々。
でも金曜の聴いたら、あれでもずーっとずーっとマシどころか、やはりそれなりに聴かせるものがあったのだと改めて思い知らされた。
なのでもっとどうでもいい方を今日1回で終わらせようと思って。
(いつもそう言ってて終わらないのばかりなんだけど)
今日は大丈夫。
アンケートに書いたことを全文引用すればそこに全部凝縮されてるから。
それ以上書くことはない。
(アンケートを持って帰ったので?)
持って帰るわけないだろう?
それじゃ書いた意味がないじゃないの。
自分の書いたことぐらい、しかもあの程度の量、全文覚えてますって、多分。
まずは一応プログラムね。
前半: コンゴルト ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
後半: ホルスト 組曲「惑星」 op.32
指揮: 広上 淳一
ヴァイオリン: ダニエル・ホープ
女声合唱: 札響合唱団
合唱指揮: 長内 勲
それではアンケートより
「1月、2月と久しぶりに聴いて多少は良くなってきてるかと思っていましたが、今回は練習不足でしょうか?それとも3月中シロウト(以下の)指揮者とやっていたから?
これまで聴いた中で一番面白くない「惑星」でした。例えば冒頭、随分とのたくたして聴こえましたが、あれは広上さんの趣味ですか?それともオケの力量(不足)によるものでしょうか?あんなにものたのたした「火星」を聴いたのも初めてです。
遅まきながら「天王星」からやっと熱が入り始めたかな?と楽しめましたが、最後のコーラスでぶち壊し!下手すぎます。あれはpppかppppのレガートで消え行って行くように終わるからこそ意味があり、神秘的。それができないならない方がマシです。
因みにコーラスが姿を表すのを見たのもこれが初めてでした。微かに聴こえてこそなので、舞台袖から聴こえてくる方が相応しいと思います」
うーん、ちょっと最後の方は言い回しが違うかもしれないけど。
大体こんなとこ。
(す、凄いこと書いてくるな、相変わらず)
そこまで書かせる方がどうかしてんだよ!
物凄く楽しみにしてたのに。
あのおやじは内面的なものはダメだが、惑星は結構派手目な曲だから、きっと大盛り上がるになるかと思ってのに。
肝心な冒頭なんて、本来なら
♪ズズズズンズン、ズズズ♪
♪ズズズズンズン、ズズズ♪
と聴こえる筈が、どう聴こえたと思う?
(どう聴こえたので?)
のたくたった、のたた
のたくたった、のたた
(...本当か?)
本当だってば。
その後ものたくたのたくた。
「火星」は副題が「戦争の神」なのに。
全然それらしくないまま終わった。
どうしてこうのたくたした演奏が続くんだ...
(本人がそうだからじゃないの?)
はっ!そ、そうか...
私が呼び寄せてたのか...のたくたのたくのたくた...
(↑いつでものたくたしてるカバ太郎)
今調子悪いんだってばー!のたくたのたくた...
音量だけは相当な個所が何度もあったけど、音量だけ上げれば迫力ってもんじゃないんだよ、おじさん。
何の迫力もなし。
曲としての起伏もなし。
あの「木星」ですら、歌い上げには至らず。
「天王星」だけはのれたし、広上さんもらしい動きで大ノリに見え、実際演奏も相当のってきた感じで上手い下手より大事なものが聴けたけども。
その後の「海王星」も、その余勢をかっていい終わり方になるかと思えば酷い合唱で文字通りぶち壊し。
最後の肝心な消え入るとこなんて、ブツ切れだぜ。
スラーで美しく消え入って行く筈のところが。
しかもP席で歌ってたものだからそのブツ切れが聴こえ過ぎ。
pppで歌うこともできないのだろう、それ以前に。
ましてやそれをスラ―でなんてね、凄く難しい。
だからってあんな聴き苦しいの聴かされてはなぁ。
あーあ。
そういえば、この「惑星」は一見写実的な曲でありながら、実は内面的な精神性を追求した曲なのだとか。
だから失敗したのかな?
あのおやじは内面的な掘り下げは苦手なようだから。
でも札響もまた下手になったような気がするのだが。
やっぱり指揮者が大事だよ。
3月にどうしようもないじじーとやった後遺症が抜けないのだろう。
せっかく2月までは良くなってきてたのに。
1歩進んで2歩下がる、だな、これじゃ。
だからあんなじじーはとっとと辞めさせろというのだ!
この定期から札響の友情客演指揮者に就任した広上さんが、最後の挨拶で札響を「世界レベル」と持ち上げていたが。
これは事実だろう。
何と言っても、ヨーロッパの国立管ですら、技術的なレベルは低い。
アルミンクさんがしょっちゅう来日してるのも、日本のレベルの高さを知ってるからかもしれないな。
でもレベル低すぎのその辺のオケと比べて満足しててどうすんのよ?
凄いのは凄い筈だし、日本だってNJPだの読響だの都響だの東響だのはずっと水準が上だ。
なのにN響にさえ届かないなんて...情けないだろうが。
「...」(←N響)
それにレベルは低くとも、もっと"何か"を聴かせてくれるよ、ヨーロッパのオケは。
札響には...まだそれがない。
それだけの指揮者とじっくりやってないからだろうけど。
やっぱりアルミンクさんに来て欲しいなぁ。
音楽監督とかやってくれたら絶対変わるのに。
ほーら、1回で終わったろう?
(あのー、前半は...)
後半でさえこれだけ惨憺たるありさまだったのだ、前半の何を書けというのだ?
(えーと...)
クソやろうの恐怖で集中もしてなかったし。
集中させてくれるような演奏でもなかった。
そもそも曲がどうしようもない。
あれ聴くのは3度目だが、何故それほど取り上げられるのかすらわからない。
深みも美しさもない薄っぺらな曲。
今年はコンゴウリキシ像の生誕120年&没後60年だそうだが。
(コンゴウリキシ像?)
だから何よ?
どうでもいいじゃないの、あんな曲しか書いてないのなら。
このところおうちでそれはそれは美しいHR/HMの名曲ばかり聴いてたから、余計につまらなく感じた。
そちらの方が余程音楽的な価値が高い。
深みも情熱も美しさも。
ただ前後半で一つ共通項があった。
要するに英語圏の曲を取り上げたということ。
前半アメリカ、後半イギリスね。
あーあ!がっかりだなー!!!!!
(ところでいつもは土曜に行くのに何故金曜だったので?)
あ、それはね。
土曜のC席はもう売り切れだったのです。
(うーむ、相変わらず分かり易い...)
でも2度目の方がやっぱりこなれてマシになってたのかな?
アルミンクさんの場合その逆だったことがあるんで、別に1度目でもいいと思ったんだけど。