三鷹の森ジブリ美術館に入館すると、まずは、受付でチケットを提示します。すると、引き換えに、ジブリ美術館のリーフレットと土星座での短編映画観賞のための入場券を頂くことができます。

 

 

何といっても楽しみなのは、映画のフィルムが用いられている入場券。どの映画のどの場面のものであるのか、確認する瞬間はいつもドキドキします。今回は、「ハウルの動く城」のカブでした。

 

以前は、「これどの映画のどの場面だろう…?」と思うような場面が多かったのですが(人物がおらず、調度や風景などのみ、のような場面)、コロナ禍以降、主要キャラクターが出ている場面のものが増えたような気がします。主要キャラクターの場面のものが「当たる」と嬉しい一方、よくわからない場面のものが当たったときの謎解き(どの映画のどの場面かあれこれ考えること)も楽しみであったりします。

 

一方のリーフレットを開くと、宮崎駿監督が描いたジブリ美術館のイメージ図です。リーフレットには、「実際の建物とは異なる点があります」とありますが、かなり実際のものに近いです(だからこそ、リーフレットの中でマップのように扱われているのでしょうね)。

 

 

さて、受付を終えると、階段を降りていきます。降りたところがホールで、6月訪問時は、ここにカンヌの名誉パルムドールの盾(トロフィー?)が、ジブリキャラクターのぬいぐるみたちに囲まれながら展示されていました。

 

ちなみに、オスカー像(宮崎駿監督がアカデミー名誉賞を受賞した時のもの)も、館内のある場所にひっそり、但し、仲間たちに囲まれながら、飾られています。LAでアカデミー映画博物館の開館記念特別企画展として監督の回顧展が開催された時期は、不在だったのですが、終了後、また戻ってきていました。見つけるとほっこりするような場所にあるので、是非探してみてください。

 

中央のホールには、その他、「ごあんないじょ」や、「星をかった日」や「耳をすませば」に関わられた井上直久さんの壁画などがあるのですが、ここから外に出ることもできます。入館待ちで並んでいた時に、見下ろすように見ていた風景を

 

 

扉側から見上げるようなイメージです。

 

 

ちなみに、ジブリ美術館の窓や扉は、ステンドグラスが多数用いられています。中の写真はとれないのですが、外から見たところはOKということで、こんな感じです。

 

 

ちなみに、ドアノブもとてもかわいいつくりになっています。