どうしても許せなかったのは、期待していたから。
私が初めて家族のこころのコーチング講座を受講したのは、4年前。
職場の人間関係をどうにか変えたくて必死なときでした。
わたし史上最悪最低の、メンタル状態。
もうどこからどう整えていけばいいのか(-.-)
保育園を退職する少し前の状態より精神情態が酷くて、さすがにヤバイなーと思っていました。
だんだん平常心を保てないことが増えてしまい、体にもいろいろ異変が起きたのです。
ついに精神科にお世話になってしまいました。
(これは親にも長らく内緒にしてた)
あの時期は本当にいつどうなってもおかしくなった。(○すか、○されるか)
受診は、最後の賭けでした。
「あなたは、そのままで大丈夫」
具体的なアドバイスも何もなく(忠告はもらった)
たった一回の受診で終えられました。
拍子抜け?
ただ、あの時も今もありがたかったことは、担当医が話を最後まで聞いてくれたことです。
誰にもどこにも吐けなかったブラック過ぎる気持ちを否定せず、受け止めてもらえたのです。
「大丈夫だぁ?何を根拠に、、」
その時はこう思いました。
もやもやしたまま帰ったのです。
もう限界!と思っていたのに、もやもやしつつも、どこか安心できてがんばろう!と思えたことはよく覚えています。
この受診の後、私は心のベクトルを変えようと一念発起。
こころのコーチング講座に出会うわけです。
あれが「聞く」だったんだ。
「聞く」に助けられたんだな。
と、学ぶ中でようやく気づいたのでした。
過去と人は変えられない
変えられるのは、未来と自分。
うん、分かってる。
そうだよね、知ってる。
だけど、どんなに耳障りのいいこと言われてもダメだったのです。
相手に変わってほしいと本気で思ってしまい、コントロールしたくなる。
でも自分は変わりたくない!
だって、私が変わるなんておかしいし、私は間違ってないと思ってるんだから。
頭ではわかっていたのに、どうしても「相手に変わってほしい」という期待を手放せなかったのです。
コミュニケーションカラーを知って、心がしんどくなって、受講したことをちょっと後悔しました。
泣くほど苦しめられている相手。
○したいほど嫌いになってる相手の部分を、見てしまったのです。
自分の中に、相手が見えた。
一生許せない!
と思っていた相手が自分の中にもいた。
・・・いるのか。
あー、いるな。
勘弁してほしい、○にたくなる。
ならば、私が先に変わろう。
ここから、学んたことをとにかく実践しました。
トライ&エラー!!
期待は、気づいたら手放せていました。
相変わらず相手の話は聞けないけど、
そんなときは、自分の心の声を聴きました。
▪️相手が伝えたいことは何なのか
▪️何を大切にしてるのか
▪️相手が見ているのは何か
できるだけ関心を持って聞くようにして、自分の価値観を脇に置けるときも増えてきました。
そうすると、どんどん関わるのが楽になっていたんです。
ちょっと面白がり始めてる私がいました!
カラーの対応が見事にハマったことが、私の心に余裕を生んだのかもしれません。
「私は、そのままで大丈夫。」
そう思えたとき、戦うのをやめてここ(職場)を離れてもいいんだと自分に許可を出せたのです。
今、強く感じています。
相手を理解できない!
自分を理解してもらえない!
と、怒りの感情に任せるだけ任せて、関わることを諦めなくてよかった。
カラーを知れたことで、気づいたら変わっていたことがたくさんありました。
こんなわたしを、まず自分が受け入れないで、
誰が受け入れてくれるんだ!?
私は本当は、諦めなくなかったんだと思います。
どこかで信じたかったのかもしれない。
何か、を。
相手に期待しない!ということは、相手に関心を持たない!ということではありません。
カラーの違いを知ることは、自分の相手への関わりの姿勢を見つめ直すことです。
期待を手放すのと、関わりを諦めるのとは違います。
いろいろ手を尽くして、心を尽くしても、関係を持続させるのはもう難しいと思う相手はいるかもしれません。
それはご縁です。
けれども関わることを諦めない姿勢でいられたのは、コミュニケーションのすれ違いをこの講座で体感できたからでした。
この講座では、相手を通して自分を知ることで理解を深め、受け入れることにつながるワークやシェアを体感していきますよ。
職場の人間関係だけでなく、反抗期や思春期のお子さんとの関わりの姿勢を見つめ直せるきっかけになると思います。
どんな一日も、毎日がスペシャル♡
最後まで読んでくださりありがとうございます!