皆様、おはようございます。
(ど、どうしたんだ、もう起きてるとは...)
ほほほ、いやですわ、もう11時過ぎておりましてよ。
(11時過ぎに「おはようございます」というのも変だが...)
...土曜というのに珍しく早起きしたんだ、カッコつけたくなるだろうが。
(というと6時起きとか?)
何で夜中に起きなきゃならんのだ。
(...)
土曜の6時と言ったら夜中じゃないの。
(↑土曜は12時過ぎまで 寝てることもある)
通常1番疲れてる日なの!
今朝は9時半頃起きました。
(↑これで目一杯早いつもり)
昨日も今日という日に備えていつもより早目に寝まして。
(備えてというと...)
ええ、今日またアルミンクさんが振るんです。
ああ、感動...!
(あの、まだ聴いてないんだけど...)
何しろ前回あまりにも体調が良くなかったものですから、今回は早寝早起きで万全を期すよう努めたのです。
(その為に昨日の晩ほったらかした仕事は?)
...さっきやったわい!
(まだ残ってるみたいだけど?)
明日やるわい!
せっかく楽しみにしてる時に興を削ぐようなことを思い出させるな!
ふんとにもう!
あ、フンも出しました。
(...興を削いでるのは誰だ)
ところで...
まだブルドッグシリーズ 完結してませんでした。
(ブルドッグシリーズ?)
あれだけの感動に涙しましたが、今日の曲目はアルミンクさんの残りの4公演の中でも最も好きなシューマン4!
その辺の指揮者が振ったら悲惨なことになりかねないブルドッグソースであれだけの感動をくれた指揮ですから、誰が振ってもそれなりに聴けるシューマイでは一体どうなってしまうのだろうと...
今日まで続いたブルドッグの感動もシューマイに吹き飛ばされるかもしれないと思うので、その前に完結してしまわないとと思うのです。
(ブルドッグだのシューマイだの、食べ物感想記か、これは...)
第4楽章
...
おお、アルミンクさんてば、テンポは終始一貫とか言ってたくせにここでは結構テンポ上げてるじゃないの。
しかも...盛り上がる盛り上がる...!
おおお!これまでためていたエネルギーを一気に放出するかのように...
何という迫力!おおお...!
なのに...
全然障らない!
(さわさわ)
...何度目だ、それやるの?
(アレクサンドル君以来 ですが?)
そうなのだ!
アレクサンドル君以来なのだ、これほどまでに障らない音というのは!
(この辺常人にはよくわからないと思うのだが)
...私が異常とでも?
(今更言うまでもないと思うが...)
あれだけの音量と迫力でありながら、どの楽器のどの1音たりとも、まるで障ることがない。
見事に溶け合って、純粋な音楽だけで成り立っている音...
(↑邪念だけで成り立つ音を聴かせるカバ太郎)
えーと...
その辺は演奏目的にもよると思うので...
ああいう美しい、障らない音を出してみたいなーと憧れますけども。
あれだけの楽器を合わせて尚...
障ることがない!
(↑貧困な表現力 を補う字拡大)
だから全てがそのまますーっと入ってくる。
すーっと、すーっと...入り込んできて沁み込んで一杯に広がって...うるうるうる...うわー!
(↑感極まって泣き出すカバ太郎)
しかしこの曲想は...これは...終わりが近い...
終わるな、終わるな、終わるなー!ふえーん...
...という願いも空しく...遂に...終演...ふぇ、ふぇ、ふぇ...
ばしんばしんばしん...もっと聴きたいよー!
ばしんばしんばしん...あの音を...あの演奏を...ふぇーん...!ばしんばしんばしん...
(↑感動と寂しさない交ぜのまま懸命に手を叩くサル)
せめて...せめて...アンコールをー!ばしんばしんばしん...
アルミンクさんは何度も出て来てくれはしたものの、結局アンコールはなし。ふぇーん...
でも無理ないか...
10年もかけて取り組んで来た80分の曲振り続けた後では...
ああ、あのコピーは一切の誇張も偽りもなかったのだ...
「構想10年、アルミンク満を持しての壮麗ブルックナー5番」
あれは...本当に...
(初めてそのコピーを見た時の感想を思い出してみろ)
は?初めてというと...
(そう、写真では鼻の穴しか見てなかった 時)
ああ、それについては訂正しようと思います。
(ほほー)
あれだけ細長い場合は鼻の穴というより鼻の隙間といった方が良いのではないかと...
(鼻の穴なんぞどうでもいい!)
だからあれは鼻の穴ではなく鼻の隙間かと...
(その時上のコピーを見てどう思ったかと言ってるのだー!)
「あ、そう」と思いました。
(何と無感動な...)
更に敢えて感想があったとすれば...
「ブルックナーにそんなに入れ込むなんて、やっぱり大した指揮者じゃないのかなー?」と思いましたです。
(そうとも、そう思ったんだよ、おまえは!)
だってですねー。
アルミンクさんがどういう指揮者か全然知らなかったし、その時は日本では演奏頻度の低いもう1個のシューマン4の方をどうしても聴きたくてチケット取っただけですから。
この前も書いたように私ブルックナーには小者のイメージ しか持ってませんでしたし、元々興味なかったですし。
それがまさかあんな感動をくれるとは...!
おーいおいおい...
アルミンクさんはプレトーク でこれまでブル5を振って成功した名だたる指揮者の名を挙げたのだが...
今思い出せるのはハイティンク位なのだけども、それこそ名だたる所謂大御所ばかりを挙げたと記憶している。
(↑肝心なことを覚えられない可哀想なサル)
別に肝心なことじゃないもんね。
肝心なのはこの日の指揮!
その感動!!
ただよく考えてみると、アルミンクさんはそのどの演奏もよーく聴いた上で言ってる筈で、つまりはそのどれとも違う自分なりの解釈と指揮に相当の自信を持っていたのではないかと...
何という自信!
それが...10年もの歳月をかけし者の真剣勝負...!
それを...聴くことができたとは...おーいおいおい...
優れていると思う演奏を聴き、尚且つそれに引き摺られず自分の思う演奏を引き出し、更にそれが一切の障りない奇跡の音を生み出すとなると...
おーいおいおい...
やっぱりあなたはカバ君の王子様...
「それだけは避けたい...」(←アルミンクさん)
私はブル5を聴いたのは初めてなので他と比較しようがないが、帰りに「これまでに聴いたのと全然違う!」と感嘆しているお客さんがいた。
そうだろうなーと思う。
全然違う演奏もありだろうし、その結果面白くも何ともなくなる可能性も高いというのは曲想からも割と容易に想像がつく。
(よくなる可能性もあるんじゃないの?)
それはちょっと思いつかない!
あれ聴いた後では...
あっともう支度しなきゃ。
今日もプレトークあるから早く行くんだ。
何と言ってもシューマンについては是非聞きたいし。
待っていて下さい、アルミンク王子様!
只今お傍に参ります!どどどどどどどっ!!
「来るなー!」(←アルミンクさん)
どどどどどどっ!!!
(↑聞いてない)