前回のブログに書いた通り、

ヘルシンキでは、Holiday Inn City Centreが

基本になってしまっているのですが、

根がホテル好きなので、週末、1日だけ、別のホテルに宿泊しました。

 

スーツケースは、ホテルに預けて、

貴重品や最小限必要なものだけを持っての移動ということで、

アクセスを基本に考えずホテル選びができるのが良いところです。

(普段は、利便性第一主義なので…)

 

今回、選んだのは、昨年オープンした

Hotel St George Helsinki(ホテル・セントジョージ・ヘルシンキ)です。

ヘルシンキを含む首都圏地域がスキー休暇中であったということもあり、

かなり安いレートで出ていました。

 

 

 

ヴァンハ・キルッコ公園に面した落ち着いたエリアにあります。

 

エントランスを入ると出迎えてくれるのはドラゴンです。

 

 

レセプションは2階にあり、着席してチェックインするスタイルです。

フィンランドのホテルでは珍しくポーターさんがいらっしゃいました。

必要ない旨お伝えしたのですが、エレベーターまで案内してくださいました。

 

レセプションからエレベーターホールまでの間には、

豊かなパブリックスペースが(奥がレセプションです)。

 

 

!!!発見!!! ビルゲル・カイピアイネンのビーズ・バード。

 

 

さらに進むと、ウィンター・ガーデンという名が付された

ラウンジスペースです。

 

ガラスの屋根に覆われた、中庭のようなスペースです。

 

 

その壁面には、クラウス・ハーパニエミの絵が描かれています。

 

 

半個室のようなスペースもあり、落ち着いた空間です。

私も、ここのソファに座って仕事をしたのですが、殊の外、捗りました(笑)。

 

 

さて、お部屋の方は、一番小さいお部屋である

コージー・スタディオを予約していたのですが、

おそらく、セレニティ・スタディオのお部屋にしていただいていると思います。

(コージーは19平米、セレニティは23平米)

 

 

ベッドに置かれたクッションは、

おそらくハーパニエミデザインのものだと思います(未確認)。

 

 

ワーキングデスクはないのですが、ミニテーブルとチェアがあります。

 

 

メモ用紙や鉛筆もなんだかお洒落です。

 

 

ちなみに、テレビは、隠すこともできます。

 

 

テレビの前に置かれているのは、Soda Stream。

カラフェを使用するタイプのものです。

使い方がよくわからなかったので、Youtubeで調べました。

だからと言って、作るのは炭酸水くらいだったのですが…。

 

カラフェは、グラス類と同じところに置かれています。

グラスは、オイヴァ・トイッカ(Oiva Toikka)のカステヘルミ(Kastehelmi)。

カラーは、デザートです。

 

 

Kastehelmiは、バスルームにも。

 

 

カステヘルミのタンブラーは、初めて手に取ったので、

自分があまり普段使わない色味ということもあり、お試し気分で楽しみました。

 

バスルームは、残念ながら、同カテゴリーのお部屋には、

バスタブ付きのお部屋がないということで、シャワーのみ。

 

 

アメニティは、バスケットの中に。

コットンや綿棒、シャワーキャップ、ソープなど。

 

 

歯ブラシやコームも。

 

 

そして、シャワー。

 

 

シャンプーやコンディショナーの香りが、レモングラス。

使い心地もよかったです。

 

 

そして、お手洗い。

 

 

何と、電動式のウォシュレットがありました。

 

 

フィンランドでは、初めて見ました。

 

お部屋にあるものとしては、他に、

室内でのエクササイズ用のバンド的なものがありました…。

どう使ってよいのか、こちらもよくわからず…。

 

 

また、ホテル予約サイト等では、電気ポットなどがあるとありましたが、

私が宿泊したお部屋にはありませんでした。

その代わり、Soda Streamがあったので、

部屋により、備品の配置が異なっているのかもしれません。

 

ミニバーや、セキュリティボックスはありました。

 

 

ちなみに、朝食はincludeでした。

モダンな雰囲気のレストラン。

 

 

ホットミールはスペイン風オムレツ、的なものもありました。

 

 

スタッフの方が飲み物のオーダーを聞きに来てくださいます。

紅茶かコーヒー、フレッシュオレンジジュースかミックスベリージュース、

いずれかを選ぶことができます。

 

 

朝食、一品一品、とても美味しかったのですが、

特におススメは、スペイン風オムレツ。

通常タイプのハム入りのものと、

ベジタリアン用のほうれん草入りのものとがありました。

どちらもとっても美味しかったです。

自家製チーズのコティ・ユースト(レイパ・ユースト)も、

未だかつて味わったことのない風味でGood。

 

キュウリがバジル漬けであったり、

何気ない一品にも、ちょっとずつ手が入っているところが粋です。

 

ちなみに、レストランは、1階にあるのですが、

入り口付近には、フィンランドのアート作品が並びんでいます。

 

 

グリーン系のアイテムで統一された棚には、

カイ・フランク(Kaj Franck)や

 

 

 

サーラ・ホペア(Saara Hopea)や

 

 

オイヴァ・トイッカ(Oiva Toikka)や

 

 

タピオ・ヴィルッカラ(Tapio Wirkkala)や

 

 

ビルゲル・カイピアイネン(Birger Kaipiainen)

 

の作品などがずらり。

コンセプトカラーを決めてディスプレイするのも素敵ですね!

 

こちらのホテル、私が泊ったお部屋はスタンダードなタイプですが、

屋根裏風のお部屋や、バルコニー付きのお部屋など、

様々なタイプがあるので、好みに合わせて選ぶのも楽しそうです。

 

ホテルには、ベーカリーもあり、

パンやケーキを購入することも可能です。