かつてワーママであった母。
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子育てと家庭との両立に悩む母親の本音とは
\子育てと家庭との両立に悩んだことはないの?/
この質問に、母はこう答えました。
一度だけ仕事を辞めようか、本気で迷ったことがある。
母にとっては、かなり堪えた出来事だったのだと直感しました。
保育園の後、近所の保育ママさんにお世話になり始めてしばらく経った頃のこと。
今まで、私だけを可愛がってくれていたおばさんが、一緒に預かるようになった小さな弟を明らかに可愛がるようになり、、
おもらしやおねしょをするようになったそうです。
その時は、口には出さないけど
愛美は本当は寂しい思いをしてるのかな?
と罪悪感が生まれて、
初めて仕事を辞めようかと迷った。
と、遠い目をして話します。
・・・え?
そんなこと??
私は、そう感じたんです。
だってさ。
おねしょもおもらしも、3才や4才じゃ別に不思議じゃないじゃん。
しかも、私はこのことを全く覚えてない。笑
保育園も保育園の先生もお友だちも大好きで、一度の行き渋りもなく、保育ママさんちにも行くのが楽しみだったんです。
(保育ママの中学生のお姉さんが、とっても美人で優しかった)
ただ、子どもを朝から晩まで他人に預けて働く母にとっては、
子どもが「寂しいと言わないなら」それでオッケー!
とは思えなかったんだろうな。と
生活のためというより、自分が好きで仕事を続けると決めたこと。
どんなに周囲に感謝しているとはいえ
どこかで、子どもに対して
「寂しい思いをさせないように…」
と、ずっと様子を見ていたんでしょうね。
子育てをサポートしていた祖母との喧嘩の原因の9割は、そこだったと聞いています。
「小さいうちは、母親がみるべき」
「保育園に預けるなんて可哀想でしょ」
「母親としてちゃんと子育てしなさい」
「仕事なんて今じゃなくてもできるでしょ」
当時の祖母は、そういう考えでした。
それでも、母は親としての考えを繰り返し伝えたと言います。
▪️子どもは、いろんな人と関わって育てたい
▪️病院しか知らない娘の成長を、ゆっくりだとしてと保育園に通わせることで促したい
・好きな仕事を続けて、その姿を子どもに見せたい
せめて家での食事だけは、ちゃんと作る!と決めたのは、もしかしたら…
料理上手な祖母に対して
母親として、きちんと子育てをしている姿
を見せたかったし、認めて、褒めてほしかったのかな?
結局母は、楽しくしてる子どもを信じようと言う父の言葉に、仕事を続ける選択をしたのでした。
おもらしも、おねしょも、それからすぐに終わったらしい
子育て中の話を聞いて、知られざる母としての想いを感じることができました。
子どもの目線で見ていたり、感じていたことを大人になってから聞いてみるとまた違った感覚です。
職場によく連れていってもらっていて、
仕事中の母が好きだったなぁとか。
本当に楽しそうで
子ども達に優しくて
いつも笑ってた
好きなことをしていきいきしているのが、子どもの私にしっかりと伝わっていたんですね。
子どもが○○なのは、自分が仕事をしているせい
目の前の子どもの姿をみて、ちょっと不安に思うことってありますよね。
それが、仕事をしているせいで
愛情不足でそうなってるのかな?とか
家庭と仕事を両立しているお母さんが仕事を続けるのを迷うって、子育て中きっと何度もあるんだろうと思うんです。
おそらく、自分のことだけなら迷わない。
むしろ、スパッと辞めれるかもしれないし、
もっとハードワークになっちゃうかもしれない。
やっぱりね。
迷いの元にあるのは、
子どもへの愛なんですよね。
いくら仕事が好きで楽しくても、
忙しくてイライラして、
それをついぶつけてしまった夜は
寝顔に、ごめんね…と謝ることもある。
周りにあれこれ言われても、
家計を支えるために踏ん張れるもの愛だし、
それを子どもながらに理解してくれたら
ありがとう!って、笑顔になれる日もある。
子どもへの愛と自己実現の狭間で揺れること、
あるだろうなぁと、想像しながら…
今、私が思うこと。
いろんな矛盾や葛藤を抱えながらでも、
お母さんは、自分を責めることなく
自分らしい子育てをしてほしい。
仕事を続けても辞めても、どちらを選択してもいいんです。
どっちのお母さんも、子どもは大好きなんだから。
お母さんが、いきいきしている姿が何より嬉しいんだから。
今は大変さが分からなくても、子どもはちゃんと見ています。
大事なのは、一緒にいる時間の長さとは限らない。
一緒にいる時間をどう過ごすかの方が、私は大事だと思うのです。
離れている時間をも味方につけて、親子としてかけがえのない「今」を過ごしてほしい。
お母さんは、お母さんの人生を楽しんでいい!!
迷ったときには、自分に聞いてみてくださいね。
『私は、どうしたい?』
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